浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】ACLブリスベン・ロアー戦に向けて、ズラタン、興梠の2トップをテスト。<柏木、ペトロヴィッチ監督コメントあり>(2015/3/3)

ホームでブリスベン・ロアーを迎え撃つ!!

ACL初戦となったアウェイ水原戦で逆転負けを喫した浦和は、3月4日ホームの埼玉スタジアムでブリスベン・ロアーを迎え撃つ!両チーム共に初戦を落としだけに、何としてでも勝ち点が欲しい所だろう。厚い雲に覆われて底冷えのする3月3日、浦和は午後3時から、ACLブリスベンは、午後5時から公式練習をおこなった。

ペトロヴィッチ監督「手強い相手だが、是が非でも勝ちたい」

練習開始前に行なわれた公式記者会見でペトロヴィッチ監督は「アジアの最高峰の闘いは、厳しいゲームだ。第1節の水原戦も厳しいゲームだった。全力を尽くしたが、敗戦した。明日も全力を尽くし、勝利をもぎ取りたい」と話し、「アジアは、どのチームも強い。ブリスベンは、ACLを優勝したことのある国の代表チームである。オーストラリアは、特にサッカーに力を入れて投資している。手強い。ブリスベンは、パスを対応する良いサッカーでアグレッシブだ。だが、我々は引けを取らないサッカーが出来る力が有る。ホームゲーム、是が非でも勝つ!」と力強く話した。

柏木「自分を信じて楽しみたい」

また、浦和の選手を代表した公式会見に臨んだ柏木陽介選手は「結果が出ていなくて、メディアに叩かれたが、自分たちのサッカーを信じ、自分を信じて楽しみたい。明日の試合、精一杯闘いたい。ブリスベンのVTRをさっき初めて見た。背が大きく蹴って来ると思っていたが、良くパスを繋いで良いサッカーをしていた。パスサッカーで対等出来るのは良い」と自分たちのスタイルであるポゼッションサッカーで勝負を挑む。

日頃から「非公開練習はしない」と断言していたペトロヴィッチ監督であったが、選手を集中させるために、大会規定に則って冒頭15分のみ公開練習を行なった。ただし、大会規定の練習時間を有効に使うために、アップだけはサブグランドで行なった。

怪我で離脱している永田充選手と岡本選手は帯同していなかった。そして、驚かされたのは、西川周作選手の姿がなかったことだ!!アップ後、選手たちは埼玉スタジアムに練習を移し、ロングボールを交えた基本のパス練習を行ない、恒例のミニゲームをした。

ビブ組はGK大谷、DF槙野、那須、森脇、MF宇賀神、阿部、鈴木、加賀、柏木、FW興梠、ズラタン。ビブなし組は、ブリスベンを意識して4-1-4-1の布陣をとりGK岩舘、DF関根、橋本、小島、平川、MF青木、高木、武藤、石原、梅崎、FW李となった。

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冒頭15分のみの公開であったために、ミニゲームが始まった直後までしか見ることが出来なかった。姿が確認できなかった西川選手は、中でコンディション調整を行ない、途中からチームに合流したとのことで、明日の試合には問題はないようだ。

ビブ組の右のワイドを加賀選手が務め、興梠慎三選手とズラタン選手が2トップを組むなど、まさかの誘導作戦なのか分からない。ただ、どの選手が試合に出場しようがホームでしっかりと勝利を収めることは必須である。ホームでの闘いだからこそ、勝負強さを出した闘いを見せて欲しい。

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