浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう番外編】なでしこリーグ表彰式。最優秀選手賞を後藤三知が受賞(2014/11/25)

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ベストイレブンに、高畑、乗松、猶本

なでしこリーグ2014エキサイティングシリーズの最終節までもつれ込んだ優勝のゆくえは、1ゴール、勝ち点1の積み重ねによって浦和レッズレディースが、5年ぶりの栄光に輝いた。11月24日浦和駒場スタジアムで優勝が決定した興奮冷めやらぬまま、翌25日都内でなでしこリーグの表彰式が華々しく行なわれた。 浦和レッズレディースは、レギュラーシリーズ3位、エキサイティングシリーズ優勝で年間リーグ女王に輝き、選手全員がメダルを首にかけチームスタッフと共に華やかなスポットライトの下で笑顔の溢れる受賞となった。 チームを指揮した吉田靖監督には、優秀監督賞が贈られた。吉田監督は「常に全力で闘うことを意識していました」と言葉を詰まらせ「挨拶が上手くないので・・・」と苦笑いしながら場内の笑いを誘い「ご支援頂いた方々に感謝しています」とクラブ関係者や支援して下さった方々に感謝の言葉を口にした。 IMG_0342 浦和レッズレディースには、レギュラーシーズン3位とエキサイティングシリーズ優勝と合わせて800万円の賞金が贈られた。また、副賞として金芽ごはん1年分が贈呈された。 また、反則ポイントがエキサイティングシリーズで一番少なかった日テレ・ベレーザが受賞。敢闘賞は準優勝の日テレ・ベレーザから坂口夢穂選手。得点王はシーズン通して20得点を決めたジェフユナイテッド市原・千葉の菅澤優衣香選手が受賞した。

乗松「初心を忘れずに精進する」

そして、新人賞は浦和レッズレディースの乗松瑠華選手が選ばれた。新人賞を受賞した乗松選手は緊張した面持ちで「初心を忘れず、感謝の気持ちを忘れずに今後も精進して行きます」とスピーチをした。浦和レッズレディースでは高畑志帆選手や吉良千夏選手などが過去に獲得しており6人目の受賞となった。 IMG_1028

高畑「守備陣のリーダーシップを評価してもらえた」

浦和レッズレディースからベストイレブンには高畑志帆選手、猶本光選手、乗松瑠華選手が選ばれた。高畑選手は「ベストイレブンと聞いて、正直驚きました。シーズン通して試合に出場し、守備陣のリーダーシップをとれてやれたことが評価してもらえた」と笑みが零れた。 IMG_1009

猶本「攻撃の起点やアクセントになれたことが評価された」

猶本選手は「まずは、優勝出来て嬉しい気持ちと最終戦で試合に出られなかった悔しさもあります。攻撃の起点だったり、アクセントになっていたことが評価されたと思う。やっこさん(吉田監督)からは、走ることを求められていた。今も頭の中で走っています」右膝内側側副靱帯損傷で最終戦に出場出来ずに優勝が決まった複雑な思いを話した。 IMG_1074

後藤「憧れた舞台に立てて嬉しい」

そして、最優秀選手賞に後藤三知選手が選ばれ、嬉しさを噛みしめながら涙の受賞となった。後藤選手は「昨シーズン、自信を失いかけた所を、吉田監督が進む方向を示し、みんなが纏まってついて行けたことが、優勝に繋がった。小さいころからなでしこの選手たちに憧れてきた。表彰される舞台に、上がれるプレーヤーになりたいと思って来た。本当に嬉しい気持ちで一杯です。このような賞を受賞してこれからも身を引き締めていきたい」と話した。 IMG_1424 賞を受賞した選手たちは、サポーターはもちろんのこと一緒に闘って来た素晴らしい仲間監督、クラブスタッフ、支えて来てくださった皆様に感謝の思いを語っていた。 IMG_1402

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