森脇「みんなに迷惑を掛けて申し訳ない」

名古屋戦でレッドカード一発退場処分となった森脇良太選手は「僕自身、20分でピッチを後にしたので、祈ることしか出来なかった。ひとり少なくなっても、良いサッカーをしていた」と話した。

「僕自身、ファールだと思ったがイエローカードが妥当と思っていたら、赤を出されたのは意外だった。身体が入れ代わって、後ろから引っ張ったり、足が掛かったのならレッドカードでも納得出来る。１つのボールを巡っての争いで、相手と並行した所のバトルだった。退場処分後に、事情聴取を受けてVTRを見た。（事情聴取で）対等に話しが出来た。カードを出されたことは、真摯に受けて止める。もっと良い状況でDF対応出来るようにしたい」と反省はしていたが、「文句になっちゃうのが残念だけど・・・。一番おもろしい攻防戦の場面だと思う。お互いにユニホーム引っ張っていたし・・・。８割、９割が言い訳になってしまう」と頭をかいた。

「１人少なくなって負けたけど、良いシーンは沢山作っていた。僕がいれば、更に良い展開が出来たと思う。本当に申し訳ない。良い展開が続いたところの出来事で、みんなに迷惑を掛けて申し訳ない」と森脇選手は頭を下げていた。

石原「順調です」

岩舘選手と一緒にリハビリメニューをこなしていた石原直樹は「あれから３カ月ですよ」と照れ笑いしながら「順調です。感覚の部分がまだまだで、徐々に慣れさせていく感じだ。ダテちゃん（岩舘選手）の方が、少し回復が早いけど焦らずに、しっかり直したい。チームの調子も良いので、リーグ戦の最後の方に絡めたら良いかなぁ～って目標を立てている。ゆっくりやっていきますよ」と回復は順調のようである。今まで日にあたっていなかったために、色白が際立っている石原選手だが「もともと色白なんで、大変ですねぇ。日焼け止めを塗ってますよ」と腕まくりしていた。

岡本「自分のプレーを出したい」

次節甲府戦を虎視眈々と狙っている岡本拓也選手は「チャンスがあったら、自分のプレーを出したい。自分の役割をはっきりとさせたプレーを心掛けたい。２試合、結果は出てないけど、相手を圧倒している。意識の問題と言うよりも、準備の問題だと思う。相手は、カウンター狙いだから、お互いに声を掛けて、ボールの無いDFの基本ポジションを90分間続けることが大切だ。今日の練習では、しっかりと切り替えの早さ、暑いけど動くことを意識した」と話した。

柏木「切り替えてやるしかない」

柏木陽介選手は「良い試合だったけど、しかたない。切り替えてやるしかないでしょ？！」と足早にクラブハウスを後にした。

西川「ここからです！」

GKで走行距離が５キロ越えることは稀である。西川周作選手は「走行距離が５キロ越えたのは、１人少なくなって、自分がという意識が強かった。みんながキツイ時に、顔を出してやることを意識した。負けたけど、内容が悪くなかった。ネガティブになることないと思う。（矢野選手のゴール）失点はちょっとした寄せの甘さで入れられた。瞬時に判断しないと・・・。外から回ってくる選手がいて、迷ってしまった。GKが支えていければ良かったんだ。スライドした守備が出来れば問題なかった」と２失点目のシーンを振り返り、更に「永井さんにドリブルでやられて、ヤバいと思った。守備の人数がいただけに、悔しい失点だった」と川又選手の同点ゴールを悔しそうに振り返っていた。そして、気持ちを立て直すように「レッズに僕が来て、初めての２連敗だ！」と唇を噛み「でも、続けることが出来れば、結果が付いて来る。追う立場を楽しみたい。ここからですね！！」と連敗を払拭するように爽やかな笑顔を見せた。

那須「逆にチャンスだ」

那須大亮選手は「ゲームの入り方は良かった。得点後の失点が・・・。ここ２戦、内容は良いが失点の仕方が似ている。リスクマネジメントと言うか・・・、ビルドアップからのミスでカウンターを食らった。永井に対して身体を入れるまでは良かったが、最後にスライディングしようかと思ったが、足が掛かりそうだったし、位置的にやばかったから止めた。山形戦でも退場していたし、あの時間帯でカードを１枚貰うのも早いと思って行けなかった」と永井選手との対峙したシーンを話した。「モリの退場で10人になったけど、チャンスも作った。決めるところで得点しないといけない。２連敗は、チームにとっては、逆にチャンスだ。自分たちでしっかりと受け止めて、攻守の修正をして次に結果を残す！」と連敗したことで露見した問題点を修正するチャンスだと捉えていた。