浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】今日のイチオシ「加賀健一」夏に向けて闘える身体作りに余念なし!<関根、岡本コメントあり>(2015/6/23)

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今日のイチオシ!!「加賀健一選手」

体幹やフィジカルトレーニング中心に行なわれるオフ明けのメニューを約1時間行なったあと、ファンサービス対応をして疲れきっているはずなのに、更に1時間以上もこの蒸し暑い中で自分の身体を追い込んでいた選手がいた。加賀健一選手である。他にも居残りランニングを行なっていたのは、岡本拓也選手と茂木力也選手、斉藤翔太選手たちであったが、加賀選手の身体の追い込み方を見ていると鬼気迫るものを感じた。ランニングのスピードを変えながら行ない、終わってからも筋トレや入念なストレッチを欠かさずに行ない。

ロッカールームに引き上げてきた加賀選手は、まるで頭から水浴びをしたように全身が汗でびしょ濡れであった。加賀選手は「まだまだ足りない」と一言残して、ロッカールームへと足早に入って行った。なかなか試合出場のチャンスが巡って来ない中で、この夏に向けて闘える身体作りに余念はない。ベテランの加賀選手の取り組む姿勢が今日のイチオシだ!!この汗は、必ずピッチで報われる日が来る。

関根「今季の目標5ゴール5アシストは次の1ゴールで1stステージで達成したい」

関根貴大選手は「元気くんからは、良かったねぇ~と言われた」と嬉しそうに話したが、すぐに厳しい表情に変わり「優勝をしたけど・・・。みんな言っているが『通過点』だから、年間を獲るための大事な試合が待っている。継続することが、結果に繋がる。監督も言っていたが、切り替えて次の試合に向けて準備をしていかないといけない」と身を引き締めて話した。真の日本一の目標を掲げながら、個人として関根選手は「あと1点決めれば、5ゴールになる。シーズン通して5ゴール5アシストと目標にしていたが、1stステージで5ゴール5アシストにしたい」と1stステージラストゲームで目標を達成となる1ゴールを狙う。

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岡本「ウメさんの努力する姿勢の大切さを感じた」

神戸戦でベンチ入りした岡本拓也選手は、翌日の湘南との練習試合に出場した。「トレーニングマッチは、移動があった中で多少身体が重かった。でも90分間、やれたことは良かった」と岡本選手は話した。そして神戸戦で1stステージ制覇を目の前で見ていて「正直、ラッキーだなぁ~って思った。ガンバが引き分けたという情報は、ベンチに入ってきたが、1人少なくなってから、ひょっとしたら負けちゃうかもって冷や冷やしながら見ていた。その場にいれたのは、幸せだった。選手でいる限り、もっともっと試合に絡めるようにやらないといけない」と自分を叱咤するように話した。そして梅崎司選手のゴールについて「ウメさんは、何回も怪我して、苦労してきた。いつも居残り練習していたことが実になった。あぁやって、ウメさんが活躍しているのを見ると、如何に日々が大事なことを感じた。僕にとっては、今日から大事な日々が始まる」と話した後に、爽やかな笑顔を見せて「走って来ます!」とスパイクからランニングシューズに履き換えて走り出した。

更なる上を目指し、1stステージラストゲームとなる新潟戦へ向けて、選手個々の思いがピッチの中で交錯していた。

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