浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】高木がトリッキーなプレーで魅了!アジアに向けた意気込みを選手達が語る<高木、西川、槙野、ズラタン、梅崎コメントあり>(2015/2/23)

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今日のイチオシ!!「高木俊幸選手」

ミニゲームの攻防で宇賀神選手からボールを奪い、取り返しに来た宇賀神選手を背負いながら、後ろ向きのまま右足をクロスさせるように股間を抜いて、身体を入れ替えてマイボールにした高木俊幸選手が今日のイチオシ!!

そのトリッキーなプレーに置き去りにされた宇賀神選手は思わず「うめぇ~」と声を上げた。高木選手のボディーバランスと柔軟なボールタッチ、発想力は見ている者を魅了した。高木選手は「ウガとの距離も分かっていたから、右足で股を狙って抜いてみた。縦に運んでも追い込まれて外に押し出されるからね」と笑みが零れた。

そして「ACLの初戦に関わらず、全ての公式戦の初戦で緊張感がある。キャンプでやって来たことを平常心でやり切るかが鍵になる。水原は、フィジカルと言うよりもテクニックの上手さがある。特に真ん中のブラジル人は、攻撃の起点になるからチームとしても注意したい」と話していたが、ミニゲームで魅せた高木選手のトリッキーなプレーで相手のチームの度肝を抜いて欲しいと思った。高木選手のプレーから目が離せない。

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西川「アウェイで負けない闘いをしたい」

西川周作選手は「いよいよ、試合が始まる!アウェイから始まりますが、良いスタートを切りたい」と話し「水原には、サイドに良いクロスを上げられる選手がいるので、スライドする守備を意識しながら良いポジションをとっていきたい。広島時代に勝ち点1差でACL予選を突破出来なかった経験がある。アウェイで負けない闘いをしたい。勝ち点1でも持ち帰って、ホームで勝つ!とにかく予選を突破出来る闘いをしたい。あと、アウェイのレフリングにも注意したい。何気ないプレーで、PKの判定をされることもある。レフリーのジャッジにイライラしないで集中してプレーをしたい」と勝ち点に拘ってアウェイの水原戦に挑む。

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槙野「流れ次第では引き分けでも良い」

槙野智章選手も「2年前のACL初戦の広州戦でアウェイの勝ち点1の貴重さを感じた。もちろん、勝ち点3を獲るが、ゲームの流れ次第では引き分けでも良いと思う。アウェイの勝ち点1は、勝ち点3に繋がると思う。浦和には、試合の状況を判断出来る賢い選手が増えた。チームが勝ち点3を獲るのか、引き分けを狙うのか、試合の状況を見てバラバラにならないことが大事だ」と西川選手と同じように勝ち点への拘りを話した。そして、水原のチョン・テセ選手とプライベートでも仲の良い槙野智章選手は「テセには、プライベートでお世話になっているから、かなりやり辛い。でも、サッカーでは負けられないからバチバチやっていきたい」と闘志を燃やした。

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ズラタン「自分のプレーを見せつける」

初めてのACLとなるズラタンは「キャンプでも良い練習が出来た。100%、ピッチの中でぶつけて行く!水原のゲームのハイライトを分析したVTRを見た。特徴的な韓国のチームとは違う感じがした。繋ぎのサッカーでコンタクトプレーのサッカーでは無かった。ポゼッションしているが、僕らの方が上だ。相手を恐れること無く、自分たちのプレーを見せ付ける。重要なのは、勝ち点だ」と意気込んだ。

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梅崎「まだまだ上を目指します」

そして、今日、28回目のお誕生日を迎えた梅崎司選手は「特別に何かを感じている訳ではないが、30歳が確実に近づいて来たことを感じた。ここから、5~6年が大事な時期だと思う。レッズに来て8年目。プロになって11年目。早いなぁって感じている。後悔が無いように、まだまだこんなもんじゃないと努力して上を目指します」と身を引き締めて話した。そして「厳しい闘いが始まる。今年は、チームとしても補強をした。自分もしっかりハードワークしてアピールしていく。ACLは、前回は敗戦からスタートした。勝ち点1でも獲っていたらグループリーグ突破に繋がったと思う。とにかく、勝ち点を獲る!良いイメージの形は掴めている。チャンスがあればゴールに絡んでいく」と目を輝かせた。

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