浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】関根「仙台に相性が悪いイメージない」鬼門での勝利を狙う<関根、柏木、梅崎、森脇>(2015/5/8)

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今日のイチオシ!!「関根貴大選手」

豊富な運動量を見せ付けながら、しっかりと考えたプレーを見せていた関根貴大選手だ。仙台を意識したビブなし組みの左サイドバックに起用された橋本和選手とは、身長差が約15㎝あった。

関根選手は「競り合いは、正直言って不利だから、パスも貰うタイミングと動き出しを早くして、1対1の場面では相手の懐に入った。突っかけるところと、突っかけないところのメリハリを意識した。でもリーチがある(足が長い)ので考えながらやった」とニヤリと笑った。そして、「久しぶりにゲーム形式の練習が出来て、動きの確認が出来た」と手応えを感じているようだ。

「中2日、中3日と試合が続き、1週間空いたのが長く感じる。空いた時間でどう試合の準備をするかが大事だった。ACLに行っていない分、コンディションは良い。休みを貰ってリフレッシュ出来た。みんな、アウェイの仙台には良いイメージが無いけど、自分はやったことが無いから、悪いイメージもないし、甲府戦のようなイメージで少ないチャンスで決めたら良い。ラストパスの質を上げていく」と話した。身も心もフレッシュな関根選手が、鬼門仙台のイメージを変える。

柏木「仙台戦はリスクマネジメントとボールの奪われ方に注意」

GW明けにリフレッシュした社会人が、身体が重たく感じるのと同じで、柏木陽介選手も身体が重たそうであった。しかし、重たいながらでも鋭い動きを見せてビブなし組を唸らすパスを出していた。

練習後、柏木選手は「疲れているよ。試合が続いて、緊張していた物が切れた。やっと今日、練習出来た感じだ。リカバリーが多すぎて、今日は動けなかった。今までの週1回試合と一緒のはずだが・・・。休んで、試合に出ていない人の気持ちが分かった」と身体が連戦に慣れていた分、コンディション調整の難しさを口にした。

しかし仙台戦の話しになると、目をギラギラさせて「鬼門のアウェイ!前にウィルソンがいて、カウンター気味で蹴って来られたら嫌だけど、最近の仙台は繋いでくる。でも、相手を押し込んだ時間が増えるから、リスクマネジメントとボールの奪われ方だと思う。富田君は、セカンドボールを拾うのは、Jリーグの中でトップだと思う。俺と阿部ちゃんがどう絡むか?!最後まで集中してやる。より試合の運びが大事になってくる」と話した。柏木選手は「最近の試合を見て、家族や友達から『気持ちが入っていて感動した』ってメールが来る。自分も楽しいし」と仙台戦もピッチから感動を届ける。

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梅崎「鬼門で例年みたいにやられてはいけない」

梅崎選手は「久しぶりに、サッカー出来た。ゲームが出来て楽しかった」と笑みが零れた。「仙台は鬼門の1つ。例年みたいにやられてはいけない。仙台に負けたら、G大阪戦の勝利の意味が無くなる。毎年、立ち上がりから仙台の勢いに飲まれている印象がある。試合の立ち上がりが大事だ」と身を引き締めて話し、「攻撃の形が出来ているから、焦れずに自分たちのサッカーをやる。マキの(槙野選手)のクロスに斜めに入るプレーは意識している。動き出しが大事だし、こぼれ球の反応も大事だし、クロスからの得点のイメージもある。ニアで誰かが潰れて、ファーサイドとか大事だ。前線のプレーに関して、チーム全員が関わっている感じがする」とゴールに向かうプレーの良いイマジネーションを膨らませていた。

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森脇「勝って帰って来れて良かった」

G大阪戦にフル出場を果たし、オーストラリア遠征にも帯同した森脇良太選手は「チームとして、勝って帰って来れて良かった」と嬉しそうに話した。「オーストラリアのメンバーは、移動があったけど試合していてしっかりと身体を動かして来たし、残りのメンバーはリカバリーをしっかり出来たみたい。G大阪戦から、オーストラリアに移動したが、試合に出ていないから疲れは、半分かなぁ?!」と言いながらも一番、今日の練習で動きが重いように感じた。

鬼門と言われる仙台戦まで、中1日ある。選手のコンディションのばらつきを戻して、仙台戦前日の貴重な1日となる明日の練習を有意義な物にしたい。

 

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