浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】加賀健一に苦労人が成せる業を感じる。<加賀、武藤、宇賀神、李、関根コメントあり> (2015/3/25)

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今日のイチオシ!!「加賀健一選手」

練習後のファンサービスが終わったあとに、平川忠亮選手や岡本拓也選手など居残りランニングをしていたが、居残りで一際目立っていたのは加賀健一選手であった。今日のイチオシは、もくもくと居残りランニングをしたのちに、室内で筋トレまでしていた加賀選手!
広島戦で64分に橋本和選手に代わってピッチに入った加賀選手は「ボールを支配している時間が長かった。0-0でどちらも負けたくない雰囲気の中で、監督は勝ち点3を獲りにいった。1-0で勝てるチャンスはあった。退かれた相手を崩すのは、難しいが、セットプレーを含めてゴールを決めるチャンスもあった。1点入れば、違っていた。退いた相手に対してどう崩すか?!きっと、こういう試合が続くと思う。自分にとっても、チームにとっても大事な10日間」と話した。途中出場ながらピッチ感じたことを、オフ明けから居残り練習という形で取り組んだ姿勢はさすがである。磐田から始まり札幌、FC東京と渡り歩いてきた苦労人の加賀選手の成せる業である。

この後、武藤、宇賀神、李、関根、松本戦に向けたコメントなど

武藤「松本戦に向けて調整します」

初めてのファンサービスを体験した武藤雄樹選手は「仙台は、練習後にクラブハウスまでの間に毎日あった。浦和は、限られた日にしか出来ないからファンサービスは貴重な時間です。写真とか声をかけてもらって受け入れてもらえた感じがした。ゴールを待ってますって声が一番多かったかなぁ。左わき腹の打撲は、良くなって来ている。ただ、当たった場所が悪く、わき腹の筋肉を傷めてしまった。肋骨は大丈夫だったのは、不幸中の幸いでした。今日やってみて、悪化しなければ明日からチーム合流したいが、無理すると良くないので、トレーナーさんやドクターとしっかり話して決めたい。山雅戦に向けて調整したい」と慎重な態度を見せつつも「やっぱりゴールですよね!チャンスは作れている。あとは、決め切ることが大事!コンビネーションの質やボールを引き出す動き、松本山雅戦に向けてやっていきます」と中断期間を利用して照準を4月4日に開催される松本山雅戦に合わせた。

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宇賀神「Jリーグでアピールしていきたい」

オフの3月23日に27回目のお誕生日を迎えた宇賀神友弥選手は「僕の目標は、ヒラさん(平川選手)。ヒラさんという良いお手本がいる。ヒラさんは、日本代表に縁が無かったから、そこは越えていきたい。ここ1~2年のチャンスをものにしたい。代表監督(ハリルホジッチ監督)は、名前だけで選手を選んでいないから、しっかりとJリーグでアピールしていきたい」と27歳の抱負を語った。そして、苦笑いしながら「27歳って、自分が小さいころは、もっと大人だと思っていた。ヒラさんも35歳じゃないだろう?!みんな年齢以上に若いなぁ」と話し「27歳をこういう立場にいられること、レッズにいられることは幸せ」だと噛みしめるようにしみじみと話した。

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李「10年ぶりに足が攣りました」

右足内側則副靱帯を負傷して広島戦で復帰を果たした李忠成選手は「広島戦の前の練習では、本当に動きも状態も良かったんだけど、試合では距離が遠かった。10年ぶりに足が攣りました」と無意識に怪我している足をカバーしていたのか、負担が掛かってしまっていた。そして「時間を追うにつれて、広島の守備も堅くなってしまった」と悔しそうに0-0の引き分けで終わった広島戦を振り返った。右膝の状態については「痛みはまだあるが、今日の全てメニューが出来たから大丈夫。松本山雅戦に向けて準備していきます」と気持ちも身体も切り替えていた。

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関根「結果で見せることが恩返し」

シャトルランニングで不動の1位に輝いた関根貴大選手は「シャトランでとし君(高木選手)と拓也君(岡本選手)が追いかけてくるので、モチベーションがやっていて上がる。勝つことが目標なので、負けないで良かった」と嬉しそうに安堵の表情を浮かべた。そして更に嬉しそうに「昨年よりも自分のユニホームを持っていてくれる人が多いと感じる。プレシャーはあるが、今シーズン、結果で見せることが恩返しだ。結果で示さないといけない。週末に練習試合が出来るのは大きい。(3月28日流通経済大学とトレーニングマッチ)いろんなことが確認できる。大学生には、負けられないし、プロの職業だし、拘りたい。自分の中で仕掛けが出来ていないので、大学生相手にしっかり自分たちのサッカーを遣りたい。ミスを恐れずに積極的にやりたい」と話した。

 

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