「選手コメント」天皇杯準々決勝・FC東京対浦和レッズ

続いて選手コメントです。

▼平川選手
なんとか1試合でも多く勝ち進んで、堀之内と一緒にピッチ立てるチャンスを作りたかったし、堀さん、天野さん含めてこのメンバーでやれるのが、勝ち進んでいくしか可能性がなかったんで、1試合でも多く、1日でも多く一緒にサッカーやりたかったんですけど、こういう結果になって残念です。

(山田暢久選手が怪我をしてリズムが変わったか)
早い時間帯での怪我っていうのは、チームとしてもそのメンバーで一週間やってきてますし、試合はいい入りが出来ただけに、ヤマさんの怪我は少し痛かったなと思います。でも野田もあの時間から難しい入りでしたけど、よく最後まで頑張ってくれたと思います。

(FC東京のプレスは予想通りの厳しさか、それとも予想以上か)
予想もしていたし、前からくる分、打開できちゃえば十分チャンスは合ったと思うんですけどね。少しやっぱり前半うまくはめられたかなという。もう少し自分のサイド、右サイドで起点を作れれば良かったなというイメージはありましたけど、少し相手もプレスの掛け方が左、左に持っていかされてかなというイメージがあったんで。後半割りとさわれてゲームの組み立てに関われたけど、前半あんまりさわらせてもらえなかったイメージがある。

(1年を通して先に点を取られて負ける試合が多かったが、今後はどうしていきたいか)
今日に関して言えば、負けてる状況での後半、チーム全体慌てずに入れたし、最後数分はパワープレーみたいになりましたけど、それまでは自分たちのリズムでうまく組み立てながらサッカーしていく中で決定的なチャンスもありましたから、あそこで決めれるかどうかっていうポイントだと思うんですけど。負けているからといって最後みたいなパワープレーを早い時間からやるんじゃなくて、やっぱりきちんとした組み立ての中でやっていくということが、今出来始めていると思うんで、まぁ来年監督変わりますけど、慌てるんじゃなくて90分の中で通して最後まで自分たちのサッカーをやるっていう部分と、あとはどうしようもなくパワープレーになるっていう部分もあると思いますけど、決定力のところ、今日で言えば司のところで決まっていれば展開も大分変わったと思うし、延長は入らずにウチがもう1点取れたチャンスもあると思うんで、そういうところ詰めていければ良くなってくると思います。

(そういうじっくりやる時にサポーターからもっと急げというようなコールがあるが、気になるか)
気にはなりますけど、気にしないようにしているというか、監督自身も周りのそういうのがあるのがわかっている中で、じっくりやらなきゃいけないっていうのを伝えてくれているんでね、選手としては監督もそう言ってくれている中で自信を持ってできますよね。ある程度サポーターは前へ前へというプレーを望む中で、慌ててはいけないというチームでの統一意識がありますから、そこを監督の方からそうやって言ってくれているんで、うまく出来始めているんじゃないかな。中にはやっぱり慌てて前に1人で突っかけていってしまう選手だったり、まぁいろいろあると思うんですけど、今出来始めているところだったので、もう1試合、もう2試合、やっぱり決勝まで行ってやりたかったなと思います。

(そこはサポーターにも理解してもらいたいところか)
まぁ理解してもらいたいかどうかは別ですよね。やっぱり点が入るところを見たいだろうし、そういうのを楽しみに来ているわけで、それに応える必要はあるんですけど、僕らとしてはやっぱり色んなビジョンがあって、戦術の中でやっているんで、それはチームとして続けていかなきゃいけない。ある程度、言い方悪いけど無視した中でやっていかなきゃいけない部分ってあると思うので、そこはすごい歯がゆいというか、メンタル的にもちょっとキツいですけど、やらなきゃいけないと思います。

(昨シーズン終了後に「クラブみんなが同じ方向を向いてやっていかないと」と話していたが、この1年間、それはできたか)
厳しかったですかね。ある程度の期間が必要なのかなってものすごく思うし、結果がでない事で状況を変えているといつまで経ってもビジョンは定まらないし、その中で選手自身が迷ってしまうので、やっぱり来年から新しい監督になりますけど、長期的なビジョンを持って、全員が本当に、浦和レッズと言えばこういうサッカーというのが浸透して、それがどの選手が出ても同じようなプレーが出来て、なおかつ自分の個性を出せるような。やっぱり1年、2年積み重ねていく事によってどんどん良くなっていくと思う。まぁ結果出さないと監督変わるっていう事はこの世界ありますんで、結果を残しながら、最低限残しながらそういう風に長期的なビジョンを打ち立てていければいいかなと思いますけど。

(その兆しが、今最後にようやく見えてきたようなというところだったが)
そうですね、でもまた変わりますから。どんだけ変わるのか、がらっと変わるのか、また来てみないとわからないし、始まってみないとわからないですけど、あれだけ広島でいい成績残していた指導者なので、とにかく早く選手みんなが馴染んで、監督がやりたいサッカーの意図を汲んで、なるべく早く結果出しながら長期的にできればいいと思います。


▼山田直輝選手
完全に崩されて1点やられたんで、逆にあれ以外は完全に崩されたってシーンはあんまりなかったと思うので、前半の相手がいい流れの時に1点失点してしまって、こっちがこっちの流れの時に点取れなかったというのが今日の敗因だと思います。

(最終ラインに吸収されるくらい下がってプレーしていたのは野田選手のカバーを考えてか)
特にそういうことはなかったです。野田くんともずっと一緒にやっているし、野田くんだからとかそういう特別な感情は持ってやっていなかったですけど。まぁ、僕が下がってたっていうのは多分相手の流れだった時だったんで。

(後半は相手がしっかりとブロックを作ってきていた)
そうですね、こっちもシュート撃つところまでいっていたんですけど、相手の最後の身体の張りだったり、最後の寄せっていうのがすごい早かったなというのは感じました。

(堀監督の最後の指揮になったが、伝える事など)
ユースの時からお世話になっていて、少しは恩返ししたいと思ってやっていたんですけど、また助けてもらったというか、借りを作っちゃったなっていう感じでした。でも堀さんは僕より上の人なので、これからもお世話になる事ばっかりだと思いますけど、感謝の言葉でありがとうございますっていうのが、今一番堀さんに伝えたい言葉かなと思います。

(苦しいシーズン、この経験を無駄にしないようにとずっと言っているが、来季に向けては)
この経験を大事にしないといけない、いい経験にできたか、その経験を活かせなかったかというのは未来にしかわからないことなので、その何年後かわからないですけど、その時に残留争いの経験をして良かったと言えるようにこれから成長してかないといけないと思います。


▼マルシオ・リシャルデス選手
チャンスを活かす事ができなかった、まぁサッカーではよくある話ですが。チャンスを活かしきれなかったからこそ、こういう結果になってしまったと思います。
ゴールの方向にボールを運ぶ事は回数だったりそういったチャンス、きっかけを作る。きっかけはあったんですけど、最後まで活かしきるって言う事ができなかったのと、やっぱりもっと前を意識するべきだと思いました。

(前の意識が足りないか)
間違いなくそうだと思います。ゴールを決められなかった事が出来なかったから。もっと動き出してもっとチャンスを作ることだったり、もっと良い決定力、決定づける事がチームに足りない。たまにはやってもうまくいかない時もありますし、チャンスがあってもうまく今日みたいに活かしきれない時もあると思うんで、すべてにおいてもっとしっかりと改善していったほうがいいと思います。

(レッズに移籍して1年間どうだったか)
皆さんがわかっている通り、非常に難しかった。1年間ずっと苦しんでいる状態で、なかなか勝つ事もできず。起きた問題は置いといて、嫌な事に関してはあんまり思い出したくないし、チームの中で取り入れてしまった嫌な要素っていうものを全て捨てて、来年のためにしっかり気持ちも切り替えて、そういった嫌なものを全部捨てた状態でいいチーム作りに来年からもう一度頑張っていきたい。みんなとまたいいチームが作れると思うので。
本当に良くしていかないとマズいでしょう。サッカーというのは非常に難しい時期をどういう風に乗り越えるかっていうのがすべてだと思うので、しっかりハードワークを絶対に失わないで、しっかりいい準備をして戦う事。ほんとにいいチームだと思うので、しっかり来年に向けて、例えば僕1人で調子が良いのも良くないし、チーム全体がどういう風に上げていくのかっていうことがものすごく大事だと思うので、チーム全体の働き、ハードワークを絶対に失わずに来年しっかり戦い抜きたいです。


▼濱田水輝選手
(相手が高めにプレッシャーをかけてきた試合が久しぶりだったと思うが)
前半、個人的にミスから入ってしまったんで、ちょっとそれを恐れてあまり周りが見れていなかったかなと思いました。ただ、逆に相手がけっこう来ていたんで、最初のプレッシャーをかわせば、けっこう間で受けれるっていうのは前半からわかっていたので、それをしっかり間を顔出してっていうのをハーフタイムにみんなで話して、その結果、後半はボールが入る事が多くなったと思うんですけど、相手のディフェンスが粘り強くて良かったと思います。やっぱり先制点あげないことが大事だなって改めて思いましたし、失点してしまったんで、ディフェンスの責任かなと思います。

(山田さんの負傷交代のタイミングは悪い時間だったか)
あれでちょっとバタバタしてしまったところがありましたけど、野田くんも全然やり慣れているし問題はなかったですけど、あそこで交代枠が一個減っちゃったっていうのは、ちょっとプランがというか、他が狭まったかなと思います。

(個人的にミスから入ったとの話だが、チームとしても全体として受けに回ってしまったか)
後ろから繋ぐっていうことが、あまり前半の最初はできていなかったなと。前半の途中から徐々に、しっかり落ち着いてやれば回せるっていうのはわかったんですけど、最初にやっぱり相手の勢いでうまく出来ていなくて、蹴ってもセカンドボール拾われるし、間狙っても引っかかるっていうのが多くて、それは相手の出方を見ながらやらないといけないところだったと思うんですけど、もうちょっとうまく対応できたら良かったなと思います。

(ハーフタイムに顔を出す話は水輝くんが)
いや、みんなでですね。

(前半から気付いていたけど徹底したという感じか)
そうですね、ちょっとボールが良く弾むというのがあって、僕ひとりだけじゃないと思うんですけど、あんまり勝負のパスが出せなくて、ダイレクトとかで出せるコースは見えているんですけど、もしもミスった時のカウンターを食らうとか考えてしまって、それでちょっとずつテンポが遅れたなと感じました。

(一年を終えて、去年は最後悔しい思いで終わったと思うが、今年はどんな気持ちで終えたか)
やっぱりもっと長くやりたかったですね。それはこのメンバーでやるのももうないし、個人的に監督への思いっていうのが強かったんで、もっといい思いをさせて上げたかったというのはあります。

(そういう気持ちを自分の上がっていく原動力にして)
そうですね、はい。来年も堀さんはチームにいると思うんで、成長した姿を見せられるように頑張りたいです。

(サポーターはコーナーで水輝くんのコールをやっているが)
そうですね、期待されているのはすごく伝わります。決めれてないんで。今日も一回当たったんですけど、あれはちょっとタイミングが良くなかったんで、あんまり入る気しないなっていう感じで撃ったんですけど。そこですね、来年はそこをもっとうまくなりたいです、点取れるディフェンスになりたいです。今年途中から走り方とかタイミングとか外し方とか少し掴んだかなと思うんで、あとは動くボールに対して自分がどういう風に合わせるかの技術のところ、もっと磨いていければ点を取れるチャンスも増えると思うし、チームを助けられると思うんで、来年は跳ね返すだけじゃなくて狙うヘディングも練習したいと思います。

「監督会見全文」天皇杯準々決勝・FC東京対浦和レッズ

浦和レッズ 堀孝史監督

○試合について
本当に選手も僕自身も勝ちたかったゲームだったのですが、残念な結果になってしまいました。FC東京さんはJ2で苦しい思いをしてきたチームだけあって、非常にタフなチームでした。勝ったことについておめでとうと言いたいです。このあとも頑張って欲しいです。
ゲームに関しては、選手たちがトレーニングを通じて伝えたこと、意図していることを表してくれたのですが、結果に結びつかなかった。選手たちはよく走ってくれて感謝しています。狙い通りのことをやってくれたにもかかわらず、こういう結果になってしまったので、自分の力のなさを感じています。


【Q】
後半は押し込む時間があったと思うが、前半があまりうまくいかなかった原因は?

【A】
前半はディフェンスライン、自分達の攻撃の始まりのところで多少プレッシャーを感じていたなかで、狙っているところにボールを運べなかったと思います。一番大きいのはそのようなプレッシャーを受けた点だと思います。


【Q】
今日が最後の指揮となったが感想は?

【A】
天皇杯に関して、リーグと並行して進んでいる時はメンバーを変わりながら進んでここまでこれた。選手たちに感謝したい。
ただ、今日の試合に関しては、今考えられるメンバーで臨み、交代選手を含めて全力でやったのですが、力が及ばなかったです。
短い時間、約2ヶ月間やってきましたが、選手たちはこちらの言っていることを良く聞いてくれて、それに対してよく取り組んでくれたと思います。それでうまくいかった部分というのは、僕の力が足りなかったと感じています。
選手には本当に感謝しています。


【Q】
前半に途中交代した山田暢久選手の怪我の状態は?

【A】
今、病院に行って確かめているところなので、現時点ではわかりません。


FC東京 大熊清監督

○試合について
前半に関してはうちがパスを繋ぎながら、ナオを入れた意図を含めて、ちょっと出来すぎというか、非常に運動量もあったし、ボールも回せたし、あれが90分できるようになればチーム力がついたかなという前半でした。
なかなか前半どおりには後半はいかないと確信があったので、そのなかで粘り強い守備まではJ2で培ってきたものをやれましたが、もう1こ落ち着いてサポート速くして、中盤を刻んでカウンターで2点目という、チームとしてのボールを奪ったあとの共通認識を上げることが今後の天皇杯2試合と来年J1でチームとして必要なのかなと感じました。
我慢しての守備というのはできましたが、あのままJ1で守りきることは難しいので、今挙げた課題を日にちは少ないですが修正し結果がチームとして見えるような形で戦っていきたいと思います。
また、元旦に戦うという歴史がFC東京にはないので、どうにか1月1日にサッカーできるように切り替えて集中して次の試合をやりたいと思います。

「選手コメント」天皇杯4回戦・浦和レッズ対愛媛FC

続いて選手コメントです

▼梅崎選手
焦れずにコートを幅広く使いながら、サイドチェンジを繰り返しながら相手の穴ができたところを突いていこうという感じでやっていたので、支配率もすごい高かったと思いますし、じれずに回していたと思いますし、その結果、いい形も作ったと思います。何よりセットプレーから点を取れたことがすごい大きいですし、試合を楽に運べたかなってかに感じました。

(向こうは両サイドが引き気味になってブロックを作っていたが)
まぁ、けっこうそれは、前からプレッシャーっていうのは来ていなかったので、ディフェンスラインからつないでいこう、ディフェンスラインから運びながらやっていこうっていうのは言ってたので、相手の出方を引き出してうまくサイドから崩していければいいなっていうのは、思いながらやってました。

(引いた相手、ブロックを作った相手でも、バルサ、メッシのスルーパスとか戦いぶりをみて、参考になるところなどはあったか)
スルーパスっていうよりは、やっぱりどこかでドリブルで打開していくっていうか、うまく相手を引きつけていく、嫌なところに入っていってっていうのは、自分の中でも一つ課題として今取り組んでいるところなんで、抜ききるって言うよりは相手の間のスペースに入っていって、突っかけて誰か出てきたところをうまく使うとか、逆に他のマークが引きつけられるんだったら、そのままスルスルスルって抜けることもあるんで、それは意識しながらやっています。

(前半はセットプレーから取れたが、流れの中からのチャンスは少なかった。問題点などは)
そうですね、でもリードしている展開だったんで、無理に人数をかけ過ぎてカウンターを受けるっていうのはちょっとリスクがあったので、そこのリスクとうまく考えながらボールを回したと思いますし、もちろんもっと決定機をたくさん作る事もすごい大事ですけど、リードしてやっぱり試合巧者にゲームを運べたんじゃないかと思います。

(これでもう1試合やる権利を掴んだが)
やっぱり少しでもこのチームで長くやりたいし、ホンと一つずつ目の前の試合を戦っていく、それだけなんで。次の相手、FC東京もすごくいいチームだと思いますし、それこそJ2関係ない相手だと思うんで、やっぱりこのチームとしてのやり方、方向性をもっともっとやっぱり濃密にしていきたいし、自分たちのやってるサッカーを信じて、みんなの共通意識っていうのもすごい高くなってきていると思うんで、もっともっと良くしていきたいですね、このサッカーを。チームとともに個人的にも、もっともっと成長したいし、試合があるってことは成長できるって思うんで、どんどんチャレンジしていきたいですね。

(さっきの課題も、もう1試合あるってことでさらに挑戦できるか)
またしっかり一週間あるんで準備して、練習の中からいろんな事に取り組んで、試合にまた今日得たモノを活かしていく、その繰り返しだと思いますね。

(リーグが終わって、今日の試合は落ち着いて平常心、普通の状態で試合に入れたのではないか)
そこまでプレッシャーを感じずやれたと思いますし、やっぱりリーグとはまた全然違うんで。でもさっきも言いましたけど、残れているということは成長できるチャンスがあると思うので、今年個人的には久しぶりに試合に出続ける事が出来て、色んなものを感じたんで、それをどんどん次の試合に活かしていきたいなっていう気持ちです。

(やはり元日までいきたいか)
いやぁ、もちろん、そりゃ行きたいですね。年に2回も相手の優勝を見てしまったので、目の前で。なかなかそういう経験もできないですけど、やっぱりホンと悔しかったし、力の無さを痛感したので、もっともっと一つずつ成長できるようにチャレンジし続けて、勝ち続けていきたいですね、このチームで。


▼平川選手
(残留争いの重圧から解けたのでは)
そのプレッシャー自体からは、違う大会なんで全く無い状態で、あとトーナメントなので負けたら終わりっていう中で、本当にこのメンバーで、堀監督の下でやれるのもこの大会、本当に悔いがないようにみんなでいい成績残したいし、そういった苦しい状態で引き受けてくれた監督に花を持たせたいっていうのもあるし、みんな、本当にチームが一つになっているって感じがします。

(本当に今日は高くも低くもない普通のテンションで試合をしていたように見えた。穏やかな精神状態がチームに戻ってきたのか。)
慌てることなく、監督が今ずっと言うのは、90分、慌てて突っかけていって取られるとか自分勝手なプレーをするんじゃなくて、チームとして焦れずにボール動かして、無理だったら動かしてサイド変えてって、90分のゲームコントロールっていうのを課題に上げている中で、だんだんみんなが落ち着いてできてくるように、流れを読めるようになってきたし、今日は本当にセットプレーがいい時間に入ったから、余計に落ち着いて出来たと思うし、あれが入らずに0対0のままでいったとしても同じようなプレーができるようにしていきたいと思いますね。

(浦和のプレーはボール中心にして人がある程度集散しながら運んでいく形ですが、バルセロナのサッカーを参考にしたいとかはあるのか)
あんなサッカーが出来たら嬉しいですけど、でも目指すところというか、ポイントポイントね、間で受けてみんなが流動的に動いてっていう部分は、どんなサッカーでもどんなチームにも必要なものだと思うし、学べる部分だと思うんで、そういった部分は盗んでいきたいし目指していくというか、そういうサッカーになっていけばいいと思いますけど、とにかくみんなが、誰かが自分勝手なプレーをするんじゃなくて、誰かが動いたらそのスペースに入ってっていうような、みんなが流動的なサッカーっていうのが出来てくれば、もっともっといいと思うし、引いた相手にも色んな穴を見つけて入っていく事もできるんじゃないかと思います。

(今日は相手の守備が堅いのを見て、柏木選手が下がって両サイドの裏を狙い、特に平川選手も上がる事を意識していたようだが)
そうですね、陽介が受けると相手のディフェンスが中に絞りだすんで、そうすると外が開くっていう中で、陽介がよく見て使ってくれるし。ほんとにみんな色んな考えの中、陽介が入っていったら啓太が抜けたりっていうことをしたり、本当、いろんないい形が出来ていると思います。

(平川選手の動きを他の選手達も先読みしてパスを出している場面も見えたが、出てくるという実感は)
欲しいタイミングで上がった時に出てくる回数も増えてきているし、話も出来ているし練習の中でもいいコンビネーションが出来ている中で、ここリーグ最後の何試合かで、右サイドからいい得点までいったっていう形が出来たんで、チームとしても使えるなというイメージはあると思うし、またそこがケアされてくれば逆サイドが空いてくるっていうことも期待できると思う。今はどんどんやっていきたいし、そういう攻撃の合図というか、俺が動き出したらみんながパッとスイッチが入るようになれば、また一つの武器になると思うし、一つのオプションとしてやっていければと思います。

(これで元日まであと二つ、意気込みは)
もう失うものは無いし、ハードワークしてこのメンバーで一生懸命動いて、勝っていきたいと思います。

(今日は最後に三上選手が出場したが思うところは)
出てくればマッチアップする可能性もあるなという中で、入れ替わりになってしまいましたけど、最後本当に三上らしいピンポイントクロスで、チームとしては課題もあるしきっちり修正しなければいけないですけれど、素晴らしいクロスから得点で、まだ出来るんじゃないかなって思っちゃうようなプレーでしたけど、本人が選んだ道なんで、また次の道で成功して欲しいなと思います。

(同期がピッチを去ることで、将来を考えたりはすることは)
同期がそういう風になって、明日は我が身じゃないですけど、いつそうなるかわからない中で、サッカーやれることに感謝しなきゃいけないし、どんどん、もっと今まで以上に必死に取り組んでいきたいし、チームのためにやれることをやっていきたいと思います。


▼マルシオ・リシャルデス選手
集中しながら、風の抵抗が無かったのでその風の向きと同じような方向でボールを強めに入れようとして、それがうまく働いたんだと思います。非常にいいシーンだと思いました。

(2点目はセットプレーから大きなチャンス)
堀監督の下、日々練習している事がうまく出来たんじゃないかなと思います。やっぱり選手間同士でのイメージっていうものがはっきりしていたっていうこともあると思うし、山田選手がセカンドポストでしっかりスペースを利用していたっていうのが効果的だったんじゃないのかなと思うので、その後ろに流したボールを一樹選手が中に流し込んでくれた。いいシーンだったと思います。セットプレーに関してはものすごくいい練習ができていると思うし、そういったしっかり集中した中でやれた練習のおかげでこういう試合が出来ると思います。本当に良かったです。

(来週はFC東京)
これから一戦一戦、難しくなっていくと思います。だから絶対に気持ちっていうのが、ものすごく一番関わってくると思うので、選手間同士の中でしっかり気持ちを、強い気持ちで一戦一戦臨むことが一番大事になると思います。そのACLを前にして、大きなチャンスが目の前にあるので、そのチャンスのために一生懸命戦う事と、みんなにいい喜びを与える事が僕らの一番の希望です。本当にいい状態で次の試合に臨みたいと思います。

(浦和でフリーキックを初めて決めたと思うが)
そうですね、初めてですね。リーグでもなかなか蹴るチャンスが無かったんですけど、今日は3回ぐらい蹴るシーンがあって、そのチャンスをうまく利用できたのかなと思います。リーグの中でもこういったチャンスをもっともっと増やして、いい状態に持っていけるような連続性が必要だと思いますし、今日の試合はそういったチャンスをうまく利用できたと思います。

(久しぶりの感触はどうだったか)
確かにずっと自分の武器であるフリーキックで決める事がなかなか無かったので、非常に嬉しいです。やっぱり自分のチームの力になれたのがものすごく嬉しいですし、みんなと一緒に喜びたいですね。やっぱり一番大事なことなんじゃないのかな、みんなで一緒に喜ぶことが。

(得意のフリーキックをしばらく蹴っていなかった理由は)
膝にちょっと違和感を感じていました。しばらくの間何もせずに、まだ少し痛みっていうものはあるんですけど、しっかりこれからも明けてから休日もありますし、休息と自分の体調をもう一度、しっかりいい状態に戻すという事が、今一番出来る事なんじゃないのかなと思います。しっかり天皇杯が終わってから体を休めることが、その怪我の一番良くなる方法だと思います。


「監督会見全文」天皇杯4回戦・浦和レッズ対愛媛FC

浦和レッズ 堀孝史監督

○試合について 戦う前から難しいゲームになるなという予測はしていながら、やっぱりそういうゲームだったと。なかなか意図していたものがうまく表現できなかった部分もあったんですけど、セットプレーからいい形でゴールを奪うことができて、そういった意味ではなかなかそういうことが今までなかったんですけど、いいゲームの、そういった意味でのゲームの進め方というかゲームの進み具合というのには選手に感謝しています。まだ先は続きますので、またしっかり自分たちのものを見つめなおして次に向かって準備をしたいと思っています。

【Q】難しいゲームになったというのをもう少し

【A】自分たちの立ち位置と相手の立ち位置をうまく見たときに、なかなか今まで対戦したことがないような立ち位置の相手だったということで、フリーになる人間ですとか、スペースがどこにできてくるかっていうことを、もう少しゲームの中で見られて、そこにボールをしっかり運べるようなことがもう少しできればよかったなと、攻撃面で。守備面でも普段いないようなところに相手の人が出てきたりとかする部分があるので、その辺をどうマークするのか、どう受け渡すのか、そこを見ないでおいていいのか、その辺のところがもう少しうまくできればな、という風に思っています。

【Q】原口選手の処分が明けるが、岡本選手の怪我が治ってない段階で処分が解けることに抵抗はあるか

【A】今の時点ではそのことはあんまり考えていないというか、今ここでぱっと答える事っていうのが、今の時点で自分でできてないです。

【Q】最後の失点したことについて

【A】何人か、身体に問題を抱えている人間がいて、そういった意味で交代をそこに使うってことも考えていた中で、それ以外の人間でもやはりゲームで疲労してくるとかっていうものがあった中、ちょっと最後、落ちてしまった部分があって、その辺のフィジカル的なものもそうですし、あとは意識も、3対0になったということで意識も当然あるのかもしれないですけど、その辺の部分はまた見直さないといけない部分かと思います。

【Q】次の試合に向けて今日見えた一番の課題は

【A】次の試合にですか?相手が違うので、今日のゲームで見えた課題というよりも、先ほどの質問にもありましたけど、最後までしっかりやらなければいけない部分ですとか、そういったところをまた。次の相手、FC東京さん、タフなチームだと思いますんで、そういったところをしっかりやらないと痛い目にあうんじゃないかなと思っています。試合を通してしっかりと戦わなければいけないかなと思います。

愛媛FC バルバリッチ監督

○試合について

前半は最終ラインの3人とサイドの2人が5人、直線で並んでしまって、そこが問題になっていました。そこで最終ラインの特に3人のところですけど、フォワードが1人いて、もう1人、特に8番、あるいは22番が我々の最終ラインの後ろに入ってくるんですけれども、そこに対して我々の3枚がしっかりチャレンジできていなかった。そのぶん彼らとしてはそこの空いているスペース、そこの間のところからコンビネーションをやる余地ができてしまった。ただ、そんなにそこからチャンスは作られなかったと思いますが。そこから失点はセットプレーから二失点していまいました。フリーキックとコーナーから。後半に関しては我々の方が前半に比べて内容も良くなりましたし、ポゼッションも強くもつことができたんですけれども、三点目が、我々の最後残っていた最終ラインの2人の反応の遅さから三失点目を喫してしまい、そこで実質試合は終わってしまったと。浦和は勝つべくして勝った試合だったと思います。またこの大会、このカップ戦の今後の彼らの頑張りを期待したいと思います。

○質疑応答 【Q】前半は風下だったが

【A】我々の方に向かってくる向かい風でしたから、浦和の方に風が有利に働いたことは働いたと思います。特に最初のフリーキックですね、キック自体も非常に素晴らしいものだったと思いますけど、あそこでも風の影響というのは多くあったと思います。ただその風とは別に、さっき言ったように前半は、最終ラインに3バックとサイドの二人が並んでしまって、そこに相手はフォワードプラス二枚、両サイドにサイドハーフが二人あがってきている状態で、そこから我々としては前に押し返すことができなかった。ですから5人になってしまった最終ラインの前にスペースができて、また中央の3人にチャレンジもなかなか無くて、そこでコンビネーションをやらせてしまった。ただそこからそんなにチャンスを与えることはなかったと思います。プランとしてはサイド2人が後ろの3枚に吸収されて5枚に並んでしまうのではなくて、サイドの2人が前に、もっと高く立ってチャレンジをして、それに合わせて後ろの3枚がついていく、スライドしていく、逆サイドが落ちるというのがプランだったんですけど、実質、後ろ3枚プラス、サイドの2人の選手が吸収されてしまって5人が並んでしまったので、その前のところで比較的自由にされてしまったと。それが前半に関しては非常に大きな問題になっていました。

【Q】今日の試合を通して浦和との力の差を感じたか

【A】技術的に非常に高い選手が多い。非常にボールのコントロールが彼らは上手な選手が多いですね。ですから今日の、特に前半のように、そういった技術的に質の高い選手に対して、自由にやるスペースと時間を与えてしまうと、やっぱり彼らはボール扱い上手ですから速く繋いでくる、我々としては後手になってボールの後をついていかざるを得ない状況になって、前半のように問題が生じてしまう。

【Q】最後に三上選手を投入した意図は

【A】彼はここ(浦和)でプロキャリアを始めた選手ですし、これが彼にとってのプロとしての最後の試合になるということでしたので、そういった彼にとっては特別な試合でしたから最後起用しました。ただ本当はもう少し早く出してあげられれば良かったなと。

【Q】今季最後の試合になってしまったが、来季はどういったサッカーをやりたいか

【A】狙いとするサッカーというのはそこにいる選手の質に応じたものでなければいけないと思います。クラブとして当然補強しなくてはいけないですし、限られた可能性の中での補強を行わないといけないんですけど、ある程度、今のところ補強の目途というのはついていて、そういったことも含めて今年あったようなナイーヴさ、不用意な中盤でのミス、そういったものは減らせるのではないかと思います。今年のシーズンを通して問題だったのは、プレーの安定性だとか安全性というのが非常にかけていた。ミスがあったりボールを簡単に失ったりと、そういったことはやはり、まずは来年改善しないといけないところです。システムに関しては今やっている3-4-3、あるいは4-3-3にフォーカスしてやっていきたいと思います。

「選手コメント」J1第34節・浦和レッズ対柏レイソル

続いて選手コメントです

▼柏木陽介選手

(向こうが優勝決まって) 今日に関しては完敗やったし、しゃあない。レイソルはしっかり年間を通して戦って結果を残してきたから、ああいう風に喜べるっていうのはもちろんあって。だからレッズもそういう風にしていかないといけないと思うし、目の前で優勝見たっていうのは、良くはなかったけど経験としては良かったし、この悔しい思いをまた次に繋げたらいいかなと思う。

(直輝が1トップで、どう使うイメージだったか) 出入りしながらみんなでっていう感じだったけど、結局俺とマルシオが引いちゃって、回しに入る事によって距離も遠くなったし、裏に走る選手がいなくなった。相手は前に狙うのが強かったし、前の対応なんかすごい良かったけど、やっぱり最後まで裏は狙えず、そういう風になったりとか。直輝が悪いってわけじゃないと思うし、直輝を入れた事によってもっと工夫して戦うやり方はあったんじゃないかなと思いますし、自分含めて選手みんな反省していかないといけないとこかなと思います。

(後半の立ち上がり、浦和ペースになったのはハーフタイムの修正が良かったのか) こんだけたくさん入ってくれる、俺が来てから初めてこんなにたくさん人が入ってくれたんですけど、そん中でプレーする中で恥ずかしい気持ちもあったし、なんとか自分たちの出来るプレーっていうか、良さっていうのを少しでも出していかないといけないと思ってたので。そういう思い、あとは原くんが入って、やっぱり裏に抜ける動きとかボールの収まりとかができたから、より前に出易くなったというのはあったので、いい距離感でプレーできた。逆に俺は原くんからワンタッチ抜けたパスに対して俺が折り返しじゃなくてシュート撃ってたら、入ってたかもしれないし。原くんが入って出てっていうところに俺が入ってくるとか、抜けたりっていういい関係でプレーできたから。そういうのを前半からやらなあかんと思います。

(ヘディングゴールは初めて?) ヘディングゴール初めてです。それでちょっとリズムは出来たから、そのリズムで来たっていう事に関しては良かった。まだまだミス多いかなと思うし、チームとしても出しどころが今日は本当になかった気がするから、そういう時は簡単に預けながら自分がまた貰える位置に動き直すとか、そういう簡単なシンプルな事をもっとやっていければ、やっていかないと俺は上に行けないなと思う。自分が全部やるんじゃなくて、もっと周りを使いながら自分がうまく活きるようにプレーできたらいいと思います。まぁ天皇杯あるんで、ACL取れるように頑張ります。

▼平川忠亮選手

もちろん納得いってない、残念な内容だったと思いますし、立ち上がりやっぱり向こうの勢いに押し込まれて、ウチも1トップが直輝っていうことでね、どうしても裏のスペースをなかなか突けなくて、後ろで動かしているうちにどんどん押し込まれて、結局自分たちでピンチを招いてしまうっていうシーンが多かったので、そこをうまく後半修正できて、自分たちのペースでうまくゲームを運べたし、得点も出来ましたし、ある程度やれるなっていう手応えは感じましたけど、結果的に3対1っていう意味では全然まだまだ。チームの実力として柏は強かったですし、自分たちはまだまだやっていく必要があると思います。

(直輝が1トップの形は、真ん中の選手達がもう少し高い位置を取りながらのイメージだったのか) そうですね、直輝、陽介、マルシオ、あそこが流動的に動いて、色んなスペース出て行ったり戻ってきたりっていう、直輝に任せっきりというよりは色んな動きが出る事が狙いだったと思うんですけど、なかなかやっぱりうまくハマらなかった部分があったと思います。

(これまでの1トップにボールが収まる形と違って、サイドとしても上がり難かったか) やっぱり1回裏を取る事で相手のディフェンスラインを下げさせる事ができますから、そうすると割とサイドが高い位置、深い位置まで入っていけますし、あれだけ足下、足下で回していると、相手は裏が無ければ、もちろんディフェンスに関して前に強い選手が多いですし、そういう中で相手の思うつぼだったかなという感じがします。

(後半は浦和も裏を使って押し戻したが、ハーフタイムにそういう話をしたのか) 一樹を入れたことが、まずやっぱり裏への動きがない、そういう意味での投入だったと思うし、一樹含めてマゾーラも裏へどんどん走らせたいイメージ、相手を下げたところでクロスとかを入れる意味でも、後半はある程度ハマったと思います。

(得点の場面、高い山なりのボールを入れたのはイメージがあったのか) 陽介が走り出したのわかって、もう点で合わすしかなかったので、早いボール触るとかっていうよりはディフェンスの間に落としたかったので、頭越えてその間に、ホンとうまい事落とせたし、陽介が落ち着いてヘディングで決めてくれた。

(攻撃を求められるサイドバックという仕事が増えてきたが、平川さん自身の引き出しは増えたか) 高い位置でボール受けて、最後のゴール前のシーンにまでクロス含めて関わっていけるっていう楽しさも、ここ数試合、堀さんになってサイドバックどんどん押し上げるっていうプレーが増えている中で手応えも感じていますし、前回もアシストこそならなかったですけど、陽介のこぼれ球シュートにも繋がっているし、積極的に絡んでいけたらいいなっていうのは思います。

(今シーズンは振り返ってみて、ご自身、どういうシーズンだったか) 本当に、なんだろな、結果がついてこないシーズン。やってて手応えを感じつつも、色んなペトロの時もそうだったし、持ちすぎるんじゃなくて自分で仕掛けるんじゃなくて、元気に早く預ける事で元気をどんどん勝負させてとか、味方をうまく使う事も学んだし、終盤自分でそういう風に絡んでいくっていうことも見えてきたし、いろいろ収穫はありましたけど、チームとしては非常に苦しいシーズンでした。

(あと残っている天皇杯に向けて) これを続けながらチーム全体で残り堀さんのサッカーをやって、どこまで結果が付いてくるかどうか、楽しみですね。

▼永田充選手

(リーグ終了した感想は) 優勝争いするためにこのチームに来たので、こんなシーズンを送っていては駄目だし、個人的にもチームとしてもあまり評価できるような内容じゃなかったし、こんだけお客さん来てくれるチームなので、その人達のためにももっともっといいゲームをしたいですし、チームとしてまとまりのあるサッカーをしたかったです。

(個人的にも評価できないとのことだが、シーズン通してフル出場は果たした) 最低ラインだと思っているし、出ていても内容が出ていないわけで、それじゃあまったく意味が無いと思います。もう少しできたんじゃないかという思いは自分の中で非常にあります。

(シーズンを戦ってみて、外から来たからこそ見えた問題点などがあれば) 細かいところを修正していければ、もっと劇的に良くなるチームだとは思うし、動くタイミングとか、守備するスピードとかを変えていかないとウチの形に持っていけないのかなと思います。

(そのあたりが出来た試合もあったと思うが) 前からのプレスがハマった時は、非常に僕らも潰し易いですし、前の選手も前から取れてすごいチャンスの数も増えるし、そういう試合をしたかったんですけど、序盤の方はプレスもハマらず、どんどんダイレクトで間とかを通されたり、結局最後、後ろに負担が来るっていう状況だった。堀さんになってから多少は改善されたんですけど。

(もっとこのチームなら出来るはずか) できると思います、はい。出来る能力持った選手がいるし、やっぱり個人の能力があるだけに、それをどこで使うかだと思います。その選手頼りのサッカーになると厳しいものがあるんで。そういう選手をペナ付近で特徴を出させるようにしたいと思います。

(堀監督になってから元気の持ち味が、そこまで活きるといった形が減ったような印象があるが、そういうのもどこでその力を使うかというところか) そうですね、元気、別にもちろん減ったわけじゃないし、もっと前で仕事する選手だと思うんで、中盤の作りは中盤の選手に任せて、最後のところで勝負できるように、僕らもそうさせたいし、そうできるようにサッカーをさせたいです。

(満員の埼スタで柏の優勝をみた率直な感想を) 悔しいですし、でも内容を見たらやっぱり優勝するチームだと思ったし、パスの質なり動きの質なりを見たら、本当に強いチームだと思ったし、逆に僕らが来年、最低あのぐらいの質を見せないと優勝まではいけないと思うので、ちょっと学ぶものがありました。

(ただ今シーズン、まだ天皇杯があるが) チャンスだと思うし、一発勝負ですけど必ず勝って、ACL狙えるように頑張ります。

▼山田直輝選手

(1トップはいい経験だったのでは) 1トップ、よく流れが悪い時に1トップの選手が距離感が遠いっていうことを言うんで、僕も今日は肌で感じる事ができたんで、流れが悪いときっていうのはもっとフォローして上げれるようになるかなって。

(以前からサッカーを楽しんでやりたいと話していたが、今シーズンを振り返ってみてどうか) 前半戦に試合出る事ができなくて、試合に出始めている時にもう下位の方にいて、残留争いっていう文字が出てきていたんで、今年1年通して楽しくサッカーできたかっって言われたら、そうは言えないですけど。でもJ1残留決める事が出来て、こういう経験ができたんで、今になってみればいい経験だったと思いますけど、この辛い経験を来年に活かさないといけないと思います。

(チームとして相手チームが2回優勝する場面に立ち会う事になったが) ん?、まぁさっきも言いましたけど、ただの最終戦で終わらなかったということは、まぁいい経験がまた出来たのかなと思います。

(そいういうのをすべて含めて、今シーズン残っている天皇杯へ) 今年の締めくくりっていうのは天皇杯だと思うんで、元日まで行けるように。次の決戦では負けないように、自分もそういう試合でいい仕事ができていないんで、チームに迷惑ばかりかけているんで、頑張りたいと思います。

(後半、原選手に代わってチームが機能した姿を見ると、柏に対して引けを取っていないという手応えもあった試合ではないか) 相手が2点取って少し引いてきたっていう事もあって、ディフェンスラインが少し前でボールを回せたっていうこともあると思いますけど、その中で点も取れていたし、まったくやれないってわけではないと思うんで。

(優勝をしっかりとした目標として残りやるだけか) 残り1ヶ月ないんで、今年の最後楽しくサッカーして終わりたいと思います。

「監督会見全文」J1第34節・浦和レッズ対柏レイソル

浦和レッズ 堀孝史監督

○試合について
まず、柏レイソルさんの優勝におめでとうと言いたいです。J2に落ちて厳しい経験をして上がってきて、すぐに優勝するというすごいことを成し遂げました。今日のゲームでは、まざまざと力の差を見せつけられました。僕が指揮を執るようになって、一番の目標は残留でした。それは成し遂げることはできましたが、上のレベルとのギャップを痛感したゲームでした

○質疑応答
【Q】
山田直輝選手を1トップで起用し、途中で交代したこと。濱田選手を投入した考えは?

【A】
直輝をそこに起用した理由は、トレーニングを継続してきたなかでマッチすると思いました。それにプラスして直輝が入ることで違ったものが現れるかなと期待を込めて起用しました。途中から原を入れたことに関しては、直輝の良さである運動量はともするとバランスを崩してしまうという部分。彼1人の問題ではなくて、全体的に真ん中に集中してバランスを崩してしまったことがあったので、もう一度サイドを起点にするということを考えたなかで、原を真ん中の1トップに入れて、しっかり攻撃と守備を意図したものを出せるように行いました。
濱田の件に関しては、啓太がちょっと足の具合が悪かったという試合前の状況がありまして、選択肢として水輝を起用しました。ああいう状況だったので、高さという意味でセットプレーなどで水輝を生かせる、トレーニングでもそういうことを試していました。彼は五輪代表に行っていてチームを離れていた。その中でDFラインは僕の目では良い物ができていたと思ったので、啓太に何かあったらそこに入れるというプランは最初からありました


【Q】
チームが苦しい状況で監督になり、役割は果たせたと思うが、今後、堀監督はどういう立場でチームにレッズに残るのか?

【A】
そこはまだ自分でも整理できていない。一つ一つの試合をやって、とにかく残留するんだという目的でやっていましたのでまだ整理していないです。


【Q】
残留するという目標を達成するために一番なにを大事にしたか?

【A】
選手のメンタルの部分、そのコンディションがどのようなものかをまず把握しなければいけないと考えました。その中で、シーズン初めにキャンプに行ったりして選手達との関係が多少なりとも出来た部分があるので、そういった立場などでうまく選手達とコミュニケーションを取るといったところでなんとか「もう一度行くんだ」というメンタルを取り戻すということを一番最初に考えました。
あと戦術的なことでは、まずバランス取れた攻守をしっかりやろうということ、それを継続しながらその中でゲームで出てきたことや足りないことなどをひとつずつ積み上げていこうと思いました。最初の始まりの部分を重視して、前の方はタレントがいる部分もありますので、後ろのところを安定させながら前の人間にしっかり良い物を与えながら、後ろの人間がサポートするような全体性をメインに。それによって守備も全体のバランスを整えることでうまくいのではと思いました。


柏レイソル ネルシーニョ監督

○試合について
今日で今年のJリーグ終えたわけですけども、2011年の我々は82%くらいの割合でずっと首位にいたチームですから常に優勝に近い位置にいて戦ってきたという自覚を持っています。今日のゲームにしてもシーズンやってきたことを出してくれました。切り替えであったり、守備の強さ、整備されたところと、あとはカウンター、スペースに必要な選手が飛び出していくところも出して、前半は特にいい内容だったと思います。後半になってやはり相手のクリエイティブな選手、柏木選手やマルシオ選手を少しルーズにしてしまい、流れを持っていかれるシーンがあり失点もしました。しかし、90分トータルでまた押し返すことができて、我々のコントロールした試合という運びで最後は締めることができたと思います。2011年、この厳しいリーグのチャンピオンになれたことを非常に誇りに思いますし、2年間共に戦ってくれた選手たちに心から感謝し、心からおめでとうと言いたいと思います。

○質疑応答
【Q】
公式戦だとベストに近い試合ができたと思うが、一番の要因は?

【A】
ひとことでいえば戦術の整理が一番の要素だったと思います。彼らを相手にするにあたって、守備のところ切り替えのところというところで準備してきたんですけど、しっかりとサイドの守備もケアしながら、相手のボランチもケアしながら更にカウンターでボール奪ったときにボランチの両脇があくところにレアンドロが入って、そこでボールを受けカウンターを発動する。そういう形が非常によく、前半45分を通してでた形だと思います。本当に45分がタイトルを決めるのに非常に決定的な内容だったと思います。とにかく我々がそういう入り方ができたので、レッズも非常にいつものパワーを出すことができず、やりづらかったんじゃないかと思っています。


【Q】
J2に落ちたチームをここまで持ってきたが、選手たちをどうやって指導してきたのか?

【A】
日々のトレーニングの中で彼らと生活してる中でやりとりをして、練習の時にまずそれぞれのポジションの役割を全員がこなすと、どの選手でもそのポジションに入ったら役割は1つというところから始めました。そこから彼らもやり方がわかり、徐々に自分の判断ができるようになり、味方を助けるとか二人のコンビネーションで役割を入れ替えたりというのがスムーズにできるようになり、選手たちも結果が出てることで自信をつけながら、素晴らしいゲームができるチームに育ったと思います。J2に落ちたんですけど、J2に落ちる前の4試合くらいもいい形を出せていましたし、そこからJ2に落ちても、やることを継続した結果が今の彼らのゲーム内容とか理解度とかやらなければいけないことというのが深まっていると思います。優勝した後に言うのは非常に簡単に聞こえるかもしれませんけれども、ここまでくるのに非常に難しかったし、簡単ではありませんでした。スタッフや選手たちの努力もあって、全員が常に戦線に立っている、一人も離脱せずに立っているというシーズンの送り方ができた非常にいいチームだと思っています。ここで我々が仕事をしている一つの目的はレイソルが優勝すること、次の目的はレイソルが1回では終わらないように次も勝つということ。チームが成長していきて若い選手とベテランの選手が融合した力がいつも結果を残していけるように成長していってほしいと願っていますし、その努力をしていきたいと思っています。


【Q】
1点獲られた時に少し流れが悪くなったが、そこで澤選手を入れてどのような指示を行ったのか?

【A】
あの時間帯、相手のビルドアップ、ボールのDFラインのまわし方を中盤をつかまえきれていなかったので、特に鈴木、マルシオ、たまに柏木、この3人が入れ替わりながらのアンカーの部分に入ってボールを引き出していたと。そこを澤にケアさせるために投入しました。工藤も前半から動いてくれてケアしてくれていたんですが、少し疲れが出ていたので、その作業をしっかりとできる澤を入れて、更に澤も違う特徴を持った選手なので、攻撃の時のリズムを変えてほしいと指示はしました。


【Q】
今シーズンを戦った中で、一番苦しかった時期は?

【A】
1シーズンを通して、今どうしていいのかわからない時期はなかったです。厳しいリーグですから、結果を残せない試合はあったと思いますが、自分達がやるべきを見つめ直して、選手達と話ながら継続することが出来たシーズンです。我々はやるべきことがはっきりしていたので、この時期が苦しかった、このゲームが苦しかったというのは強いて挙げるものはありません。


【Q】
日本サッカーの発展のスピードはとても速かったと思うが、日本で長く指揮を執っており、日本のことをよくわかっている監督から見て一番の要因は?

【A】
94年からヴェルディに来てから日本のサッカーに携わっていますが、一言で言えば一番の要因は若手にチャンスを与える環境になったことだと思います。
五輪代表世代の成長を見てもらえれば十分にわかりますし、彼らは試合に出るべき能力がありますから。そこからさらに若い世代が日本代表に入って試合に出ている。若い世代がしっかりとチャンスをもらって力を見せて、さらに成長を遂げていることが速い展開で進んでいる国だと思います。


Q:日本のサッカーの発展のスピードはとても速かったと思うが、日本のことをよくわかっている監督から見て一番の要因は?
「94年にヴェルディに来てから日本のサッカーに携わっているけど、ひとことで言うなら一番の要因は若手にチャンスを与える環境になったことだと思う。五輪代表世代の成長を見てもわかるし、彼らは試合に出るべき能力があるし、そこからさらに日本代表にも入って試合に出ている。若い世代がチャンスをもらって力を見せ、成長を遂げることが速い展開で進んでいる国だと思う」

「選手コメント」J1第33節・浦和レッズ対アビスパ福岡

続いて選手コメントです

▼平川選手
(今日の試合はプレッシャーがとても大きかったと思うが、今まで感じた事の無いようなものだったのでは)
そうですね、僕自身、残留争いは初めてで、本当にこれは経験しないとわからないプレッシャー、上の方で戦っていた頃のプレッシャーとまた全然違うし、そういった中で本当に今日はチーム全体で勝ち点3が取れて良かったと思います。

(福岡がアグレッシブにくるというのが折り込み済みの中で、最初はやはり押される形になったが)
福岡はここ数試合見ても、降格決まってからものすごくいい試合していたし、特に攻撃に関してはものすごく色んな多彩な攻撃を持っていて、スピードもあるし苦しいシーンが多いだろうなっていう予想はしていましたけど、先制はされたくなかった中で、先制されてしまって残念でしたけど、よくそこからみんなで立ち直って前半終了間際に取れた1点っていうのが凄く大きかったと思います。

(エスクデロ選手の怪我の場面で流れが少し悪くなったようだが)
そうですね、やっぱりセルも調子良かったし、あそこで起点になっていたんで、怪我して出たっていうのは残念だったし、ある程度、達也が出てくるまでの時間もありましたから、そこでやっぱり少しバランス崩れてしまった部分、っていうのが少なからずあったと思うので、そこの修正しきる前に失点してしまって残念でした。

(しかしその後攻撃に転じて、ロスタイムに平川さんのクロスから追いついた。あの場面は)
ツボからいい縦パスが入りましたから、時間も残り時間なかったのがわかっていたんで、達也のいい動き出しがあって、そこに合えばというイメージで早いクロスを入れたのを、よくこぼれ球に陽介が詰めてくれたと思います。

(あの得点もあって、ハーフタイムは、後半はやるだけだという話だったのか)
得点取れたシーンも含めて、前半の終わり頃に大分リズムも掴めて、こういう風にやっていけばやり易いな、っていう部分掴めての得点追いついて後半スタートでしたから、後半に関しては自信持って入れたし、そういう中で幾度もチャンス作った中でウメがいいところに入ってくれてPK、よくマルシオも決めてくれたと思います。

(チームとして逆転勝ちが無いままリーグ終盤まで来て、今日の試合も含めてこの重要なところで逆転勝ちできたのは、何が変わったのか)
本当に監督がね、堀さんがサッカー90分ある中で、本当に慌てないで焦れずにいこうということを常におっしゃっているんで、そういう中でやっぱり失点したことで慌てて雑な動きになるんじゃなくて、キチンと組み立てながら、最後には追いつけるよ、時間十分あるからっていうのを言ってくれる堀さんのそのサッカーというのがチームに浸透したと思うし、慌てずにきっちり、じっくり攻めていくというのができて逆転できたと思います

(これでほぼ残留が確定したと思うが、最終戦のホームに向けて)
本当に楽しみですよね。色んなプレッシャーが無くなりましたから。本当に最後楽しんで、トップにいる柏とやれるっていうのも何かの縁だしすごい楽しみで、どんぐらい自分たちが本来プレッシャーが無い中でやれば通用するのかっていう部分もきっちり見せたいし、来年に繋がるいい試合をできればいいなと思います。


▼梅崎選手
(チームとしてリードされてもそこまで慌てる事無くプレーできているように見えるが、堀さんが言う「焦れるな」というのがチームの中に浸透してきたのか)
そうですね、やっぱり、何度も多分言っていると思うんですけど、フィジカル的にまさっている選手がいないんで、前線の選手は。やっぱり下から繋いでいかないと僕らはいい攻撃ができないですし、それはずーっと徹底してやっていましたし、もちろん最初は裏を狙うっていうのは第一ですけど、それを狙いつつ空いたところを、フリーな選手をどんどん探していくっていうのを徹底して今やっていたのでずっと。まぁ先制されてからもやっぱり焦れずに今日やれたかなという感触はあります。

(前の試合から原口選手や梅崎選手が高い位置で相手のディフェンスにすぐ引っかかってしまうようなプレーをチームとしてやめようという話があったと思うが、その中でご自身、どういうプレーを変えてやっていこうと考えていたか)
メリハリをすごい持とうっていうのは自分の中で持ってましたね。やっぱり攻撃的な選手ですし、なんとか魅せなきゃっていう思いもありますけど、やっぱりチームとして、もちろん最後は個人の力で抜いていくっていうのは、それが無いと得点っていうのは生まれないと思うんですけど、そこまでの過程の中でいかに前に運びながら、みんなで連動しながらパスを繋いでいけるか、で、勝負所でスピードアップする、スイッチを入れるっていうのはみんなで話し合いましたし、それは結構改善されてきた点なのかなと思います。

(決勝点のキッカケになった抜け出しもそのようなイメージか)
そうですね、いい流れで陽介入ってきて、みんなが裏を狙っている中で、多分タツさんが動いた後に僕も動いたスペースに入っていったというシーンだったので、陽介の視野とみんなの動き出しが連動して生まれた点だと思います。

(その後、低い位置で相手の2番の選手に腰を落としてディフェンスしていた姿も非常に印象的だが、しっかり守備からといつも言っている部分も最後まで切らさずにできたか)
リードしていましたけど1点差という事もあって、もっと3点目、4点目っていうチャンスがあったので、そこで入れれば楽な展開になったと思うんですけど、2対1の状況で最後まで何が起こるかわからないですし、やっぱり最後までハードワークして守備をしっかりするっていうのは自分の課題でもありましたし、これからサッカー選手として生きていく上で絶対必要なところだと今、自分の中ですごい感じているんで。やっぱり当然やらなきゃいけない仕事だと思うんで、それは。それがあっての攻撃だと思っているので、そこはそういう理解をしています、僕は。

(今日の残留をほぼ決める勝利で、優勝争いではないが充実感や手応え、これだけ試合に出て稼働して点を取って点に絡んでという事がやっとレッズで出来てきたということに対する思いは)
いやー、もう、何ですかね、ようやくそういう立ち位置じゃないですけど、今試合にずっと使っていただいているので、まぁ自分らしさを表現できる試合もたまにはありますし、もちろん課題の方がたくさんあるんですけど、それでもやっぱりこうやってずっと使っていただいているっていうのはすごい感謝しています。すごい充実感は自分の中であるので、これからもっともっと成長したいという気持ちがすごい芽生えてきているので、本当、感謝の気持ちを持ちながら、やれることを毎試合、その日のベストをずっと毎試合出し続けていく、そういう作業だと思いますけど。

(そういう気持ちを持って最後、優勝争いで一番高い位置にいる柏をホームで向かえるのは燃えるか)
もちろんですね。ホント確かな手応えは今、掴んできているので自分達。どこまでやれるのかっていう思いもありますし、そこはチャレンジャーの気持ちで柏に挑んで、やっぱりホームですし、勝って最後みんなで笑い合いたいです。

(今日、サポーターの前まで行って、サポーターの喜ぶ顔がたくさん見えたと思うが、その時の気持ちは)
ホッとしたしか無かったですね、僕は、ホントやっぱりプレッシャー正直あったので。レッズってビッググラブですしJ2に絶対落ちちゃいけないクラブだと思っているので、自分をやっぱりそういう争いの中でずっと使い続けてもらっているっていう中で責任感もすごいありましたし、まぁなんとかもっと得点決めれましたけど、残留決まってはないですけど、ちょっとは貢献できたかなっていう気持ちもあってすごいホッとしています。

(今後は優勝争いのプレッシャーに変えていきたいところ)
もちろんですね、やっぱりそこを目指してここに来ましたし、またチーム、選手を見てもそういう位置に行けるポテンシャルがすごいあると思うので、これからチームとして、個人としてもやっぱりもっともっと成長しなくちゃいけないし、ホンと高いところをみながら進んでいきたいです。


▼柏木選手
俺はなんか、残留争いしたっていうか、落ちたって何ができるのかなって考えたが、正直何をしたらいいのかわからんかったし、ただチームとして明るくネガティブにならないようにしようっていう、だから盛り上げるようにしたし、あとはチームの中であんまり声を出してチームを鼓舞するタイプじゃないので、プレーの中で自分が出来るものを出していけたらいいなと思っていた。最後の方、3、4試合ぐらいは自分の気持ちの入ったプレーは出来ているかなと思っているんで、そういう部分で少しでもチームを引っ張れたかなと思っているんで、それが実際経験して、何か出来たものかどうかわからないですし、でも自分の中でも、正直まだ決まってないですけどほぼ達成感はあります。残り1試合も、もちろん勝つつもりでやりますし、その結果を別に気にすることなく最後はプレーするだけかなと思っています。

(その達成感を持って最後に迎えるのが柏というのは、燃えるシチュエーションか)
そうですね、俺らが勝てば優勝できないっていうのもあるし、あんまりどこが優勝して欲しいとかないけど、ただその、柏を落とすとかじゃなくて、自分たちが勝ちたいからプレーするだけなので、ここまで良くなってきたっていうところを、またホームで出せたらいいのかなと思うんで。柏が優勝争いしているからどうとかじゃなくて、自分たちがここまでやってきたことっていうか、それをプレッシャーの無い状態で思いっきり楽しみながらプレーできるような試合にできたらと思います。なんだかんだプレッシャーはすごかったし、正直むっちゃ疲れたなっていう、今本当に安心感はすごいし、ドッと疲れている部分はあったんで。最後は思いっきり楽しんで、自分たちが笑って、試合中も笑ってプレーできるような試合に出来たらと思います。

(今日の試合終わって、大喜びしているサポーターと近い距離で向き合ったと思うが、どういう気持ちだったか)
俺はレッズ来てから本当に結果出せてないですし、個人的にも何も出来てなかったから正直しんどかったし、何のためにきたんやろうみたいな。みんなは助っ人と思って応援してくれていたつもりが、そんな何も出来ずに結果出せずにずっときてて正直辛かったし、申し訳ない気持ち強かったんで。まぁ一応残留っていう達成はしたんですけど、本当に何も出来てなくて、まだまだやなぁって感じはするんですけど、そんな中でもずっと応援し続けてくれている皆さんがいたからこうやって戦い抜く事も出来たし、今年は本当に試合出れない時もあったり、調子も悪かったり、サッカーあんまり合わなくて最初は苦しんだり色んな事があったけど、そこでまた強くなれたかなと思うんで。だからこそこうやって最後、今こう戦って最後勝てたっていうか、今日。今日に繋がったのかなと。とりあえず今、この2年間で、終わってないけど、すごい強くしてもらったなって思うんで、それをまたチームの結果としてまた出せるように全力でやりたいなと思います。


「監督会見全文」J1第33節・浦和レッズ対アビスパ福岡

今年から弊社の取材成果としまして「監督会見全文」をブログにアップいたします。ご参考になりましたら幸いです。

浦和レッズ 堀孝史監督

○試合について

試合が始まる前から、今日は福岡のホーム最終戦ということで、当然アグレッシブに来るということを考えた中、それに向けて自分たちで準備してやろうと進めたんですが、ちょっと立ち上がりに少し落ち着かない状況がありましたけれども、選手たちがしっかり修正して、最後に勝点3を取ることができたと。大きい1試合だと思います。選手たちは本当に最後まで戦ってくれて、何とか掴んだので、あと1試合ありますから、それに向けて準備したいと思います。

○質疑応答

【Q】エスクデロ選手の負傷交代からリズムが崩れたように感じられましたが、ハーフタイムでの修正点は?

【A】本当にいま言われた通り、その時間帯、交代を機にリズムを崩してしまった。その原因が何なのかということを、攻撃面と守備面で選手たちに伝え、それを彼らが修正して、自分たちの意図するゲームをするようになった。それが今日は一番大きかったなと思います。

【Q】具体的には?

【A】自分たちは常にコンパクトな守備をしようということ。組織で守るということを、もう一度再確認したこと。それと、自分たちの攻撃の始まりというものを、相手のプレッシャーに対して明確にしていこうという指示です。

【Q】まだ決まったわけではありませんが、数字上就任当初の目標であった残留を決定づけた試合だったと思います。その部分についてお聞かせください。

【A】あと1試合残っていて100%ではありませんから、絶対に油断することなく進めていきたいと思います。ただ今日の1勝はクラブ全員で力を合わせて勝ち取った1勝だと思いますし、それを無駄にしないように次への準備する。選手たちも次の試合しっかりやろうとロッカーで話していたので、そのための準備をしっかりと進めていきたいと思います。

アビスパ福岡 浅野哲也監督

○試合について

ありがとうございました。ホーム最終戦ということで、選手たちは本当によく最後まで、1人少ない中でもゴールを目指して、あるいはゴールを守ろうと必死に戦ってくれたと思います。これが本来の我々の戦いではなかったかなと、今は思っています。ただ、結果が出なかったということは原因があるわけで、もう1試合、今シーズンのラストゲームであるC大阪戦が残っていますから、そこに向けて、いつものように準備をして、セレッソに勝つためにしっかりとトレーニングをしていきたいと思います。

○質疑応答

【Q】まだ1試残っています。残り1試合で何かをするとしたら、どのようなことに取り組みたいと思われますか?

【A】特別なことはできませんし、時間もありません。優勢な流れの時に、いかにゴールを形として残すかというところ。ゴール前まで運べても、結局はゴールを奪えない。崩しまでは、比較的スカウティング通りにみんながやってくれたんですが、やはり、最後のアタッキングサードのところでのアイデアだったり、質をもっともっとやっていきたいなと。もちろん、C大阪をスカウティングした中で、また違った戦い方する可能性もありますが、我々としては、試合の流れが我々にあるときに、いかに点を取れるか。そこを、もう1回洗い直して、トレーニングに活かしたいなと思います。

「選手コメント」J1第32節・浦和レッズ対ベガルタ仙台

続いて選手コメントです

▼加藤順大選手

勝つのが一番でしたけど、最低限の勝ち点1っていうのが取れた事に対しては、こういう状況の中では非常に大きかったのではないかと思います。

(後ろから見ていてボール回しが回っていたようにみえたのでは) チームコンセプトの中でやっぱりそういう練習をやってきていましたし、非常に時間が空いた分、そういうトレーニングを積んだ成果が出てきたなとは、後ろからみていて思いました。

(逆にポゼッションが高い分、焦れるかと思ったがじれなかったが、その辺りは) まぁ、今日は坪井さんが非常にチームのバランスを作ってくれていましたし、啓太くんと坪井さんのところ、非常に存在感というか声だったり、彼らの経験というものがチームを焦れなくさせたというか、いいバランスを保って常に守れたと思いますし、そういうところをもっともっと若い選手だとか、僕も含めて非常に学ばなければいけないなとも思いますし、僕としてはああいう選手が前でやってくれているというのは非常に頼もしいですし、僕としては非常にやり易い試合でしたね。

(後半終わり際に相手のシュートが当たってコース変わって難しい球だったが) そうですね、やっぱりこうやって競った試合っていうのをすごい、失点したりだとか、1本のそういうので勝敗がついてしまうと思いますし、その点、あのプレーに関しては集中して90分間戦えてた証拠なんじゃないかと思いますし、入んなくて良かったです。(枠には)多分入ってたと思いますよ。今日、雨の状況でピッチも難しかったと思いますけど、あそこを抑えるのはキーパーの仕事だと思いますし、あれだけディフェンスラインがしっかり守ってくれている中でそこまで僕の危ないシーンっていうのはなかったですし、あの1本が一番危なかったかなと思います。あそこでやられたら元も子もないので、ああいう集中力って言うのは常に残りの試合無くさずやっていきたいと思います。

(結果的に勝ち点1が重く意味のある1になって、次に確定に近い状況に勝てばなるが) 目の前の相手を倒すっていうことに集中することが大事だと思いますし、もちろんそういう成績だとかそういうのもいろいろありますけど、まずは自分達のサッカーっていうことをやるのが一番だと思いますし、しっかりまた1週間、いいトレーニング積んで、もっともっと今日の流れっていうのを得点に繋げるようにやっていきたいと思います。

(天皇杯とはメンバーががらっと違っていたが、非常に落ち着いて最終ラインでボールを回すのがここ2試合でできていた。そういうチームコンセプトが皆に浸透してきたという感じなのか) そうですね、天皇杯も今日の試合もポゼッション率は多分うちの方が高いと思いますし、みんながそのイメージを持って意識してやっていることが実を結び始めているかなと思いますし、あとはこれを本当に、Jリーグの舞台で勝利というところだけですね、あとは。ほんとやってる事は間違いないと思います。

(先ほど経験のある選手が前にいて落ち着きが最終ラインにあってとおっしゃられていたが、プレーが変わってきた事と選手が代わったことの両方大きいのか) まぁでも、やっぱりコンセプトはみんな明確になっているっていうのが第一に一番大きいことなんじゃないかと思いますし、あとは僕の場合、坪井さんなんかは僕の前にもう1人キーパーがいるんじゃないかくらいブロックしてくれてましたし、何年も一緒にやっていますけど、改めて坪井さんの凄さっていうのは感じた試合でしたね。

▼柏木陽介選手

(勝ち点1は大きい) すごい大きいなと思う。内容も良かったからすごい久しぶりに清々しい。ほんと勝った気分になっちゃってる部分はあるけど、それは甲府が負けたっていう結果もあるからだとは思うんだけど、それは関係無く、自分達の力で勝利っていうもので決定付けれたらいいなと思っている。甲府どうこうじゃなくて自分たちがどうあるべきかっていうのが一番大事かなと思うから。自分たちが今日出せたものっていうのを次の試合でも出す、それだけかなと。

(今日はバイタルエリアを使われなかった) コンパクトに守備できてましたし、ちょっと後半グラウンド状況悪くなって放り込まれてそこをちょっと入れられるようになったけど、今日はみんなが全体的に絞りながら入ってきたところいくっていう、しっかり出来てたのかなと。守備の部分もハマったからこそいい攻撃もできるのかなって。

(サイド攻撃もスピードアップする感じが出てきた) 高い位置をヒラさんとか野田が取る事によって、元気とウメが中で、あの間で両方の選択肢が受けた時にあるから、そういう状況でもっとプレーしていかなあかんと思うし、だからこそ、そこのサイドで速いパスで1人置き去りにする状況っていうのができるんで、そういう状況って言うのをもっと作っていかないといけないし、仙台が中を固めてきてるっていうのはわかっているから、その中でうまいこと外を使いながらうまくできたのかなと思います。あとは最後、フィニッシュのところで、今日みたいなピッチやったらもっと早いクロスでっていうのは意識していたと思うんですけど、それがなかなかハマんなかったかな。

(このサッカーなら福岡戦も大丈夫かと) でもやっぱり、大丈夫って思いたいけど、じゃなくて本当にやり続ける、安心してられない状況がずっと続くわけだから、次勝って、確実に安心な思いするためにも自分たちができることを全力で出していく中で、うまくいかない時間もあるし、そん中でも今日は我慢して最後まで戦えた。こういうことが大事やなと思うし、今日は焦れないで、元気もセルもウメもガンガン前にいく事無く、無理な時はしっかり戻しながらというのも出来たから、後はそん中で自分たちの時間がくるまでしっかり待って、自分たちらしいサッカーができるように、1人1人心がけてやれたらいいかなと思います。

(試合通して今日は相手をコントロールしたっていう実感があるか) そうですね、ちょっと最後グラウンド悪くなってから相手の時間ちょっとできたかなというのはあるけど、あと、濡れてなかったら多分、終始自分たちが支配してもっとチャンスが出来たのかなっていうのはあるんで、そこら辺、グラウンドが悪くなった状態でも自分たちらしいサッカーができるように、あとはちょっと頭考えて、どういうような事をしていかないと、真ん中から水溜まり易いんだったら外からちょっと攻めていくとか、そういうところちょっと意識してやっていけたらいいなと思います。

(一番焦れなかった要因は) 今日はずっと言い続けていたし。みんなで本当にこの一週間、一週間前ぐらいから焦れずにやろうって、それが俺らの悪いとこでもあるからっていう風な事はずっと言ってたから、あとは元気にだけしっかり伝えればいいと思って。元気も守ってくれたから良かったかなって。また次、勝てるように、これでまたフワフワするんじゃなくて、一試合一試合、次も本番、本当に大事な試合なんで、勝って決めれるように全力でやりたいなと思います。

▼平川忠亮選手

(上がるタイミングで気をつけていた事は) タイミングとしてはやっぱり逆サイドで作っている時は両サイドで作っている時は両サイドがワイドに取るのはちょっと危険なので、少し絞ったところから変わってくるな、と感じた時にすーっと取って、勝手に上がっていくんなじゃなくて、マルシオや陽介に声かけながらそこに入らせて自分が入っていくってことやれば、もし途中で取られてもそこにいますから、陽介やマルシオが。下手な取られ方してもそんなにピンチにはならないように、うまくみんなで声かけながら、みんなのスペースを見ながら、司が中入ってくれたらすーっともっと高い位置取れたし、そういったみんなが動き見ながら出来ていたんで良かったと思います。

(厳しい状況の中だが、守備だけでなく攻撃にも大きな役割を与えられている充実感はあるか) もちろんディフェンスをするっていうのが第一で、そういう仕事はありますけど、そん中で今日みたいに割と高い位置でもらって、攻撃に参加できるとやっぱ楽しいですし、チャンスももっと作れればいいなと思いますけど。やりがいは攻撃面に関してはあるかなとは思います。

(若い選手が多い中、「焦れずに」というのがキーワードだったと思うが) そうですね、やっぱり今、こういうチーム状況だし、やっぱ勝ちたいってみんな思っている気持ちが、逆にどんどん焦れて相手の待っているところに突っ込んでいってしまったり、無理な体勢から楔入れて取られてしまうようなシーンっていうのがある中で、こういった状況だからこそキチンとリスク負わない攻撃の仕方っていうのが今日出来たし、本当に前線の若い選手達も良く我慢しながらディフェンスでも走り回ってくれたし、攻撃もそういう守りながらやってくれたんで、良かったと思います。

(このサッカーを続けて残り2試合という感じか) そうですね、このサッカーやりながら、後は相手チームのストロングポイント消しながらやっていけたらと思います。

▼永田充選手

(引き分けだったが内容は良かった) そうですね、やっとチームとしてやることがはっきり見えてきたかなと思います。

(前半からボールを動かせて、しっかりビルドアップができていた) 練習で今週やってたことが非常に良く出ていたと思いますし、いい形で前の選手にボールが入るようになってビルドアップの面では非常に良くなってきたかなと思いますけど、あとそこからのバリエーションなんかはまだまだ無いですし、仙台ディフェンス固いですけど、それに対しても、もっともっとボールなり人なり動いて、もっと相手のセンターバックを引き出すような事をしないとちょっと点は取れないのかなと思います。

(ちょっと決定的なシーンが作りきれなかった部分が) もう少しだと思うんで。サイドの突破までは良く出来てたと思うし、収まりも何回かミスはありましたけど、全然前の試合よりは収まりも良くなっているし、チームとしていい状態の時にスピードアップするっていう事が出てたと思うので、このサッカーを続けていくしか無いし、僕らはこうやってゼロに抑えて前の選手が点数取ってくれるのを信じて守っていければと思います。

(後半になって水たまりが出来てプレーし難かったのでは) そうですね、ちょっと横パス止まってたので非常に怖かったですし、40分過ぎからもう僕もリスクを負えないと思ったので、自分の判断で適当にっていうか、普通に前に放り込む形っていうのを取っちゃったんですけど。まぁでもグラウンドが水溜まらなかったらもう少し回して決定機も作れたのかなと思いますけど、まぁ相手も一緒な事なので、それは次、福岡戦に出せればいいかなと思います。

(守備面でも収穫の多い) そうですね、ツボさんやっぱりベテランだし非常に危険なとこ察知してくれて、戻りも早いですし、凄く勉強になるところがあって、僕が試合に数多く出ているので、やっぱああいう、ツボさんにみたいに危険なとこをもっと早く察知しながら、全体をもっと今日みたいに落ち着かせないといけないかなと思います。

(最終ラインで落ち着いてボールを回して焦れないというのが今日の一つのポイントだったと思うが、前にボールを入れるタイミングはどの辺りを見ながら) 今まで元気のところにボールが入った瞬間に無謀に打ち込む、中央にボールを打ち込む形がけっこうあったので、それを多少辞めさせたのと、まぁウメもそうですけど、陽介とか啓太くんのところでやっぱり時間を作って、それで野田とヒラさんを上げるっていう方が、やっぱり今日もうまくいっていたので、そういう形を取れればと思います。

(外側から作って何人か絡んで崩して、あとは真ん中でどうやって点を取るかという) やっぱり楔入った瞬間にもう少し、1人2人動かしていかないと崩れない、もうその先のゾーンにはいけないかなと思うので、そこら辺やっぱり一週あるので、もう少しチームとしてみんなで話し合いながら打開策を見つければいいかなと思います。

(次勝てばほぼ残留という状況になったが、次の福岡戦に向けては) 向こうはやっぱり失うものないし、絶対自分たちがやりたいサッカーをやってくると思うので、それに惑わされないように、僕らは僕らのサッカーをして、ボールを、主導権握って、今日みたいな攻めの形を取ればいいと思いますし、あとフィニッシュのところでどんだけ精度上げれるかだと思うんで、まぁ一週あるんで、今日出来なかったところを練習で克服できるようにしたいです。

(シーズン終盤になったが、今「僕らは僕らのサッカー」とおっしゃられたサッカーがここへきてようやく) そうですね、やっと形として見え始めたかなという気はします。

「監督会見全文」J1第32節・浦和レッズ対ベガルタ仙台

今年から弊社の取材成果としまして「監督会見全文」をブログにアップいたします。ご参考になりましたら幸いです。

浦和レッズ・堀孝史監督

○試合について

前半、自分たちの意図した狙いのゲームが出来ていた部分もあり、後半もそのまま続けていこうと後半に入ったんですが、雨の影響で徐々にボールが止まりはじめ、危険なシーンもありましたが選手たちが跳ね返してくれたと。そういう中で、最高の結果では無かったですが、最低限のものというのは出せたのではないかと考えています。選手たちは最後まで走ってくれて、それが結果に繋がったと思います。

○質疑応答

【Q】前半は狙い通りとのことですが、確かに圧倒的にレッズの方がチャンスを多く作っていましたが、反面横パスやバックパスも多く、崩しきれない印象もありました。そこのところは問題では無かったのでしょうか?

【A】仙台の守備の組織が非常に固いという中で、自分たちが悪いボールの失い方をしてカウンターを受ける、というシーンを極力避けたかったことがあります。それに対して有効な攻撃をするためにと考えた時に、横パスやバックパスが出てきたと。それでも、自分たちでゲームをコントロールするということが重要だと考えていて、選手たちはしっかりやってくれたと思います。最後の局面で時間が掛かって相手が下がっているところでの攻撃が難しいのは判っていますが、それでも何とかやろうと。それと、今日は雨が降っていて相手が守備をしっかり築いているので、積極的にシュートを狙っていこうということも話していましたので、そういうこともあり相手の深いところまで入っていくシーンが少なかったのだと思います。

【Q】監督が就任されて以降、ワンボランチの両脇を使われるシーンが多かったと思いますが、今日はそうしたシーンは少なかったと思います。どのような修整をされたのか?

【A】選手たちが、相手がそこを使ってくるかも知れないということを理解して、ポジションを修整してきたところがあると思います。今日で言えば、鈴木啓太の横のスペースを使われるという話ですが、僕の考えでは、相手がそこを有効に使われたかどうか。自分ではそれほど問題視している部分ではありません。そこが空いているということを理解しながら選手たちがプレーすれば、問題ないと考えています。

【Q】今日の試合は、堀さんが就任してから4試合目になりますが、最高のゲームだったと思います。人もボールも動いていたし、印象に残っています。前の3人も単独での突破だけでなく、良く動いていたと思います。この印象は正しいでしょうか?

【A】僕自身もそう考えていることもあって、悪い失い方をしたくないということ。そこのところの、選手たちの判断です。彼らのドリブルは持ち味ですし、そのドリブルを生かすために、周りの人間がどれだけランニングを入れられるかということが重要で、そういった意味で、ランニングした人間にボールが出ないことも何度もありましたが、そのランニングが入ることによって、ドリブルも良い形になったと思いますし、僕自身はそう感じています。

ベガルタ仙台・手倉森誠監督

○試合について

今日のゲームは、自分たちをまた高めさせてくれるゲームだと。相当の覚悟で今日アウェイで臨むことになる。レッズは、まず前節から確実に修整してきているだろうと、攻撃の部分も守備の部分も。そうなったときに、決して浦和は弱いチームでは無い。辛抱するところは辛抱して、隙を突くところは突いて、アウェイの戦いをコレクティブにやろうという話をしました。序盤、やはりビルディングアップのところも守備のところも、非常にレッズにボールを動かされて自分たちが耐えなければならない時間があったなと。後半少し、守備の部分で落ち着いて対応し始められたとき、ウチの時間も長くなった中で、もう少しラストパスだったり裏へのボールが出せれば状況が変わったかなというのと、時間が経つにつれ、ボールが芝に食われる、水に食われる状況の中で、なかなか良い攻撃まで行かなかった。ただ、アウェイの中で勝ち点1を取れたというところは、我々が目指す4位を考えた時に、当該チームが負けているので、大きい勝ち点1であるという話を選手たちにはしてきました。本当に、前半の苦しい時間を乗り越え、仙台からも多くのサポーターが来てくれていて、その後押しもあって、今日のゲームは無失点で切り抜けることが出来たと思います。この勝ち点1を次に繋げられるように、また切り替えてやっていきたいと思います。

○質疑応答

【Q】後半にパクチュソンが怪我で退場したことと、ピッチコンディションが悪化したこと、どちらがゲームプランに大きく影響を与えましたか?

【A】チュソンの怪我というのは、影響あったと思います。彼が怪我する前は、田村を変えて高橋義とスイッチした中でもう少し展開を大きくしたかったという意図がありました。ただ、その交代をしてからチュソンが怪我をすると厳しかったので、怪我したあとの判断になって良かったなとは思います。まあ、ボールを動かせるようになったり、長い距離を高橋が走ったりと、そういうところが表現できたので、ゼロで抑えられたところは良かったと思います。

【Q】パク選手の怪我の具合は?

【A】ハムストリングの肉離れだと思います。ここのところハムストリングの怪我が相次いでいますが、確実に次のゲームには間に合わないと思います。

【Q】守備については良かったとのことですが、攻撃についての評価は?

【A】相手が4-1-4-1でワンボランチ気味に来ていたので、そのワンボランチの両脇に起点を置いて、そこから最終ラインのユニットを破りたかった。サイドバックを食い付かせてオープンからえぐりたかったという狙いがあったんですが、そこでボールを収める時間がなかなか取れなかった。レッズが守備で修正出来た部分もあったし、ウチも少し裏という部分で急ぎすぎた感がありました。また、厚く攻めようと思ったときの、今日のレッズのブロックは相当手強かったなということを感じています。

【Q】仙台はシーズン通してダントツに失点が少ないですが、その一番の要因はどこにあるんでしょうか?

【A】まず、自分たちはJ2から昇格してきて2年生ということで、そこに対しての謙虚さがあるのだと思います。とにかく勝ちたいというよりも負けたくないという気持ちが強いし、負けないためには点を取られない、ということがこのチームには浸透しているなと。あと今年、震災があり、震災に対しては“勝つ”という表現はしませんが、“負けない”という表現をすると思います。まさに、負けたくないメンタリティを持っているからこそ、守備の意識が高くなっているのだと思います。

【Q】角田、富田といったレギュラーのボランチではなく、田村、松下というコンビでしたが、前線への配球という面での評価は?

【A】まずアウェイだったし、元々鍵になる選手、マルシオと柏木があそこでボールを受ける、バイタルのところへ入ってくるというのを潰したいということがあったので、田村と松下にはそこを要求していました。取った瞬間に、どちらかが前に出て梁や関口と絡めれば良かったとは思いますが、アウェイということもあり慎重にやった結果、無失点に抑えられた成果を得ました。チャンスが少なかった部分に関しては、配球や前線への絡みがもう少し出れば良かったとは思います。