浦和フットボール通信

MENU

【河合貴子の大原なう】ゴールの匂いがプンプン漂う興梠が神戸戦も狙う!<柏木、梅崎、西川、興梠、ミシャ監督コメントあり>(2014/8/1)

IMG_20140801_171723

リベンジに燃える神戸戦にむけて

涼しげな風が大原を駆け抜ける8月1日の午後4時から、神戸戦に向けて試合前日練習が始まった。日中の暑さが和らいだとは言え、気温は37℃の中、選手たちはリラックスムードでアップを終えて、ハーフコートのミニゲームで汗をかいた。

ビブ組はGK西川、DF槙野、那須、森脇、MF宇賀神、阿部、青木(鈴木)、平川、梅崎、柏木、FW興梠。ビブなし組はGK加藤・岩舘、DF濱田、永田、坪井、関根、MF山田 、鈴木(青木)、関口、矢島、FW阪野、李。

IMG_20140801_202245

ミニゲームは約10分×3本行なわれ、3本目に青木拓矢選手と鈴木啓太選手が入れ代わった。ビブ組は、DFラインからの縦パス、逆サイドのスペースにロングパスを出す意識が高く、槙野智章選手や阿部勇樹選手から右サイドの平川忠亮選手へ展開したり、森脇良太選手から左サイドの宇賀神友弥選手へとピッチを広く使いこなしていた印象があった。また、サイドに相手DFが寄った隙に、西川選手から柏木選手に縦パスが入り、興梠慎三選手、梅崎司選手の見事なダイレクトプレーでゴールを決めた。

柏木「神戸のカウンターに要注意」

心配していた柏木選手の腰の状態も良いようで、前から積極的にプレスをかけていた。柏木選手は「今週、腰の状態は良いんだ」と少し嬉しそうに話し「神戸のカウンターが一番危ない。ボールの奪われ方に注意だ。前からプレスを掛けていければ、よりゴールに繋がる。そういう時間を続けて行く。相手に押し込まれた時に、ラインを下げないことが重要だ」と前線から積極的にプレスを仕掛けてゴールを狙う。

IMG_20140801_172720

梅崎「2、3点獲ることで落ち着いたゲーム運びができる」

梅崎司選手は「1-0の試合が多く、前線の選手として責任を感じている。前線の3人(興梠選手・柏木選手・梅崎選手)が攻撃の意識をし合えている。続けて試合でやれていることが大きいと思う。お互いが、タイミングが分かり合えてきている。これが、結果に繋がらないといけない。2、3点獲ることによって、もっと落ち着いてゲーム運びが出来ると思う」バイタルエリアまでの崩しの手応えを感じているだけに、ラストパスやシュートの精度を上げて行く。

IMG_20140801_202608

西川「神戸戦からまた無失点を狙う」

前節の鹿島戦で無失点連続記録が止まった西川周作選手は「17節(鹿島戦)で割り切って、また新しい闘いです。今、一番勢いがあるチームは、川崎!神戸戦に勝つことで良い流れで、その次の川崎戦にいける。無失点に拘ってシャットアウトしたい。出来れば前線でボールを奪ってショートカウンターが理想。相手にボールを持たれて、きつい時間はあると思う。ファーストディフェンスがポイントになってくると思う。誰か1人がGOかけて行くことで、みんなが行ける。僕は、後ろから声をかけて動かしていきます」と無失点勝利を目指す。

IMG_20140801_174034

ミシャ監督「神戸にリベンジしたい」

ミシャ監督は「前期を終えて我々、選手を含めてある程度満足している。後期も前期と同じように良い成績を収めたい」と話し「前期の神戸戦は、良い前半だったが、後半に自らのミスで2失点し敗戦した。リベンジしたい。マルキーニョスは、非常に得点力が高く、危険な選手だ。これまで以上に警戒しないといけない」とマルキーニョスを警戒しつつリベンジに燃える。

神戸は、チームの主軸のチョン・ウヨン選手とペドロ・ジュニオール選手が出場停止であるが、浦和は相手チームの誰が出場停止でもやることは変わらない。前からプレスを掛けて、守備が嵌らない時は、しっかりとブロックを形成する。攻撃も縦が詰まったら外を使い焦らずに揺さぶりを掛けて勝利を目指したいところだ。

土曜日の19時キックオフということもあり、約2万7千枚のチケットが売れている(8月1日現時点で)が、まだまだチケットに余裕がある。出来るだけ多くの方々にスタジアムに足を運んで選手を後押しして貰いたい。1-3と敗戦を喫した神戸戦のリベンジをホーム埼玉スタジアムで一丸となって行おう!

今日のイチオシ!「興梠選手」

ゴールの匂いが、ぷんぷんする興梠慎三選手!今日のミニゲームでは、鈴木啓太選手から縦パスを一発でDFの裏に抜けたり、ワイドからのボールの引き出しや前線3人のコンビネーションも輝いていた。興梠選手は「3人での崩しからの得点が、試合でまだない。良いプレーはしているけど、最後に(ゴールに)繋がっていない。決められるようにしたい」と話し、「神戸のボランチ2枚を自由にさせない守備をしたい。前線から嵌める守備が、嵌らない時は、攻守の切り替えを早くしたい。良い時間帯で最近点が獲れているが、2、3点獲れていない。そこが獲れれば、90分間、自分たちのペースになる」と熱く話した。1ゴールの重みを感じながら、興梠慎三選手は相手ゴールに襲いかかる。

ページ先頭へ