浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】専修大学とのトレーニングマッチは4-3で勝利(2015/9/27)

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打ち合いとなったトレーニングマッチ

鹿島戦の激闘から一夜明けた、9月27日。曇り空に覆われた練習場で、李忠成選手を除く試合に出場したメンバーは、午前10時からクールダウンを行なった。

輪になり、クールダウンを行ないながら、興梠慎三選手が「ねぇ~ねぇ~周ちゃん、あのダヴィのシュートさぁ~」とダヴィ選手と1対1のシーンを西川周作選手に尋ねたり、槙野智章選手が「陽介の守備がさぁ~」と話し出したりと勝利の余韻に浸りながらリラックスした雰囲気であった。そして、ミシャ監督と屋外ミーティングが行われた。

ミーティングが終わると、専修大学との練習試合の見学に訪れたシーズンチケットホルダーの方々と握手を交わしたり、興梠選手と武藤雄樹選手は一緒にベンチに座り練習試合を眺めていた。

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特別指定選手の福島春樹選手は、専修大学在籍のため専修大学の選手として試合に出場した。土田GKコーチは「一石二鳥だ!!」両チームのGKに熱い視線を送っていた。

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浦和は、GK大谷、DF岡本、永田、加賀、MF橋本、那須、鈴木、平川、茂木、斎藤、FW李と那須大亮選手と鈴木啓太選手がボランチを務め、斉藤翔太選手と茂木力也選手がシャドーを務めることとなった。

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浦和のキックオフで始まった試合は、いきなり立ち上がりに下田悠哉選手に決められてしまい、大学生相手に先制点を許してしまった。その後、浦和は気を引き締めてDFラインを高く保ちコンパクトにして攻撃を仕掛けていくが、前線にボールが収まらない苦しい展開となってしまった。

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逆に、専修大学は自陣に押し込まれながらも浦和の縦パスを狙い、奪うと攻守の切り替えを早くしてカウンターを仕掛けて左から小口大貴選手がシュートを放ったり、狙いを持った攻撃や、前から積極的に嵌めこむ守備を見せた。

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21分、加賀健一選手のパスをペナルティーアーク付近で李選手がスルーし、茂木選手がシュートを放つも福島選手に阻まれてしまった。だが、そのこぼれ球を李選手が押し込み同点とした。

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前線にボールが上手く収まらない中でも、根気良く攻め続けた38分、永田充選手から李選手に縦パスが通ると、そのままオーバーラップした永田選手とスイッチするような形から、永田選手が左ワイドからエリア内に走り込んだ橋本和選手へと丁寧なパスを送り、綺麗な崩しから橋本選手のゴール生まれた。前半を2-1で折り返すことが出来た。

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後半になると、専修大学はメンバーを全員入れ替えて挑んで来た。一方、浦和は那須選手に代わり高校2年生の高山大智選手をシャドーで起用し、茂木選手をボランチで起用した。

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浦和は、主導権を握りながらも専修大学のカウンターの脅威に晒されてしまった。54分には、松山友弥選手がドリブルで持ち上がりから、飯島諒選手がゴールを狙って来た。60分には、佐藤佑太選手が大きく左のバイタルエリアへ展開すると、飯島選手がシュート性のクロスに釣られニアへ大谷選手が飛び出した所を上手く南隆選手がゴール中央で合わせて、無人のゴールに叩き込んで2-2にされてしまった。

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追い付かれた浦和は、DFラインを高く保ち攻撃を仕掛けるが、なかなか噛み合わない展開から70分、橋本選手の左CKをこれぞプロだと感じさせる気迫の籠った永田選手のヘッドが炸裂して、再び浦和が3-2と突き放した。

 

そして、80分には、李選手から高山選手へとタイミング良く縦パスが入り、高山選手のゴールが決まり4-2とした。このまま試合終了かと思いきや、45分に浦和のDFがファールで専修大学を止めて、DF陣の足が止まった瞬間にレフリーはアドバンテージで流した隙を突かれて小林岩魚選手のゴールが決まり4-3で試合終了。

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専修大学に勝利をしたものの試合開始と終了間際の失点に、後味の悪い試合となってしまった。

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