浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】今日、運動量も判断力も一番輝いていたのは鈴木啓太だった<武藤、宇賀神、石原、高木、岩舘コメントあり>(2015/3/27)

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今日のイチオシ!!「鈴木啓太選手」

今日のイチオシは、運動量も判断力も一番輝いていた鈴木啓太選手だ!!新ルールに対して、飲み込みも早く順応して動いていた。お互い10人になってから、ビブなし組は4DFに代えたが、右サイドバックを務めた関根貴大選手が高い位置をとって攻撃参加したあとのサイドのスペースをボランチが埋める動きをしないといけなかった。そのため中央にスペースが生まれたのを見逃さずに、鈴木選手が上手く使っていた。また、激しい接触で2回ほど、うずくまるシーンがあったが、すぐに立ち上がりプレーを続けていた。全てにおいて、自分が求められていることを理解してピッチに立っていた。

武藤「無理しないことにした」

練習後、大学の後輩と対決を楽しみにしていた武藤選手は「練習試合に間に合わそうと思っていたが、無理しないことにした。4月には連戦が控えている。連戦に向けて焦らずいきます」と笑った。 IMG_5344

宇賀神「明日は大丈夫!」

同じく、流通経済大学出身の宇賀神選手は、左膝を庇うテーピングが痛々しい姿であった。「明日、大丈夫ですよ!痛そうだなぁ~って見せているだけ!!実際は、大丈夫!」と笑顔を見せて冗談を飛ばしていた。

石原「いかにゴールが決まるかだ」

練習後にミシャ監督と話をしていた石原選手は「頭の回転と技術が求められる練習であった。退いてボールをもらったり、DFの裏でもらったり、相手と駆け引きしながらしていた。最後のところで、いかにゴールが決まるかだ。崩す形の連携は出来ているし、イメージある。しかし、今日の練習は難しかった。ヒラさんがいなくなって、自分のポジションで使える選手がGKと自分を覗いて6人しかいない状況だからね。いつもは、1つ手前だが、4人目の動きやサポートのタイミングが大事だった。どの相手でも噛み合えば崩せる。精度を上げて、試合で使える。練習で意識付けは出来た」と話した。疲れた表情を浮かべながらも手応えを感じていた。 IMG_5261

高木「レッズに来て合わす感覚を意識するようになった」

ラストゴールの起点となったのは、高木俊幸選手のプレーであった。高い位置でボールを奪い、ショートカウンターでズラタンへとパスを出した。高木選手は「ラストゴールは、獲って終わりたい気持ちが強く、少しスイッチが入った。練習の最後の緊張感ですかね。わざと中にポジションを取って、サイドにスペースを空けていた。相手は、余裕を持ってDFラインに下げるのを狙っていたんだ」と満足気にニヤリと笑った。今日のミニゲームでは「自分にボールが入って来そうなところを考えて、ゲームの流れを見て、その次にここに来るだろうとか・・・。ボールをもらった瞬間に、どう動いたら味方が空くか意識した。レッズに来て、合わす感覚を意識するようになった」と話した。

岩舘「アグレッシブにチャレンジしていく」

岩舘直選手は「キーパーのところで、試合のリズムを作りもっと攻撃参加を意識することをアップの段階から取り組みました。昨日の練習から、ミシャ監督がメッセージ性のあるビルドアップを要求していた。ボールを取って、味方に預けたら終わりではなく、先の展開を考えることが大事。チャレンジを認めてくれる環境があるので、アグレッシブにチャレンジしていく」と攻撃参加について話した。そして、守備のバランスについては「幅を守るバランスが崩れた。サイドのカバーでボランチが外に引っ張られて、中が空いてしまった。難しかった」と反省していた。明日の練習試合に向けて「大学生と練習試合は、ボールは支配しないといけないし、GKが絡んで攻撃を組み立てていきたい。スペースと人を見ながらやっていきたい」と意欲を燃やしていた。 IMG_5347

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