浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】新加入の高木俊幸「頭をフル稼働させながら、楽しくやれている」<高木、福島コメントあり>(2015/1/31)

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フィジカル中心の午前練習

昨日、銀世界に包まれた大原も、所々に雪が残るものの晴天に恵まれた1月31日。北風が冷たい中、午前10時からフィジカルトレーニング中心の練習が始まった。ランニング後、バランスボールなどを使用した体幹を行なった。そして、ステップワークを含まれたサーキットトレーニングが、笛の合図と共にスピードアップ・ダウンを繰り返し行なわれた。 選手たちは、ただひたすら黙々とメニューをこなしながらも、時折、きつそうな表情を浮かべ「あと何分?」とスタッフに声を掛ける選手もいた。選手個々が、ストレッチを入れたり、軽くクールダウンを5分ほどリカバーした後に、選手たちはボールを使ったサーキットトレーニングで汗をかいた。 ボールを使ったサーキットトレーニングは、パス&ターンやヘディング、ジグザグドリブル、浮球ダイレクトパスなどのメニューが組まれていた。そして、クールダウンのランニングとストレッチで約1時間半の午前練習を終えた。 ボールを使ったサーキットトレーニングに入る前に、鈴木啓太選手がミシャ監督と話して別メニューになった。また、大谷幸輝選手も違和感があるのか鈴木啓太選手と一緒に別メニューであった。ずっと別メニューだった興梠慎三選手は、全てのメニューをこなしていた。 午後の練習は、15時半から開始される予定である。1年通して闘える身体作りに選手たちは、真剣に取り組んでいた。 IMG_4126

新加入の高木俊幸、来季の新加入福島春樹意気込むコメントはこの続きで

高木「頭を使ってやっている」

高木俊幸選手は「結構、楽しくやっています」と笑みが零れた。「キャンプは、ピッチの上とピッチ外の両面でかなりチームに溶け込めた良い時間だった。とにかく、チームに慣れることを意識してやってきた。サッカー面では、レッズのサッカーを自分の中で取り込めるように、いつも以上に頭を使ってやりました。背後のスペースとか、今までエスパルスでやっていたポジションと違うし、エスパルスではほとんどを足元で受けて、仕掛けることが多かったが、少し前目になって、より裏に抜ける意識をしている。シャドーとFWの連携した動きの連動を確認出来た。今日の午後の練習で生かしていきたい」とミシャ監督の求めるサッカーの動きを頭の中で整理して実践していく構えを見せた。昨日の積雪で練習が変更になったことに関して「練習出来ないのは、上手くなる時間が減るが・・・」と前置きして「今の時期、疲労を回復させながらやっていく中で、有り難い時間だった」と話した。そして、フィジカル面ではだいぶ手応えがあるようで「キャンプ中にも同じメニューをやってきて、慣れてきている。キャンプからの積み重ねで、走れるようになった」と話した。 IMG_4094

福島「大学とはレベルが違う」

2015シーズンが始まったばかりであるが、早々と2016シーズンの新加入の内定を獲得し、浦和の練習に参加している専修大学3年生の福島春樹選手(GK)は「早い段階で、オファーを頂き評価されて嬉しいです」と少し照れた表情を浮かべ「みんな、凄い人たちばかりなのに、みんな優しくてやり易いです」と話した。そして「大学とは、レベルが違う」と戸惑いを見せながらも「自分のストロングポイントである足元とセービングを生かして自分の力を出していきたい」と目を輝かせて話した。 大学生活と浦和の練習の2足のわらじとなる福島選手だが、来シーズンのことを考えると浦和の練習参加は貴重な時間になりそうだ。 IMG_4128

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