浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】今日のイチオシ!ミシャ監督「サッカーという職業は、過去の栄光では生きていけない」<西川、森脇、関根、橋本コメントあり>(2015/6/27)

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今日のイチオシ!!「ミシャ監督」

優勝を決めた後の試合ほど、選手のメンタルが難しい。優勝が決まったからといって気が抜けてしまってはダメだ。また、優勝したチームが下位チームを取りこぼしてはいけないと堅くなってしまったり、無敗記録に囚われて本来のプレーを見失ってしまいがちだ。今週、ミシャ監督は「気持ちを切り替えて試合に臨むこと」と選手たちに口を酸っぱくしながら日々伝えて来た。

そして、ミシャ監督ご本人は「私は、神戸からの帰りの新幹線の中で、次の試合のことを考えていた。サッカーという職業は、過去の栄光では生きていけない。昨日よりも明日。未来の中で結果を出さないといけない」と話した。その言葉通り、しっかりと新潟戦で結果を出し、1stステージの最終節を有終の美で飾って欲しい。選手のメンタルコントロールも監督の大切な仕事の1つである。ミシャ監督の手腕に期待して、今日のイチオシはミシャ監督にしたい。

西川「目標の15失点のために無失点で抑えたい」

梅雨の時期だけに天候も心配な西川周作選手は「雨だったら、基本的なことを大事にしていく。シュートに対しては、スリッピーなので正面に入る。キャッチもキックもより集中してやる」と話し「新潟には、前線にドリブラーがいて、個人で打開出来る。フリーにさせたらうちのDFラインが下がり気味になってしまう。その前に、相手の攻撃の目を摘む。優勝したことは、(頭の中に)もう残っていない。年間王者を目指す。それと、個人的にシーズン前に17試合で15失点以内と目標をたてた。現段階でもう15失点をしているから、もう失点は出来ない。ゲームの入り方から集中したい。レッズが違うと言うところを見せ付ける!」と無失点勝利を目指す。

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森脇「優勝を決めた後の一戦は気を引き締めることが重要だ」

森脇良太選手は「新潟は、ハードワークしてくるし、守備ではマンツーマンでくる。相手がどのようなやり方をして来ても慌てずに、ボールを動かして、相手の隙を突く。確かに、ラファエルは良い選手だが、宇佐美や武藤も押さえて来たし、レッズでいつも練習をしていることを出せば良い」と話した。そして、「これからも負けないことが大事!負けるとしたら、明日だ!優勝を決めた後の一戦は、気を引き締めることが重要だ」と危機感を持っていた。

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関根「1stステージを無敗で終えたい」

関根貴大選手は「新潟は前線から守備を嵌めてくるから、ボールの動かし方が大事になってくる」と新潟戦の攻撃の組み立て方にポイントを置いた。「優勝した次の試合が大事だ。1stステージを無敗で終わるようにしたい。ホームで全勝したいし、無敗記録を伸ばしていきたい。ここからが勝負だと思うし、どうやって自分のプレーの幅を広げていくかだと思う。結果を残していきたい」とプレーの向上を自分の課題として上げながら、チームの勝利に貢献していく。

橋本「勝ち点1でも欲しい」

橋本和選手は「どういう状況で試合に出るか分からないが、左利きなんでダイレクトでクロスを入れたり、ボールを呼び込んで前でもらって、えぐって横パスやマイナスパスを入れていきたい。新潟は、ハードワークしてくる難しい相手。順位的に結果が出ていないが、ハイプレスからの早い攻撃をしてくると思う。優勝が決まった後の試合は大事。無敗記録が止まったりしたら、優勝が薄れてしまう。相手は、勝ち点1でも欲しいと思う。良い緊張感を持ちながら自分の持ち味を出していきたい」と高さと左利きを生かしたプレーを心掛ける。

1stステージ優勝のトロフィーは、対新潟戦の埼玉スタジアム バックスタンドコンコースC7ゲート付近に展示される。また、新潟戦後には選手による優勝報告も予定されている。1stステージ王者として、誇り高き試合をしたい。

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