浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】サポーターの力を借りて鹿島に勝ち点を勝ち取る!<宇賀神、梅崎、那須、西川、直輝、ミシャ監督コメントあり>(204/10/25)

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宿敵・鹿島戦に向けて

少し汗ばむぐらいの晴れ渡る秋空の下で、午後1時半から鹿島戦に向けて練習が始まった。アップ後、恒例のハーフコートのミニゲームは、もちろんビブなし組みは鹿島を意識した布陣となった。 ビブ組、GK西川、DF槙野、那須、森脇、MF宇賀神、阿部、青木、関根、梅崎、柏木、FW興梠。ビブなし組は、GK加藤・岩舘、DF濱田、永田、坪井、関口、MF山田、鈴木、マルシオ、李、矢島、FW阪野。 IMG_2648 ビブ組は、セカンドボールを拾う意識が高く、ボールを奪った後の切り替えを早くしながら、相手DFの裏を一発で狙う動きやゆっくりとボールをポゼッションしながら崩す動きが見られた。しかし、ビブなし組の守備も堅く、ボールを奪うと3DFの脇を良い形で使って、ゴール前に2列目の選手が飛びこんで来るシーンが見られた。甲府戦前日練習と同様に、ラストゴールが決まらず、最後はマルシオ・リシャルデスが冷静にゴールを決めて、1時間ほどで練習を終えた。

ミシャ監督「我々はあくまで挑戦者だ」

練習後、ミシャ監督は「難しいゲームになると思う。鹿島は、前にスピードがある選手を揃え、動きがあり、運動量の多いチームだ。セカンドボールを如何にマイボールにするかが大切だ。厳しいゲームになるが、集中して全力を尽くしていく」と話し、「私は、チームにプレッシャーがかからないように、働きかけていきたい。我々はあくまでも挑戦者だ」と厳しい口調で話した。

宇賀神「みんなの分までハードワークしないといけない」

前節の甲府戦を累積カードで出場停止だっただけに、宇賀神友弥選手の動きは軽やかで、左サイドの上下運動だけでなく、中に入り込む動きなど豊富な運動量を見せていた。宇賀神選手は「みんなの分まで、ハードワークしないといけない。チームに迷惑かけたので、結果を残したい。ただ、自分は強い気持ちを持ちすぎると空回りしてしまうタイプなので、走って闘う。鹿島は、浦和の3DFの脇に走って、ロングボールを入れて起点を作って、スピードアップして来るから、2列目が、しっかりついて鹿島に時間を作らせないようにしたい」と攻守に渡りハードワークでチームを支えていく構えをみせた。 IMG_2602

那須「サポーターの力も借りて闘う」

那須大亮選手は「鹿島は、ダヴィがいなくてもタレントがいる。集中力の欠如が、失点に繋がる。後ろが、しっかり粘り強くやれば良い。ハードワークをして、DFライン1歩の押し上げ、ほんのちょっとしたことをさぼらないで遣る。上位対決で周りは注目している。浦和のサポーターも力を貸してくれる。チームとして、一緒に闘って良い結果を勝ち取りたい」と身を引き締めて話した。そして、「前節、セットプレーのチャンスを決め切れなかった。タイミングやボールの軌道は良く、良い配球が来る」とセットプレーからの得点を狙う。 IMG_2640

西川「鹿島戦が楽しみ」

練習中から始終にこやかな笑顔を見せていた西川周作選手は「鹿島戦、イメージするだけで楽しみ。鹿島は、勝たないといけない試合。自分たちは、余裕を持って試合に臨める。まずは、負けないことが大事。甲府戦で引き分けだったが、無失点で良いきっかけを得ることが出来た。終盤に向かって、失点数を抑えられるかが大事だ。レッズが面白いゲームして、喜べるようにしたい」と無失点完封を狙う。また、1シーズンの無失点完封記録更新もかかっている。(現在15試合) IMG_2580

梅崎「メリハリを大事にしたい」

ビブ組で久しぶりにシャドーのポジションに入ってプレーした梅崎司選手は「チームにとって何が出来るかが大事。攻守の切り替えが大切だ。試合の流れを見て、チャンスだと思ったら、ポイントに入って仕掛けていく。メリハリを大事にしたい。鹿島は、攻撃的なチームで組織されている。若い良い選手がいるから、勢いをつけさせてはダメ。0で行けば、チャンスはある。自分は、ゲームをコントロールするタイプでは無いから、自分自身をコントロールして行きたい」とドローとなった甲府戦を糧に、鹿島戦に挑む。 IMG_2643

直輝「ゴールに向かうプレーをしたい」

ビブなし組のなかで、動きが良かったのは山田直輝選手であった。ボランチの位置からペナルティーエリア内に飛びだし、ビブ組のDF陣をフェイントで翻弄するシーンも見られた。山田選手は「相手の逆を取った!サブ組(ビブなし組)の方が、上手くボールが回っていた。」と嬉しそうに、あどけない少年のような笑顔を見せた。そして、「鹿島戦は、キーポイントの試合になることは、間違いない!チャンスがくれば、試合の状況を把握してプレーをしたい。自分が、試合に出るという時は、負けている時かなぁ・・・」とイメージを膨らませ、「ゴールに向かうプレーをしたい」と意気込んだ。 IMG_2644 勝ち点50で4位につけている鹿島の追撃を許す訳にはいかない。だが、焦ってリズムを崩しては、本末転倒だ。焦らず、慌てず、怠らず、ボールポゼッションして相手を揺さぶりながらの遅攻と前から嵌めこむ守備でショートカウンターを狙ったり、DFラインからロングボールで相手DFの裏を狙ったり、またはセットプレーなど多彩な攻めで勝利を掴みたいところだ。

タカネェの今日のイチオシ!!「大原の芝生」

今日のイチオシは、大原の芝生だ!!鹿島スタジアムと同じように、斜めに芝生が刈られていた。そして、いつもの大原の芝生の長さよりも少し長目であった。これには、監督はじめ選手もビックリ!!ミシャ監督は「私からリクエストした訳ではない。全てのスタッフが、チームのために働いて汗をかいてくれている。その努力と思いに、明日の試合で応えたい」と勝利を誓った。那須選手は「こんなに(鹿島スタジアム使用)してもらって、ベストピッチ賞をあげたい。芝生を管理してくれている人の思いを籠められている。感謝しないといけない。結果で返したい」と話した。梅崎選手も「グランドキーパーがやってくれて、有り難かった。明日の試合に繋げていきたい」と話した。 IMG_2647 全ては「チームのために」「チームを勝たせるために」と思いが、芝生に籠められていた。その思いに、応えるためにも「明日は、勝つ!!」

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