浦和フットボール通信

MENU

「敵地では4年ぶりのダービーに完勝」 Jリーグ第13節vs大宮アルディージャ ゴール裏からの試合レビュー(2014/5/12)

前節、さいたまダービー・大宮戦に2-0と快勝したレッズは、ホーム埼スタに戻ってのセレッソ戦となった。セレッソは今季よりウルグアイ代表FWのフォルランを獲得して、話題を集めた。その注目度も相まって、埼玉スタジアムは4年ぶりの前売り段階でのチケット完売となった。チケット発券数は59,000枚だったが、最終的な観客動員数は54,330人となり、スタンドが真っ赤に染まった。満員の埼スタは独特な雰囲気を醸し出す。今回の大入りを見ても、きっかけさえあれば、埼スタのチケットが売り切れるという、レッズの潜在能力の高さを感じる。セレッソ戦は観客動員数を増やすためのヒントがあるのではないだろうか。

自由席の入場順を決める、当日抽選が行われる朝8時から長蛇の列がスタジアムには出来ており、久しぶりに盛り上がりを感じる試合となった。

試合は、ミッドウィークにACLの中国アウェイでの試合をこなしているセレッソのコンディションの悪さを感じることが出来た。足が止まりがちのセレッソに対して、レッズは球際にも強さを見せて、積極的に仕掛け、レッズがゲームを支配した。しかし敵将・ポポヴィッチ監督が言うところの大型バスをゴール前に何台も止めているようなサッカーで、ゴール前を固めるセレッソに対して、なかなかゴールを割ることが出来ない展開が続いた。この所の試合は、ほとんどの対戦チームがこの戦略を採ってきており、ゴール前を固める相手を如何に崩していくかは今後も求められるだろう。

後半も柏木がシュートをポストに当てるなど、チャンスを幾度も作るがゴールを割ることが出来ない。ジリジリした展開の中で、70分に関根が投入される。すっかり切り札的存在になったルーキーの関根は、ボールを持つとスタジアムが盛り上がる。「さー!仕掛けろ!」。その期待に応えて、77分に関根が魅せた。右サイドでボールを受けるとドリブルで果敢に仕掛けるプレーをいつもは見せるが、柏木に一度預けて、ペナルティエリアに侵入すると、再度柏木のパスを受けて、左足を一閃。シュートをゴールに突き刺した。爆発したかのように熱狂するスタンド。そのスタンドに応える関根の仕草は、すっかり様になっていた。

試合終了間際の相手のセットプレイで「WE ARE REDS」の大合唱が起こると、それはスタジアム中で広まり、スタジアムを響かせていた。試合はこのまま終了。お馴染みとなったオーロラビジョンに完封勝利で映し出される「文化シャッターのSHUT OUT」表示。今季ホームゲームで5度目となるクリーンシート。そして5戦連続の無失点ゲームと安定感を見せて、ワールドカップにより、約2ヶ月間の中断前、最後となる試合で首位に立った。

試合後には、ワールドカップに出場する西川に対してエールが送られる。浦和に来て抜群の安定感をもたらしている西川には日本を背負う存在として世界の舞台でも頑張ってもらいたい。

レッズはこの後、ナビスコカップ予選の試合を3試合残している。こちらも“ファイナル埼スタ”を目指して決勝進出を目指したいところだ。

コメントを残す

ページ先頭へ