浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】短髪にしてしてイメチェンの西川「大事な一戦を楽しくやりたい」<西川、李、高木、梅崎、ペトロヴィッチ監督コメントあり>(2015/10/23)

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西川「大事な一戦を楽しくやりたい」

髪の毛を短髪してイメージチェンジした西川周作選手は「視界良好!!スッキリして軽くなった」と笑顔を見せた。そして「今週は、良い練習が出来た。今日も集中してやることが出来た。練習で出来たことを出せればよい」と練習から良い手応えを感じていた。「FC東京は、1人良いキッカーが居る。無駄なファールをしない意識を高く持って、ゲームに入る。FC東京は守備が堅いイメージあり、クロスからの得点のイメージが強い。相手の守備が堅いから、自分のところから色んなところに、ボールを配球したい。大事な1戦だが、楽しくやりたい」と積極的に後ろから攻撃を組み立てて行く姿勢を見せた。

今シーズンリーグ最少失点を誇るFC東京を相手に、浦和は観ている人々がワクワクするような多彩な攻撃でゴールを抉じ開けて勝利をものにしたいところだ。

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李「先制点の1点が勝負だ」

ミニゲームの3本目でズラタン選手と興梠慎三選手と組んだ3トップ気味に関しては「ゴールしか見ていない3人だから、ある意味、相手が予想出来ないかも?!慎三が少し退き気味のポジションを取ってバランスを取ってくれた。まぁ~相手からしたら恐いと思う」と自信たっぷりにニヤリと笑った。堅いFC東京の守備を崩すために、超攻撃的な3トップの可能性も楽しみである。また、FC東京のお膝元である西東京出身の李忠成選手は「味スタ近辺は、小さい頃から馴染みのある場所だ。地元なので知り合いも沢山、明日の試合を観に来てくれる」と楽しみにしている。「FC東京は守備が堅いから、浦和が先に1点獲ったら、相手のゲームプランが崩れる。先制点の1点が勝負だ。相手は、分析してくるから、最後は個人の力だ。クロスから点を獲りたい。いかに相手のDFを打ち破るかだ。中からの崩しをもっとチャレンジするべきだと思う。浦和が良い時は、中も外もどちらも
出来ていた」とゴールに意欲を燃やした。

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高木「クロスの質を考えていきたい」

高木俊幸選手は「左サイドの太田宏介君のクロスから、中で合わせられる選手がいる。サイドの攻撃を避けたい。先ずは、失点をしないことが大事。早い時間に失点するとバタバタする。でも、守りに入るよりは、攻めないといけない。攻めの姿勢を崩さずに、前半は難しいと思うが、主導権を握って早い時間に得点したい。中からと外からの崩しのバリエーションを増やしながら、守備が堅い相手に対して、遠目からシュートを撃ったり、早い段階でクロスを相手のGKとDFの間に入れたりしたい。まともにクロスを入れてヘッドで競り合うのには、ドンピシャ合わせないといけない。難しいと思う。だから、クロスの質を考えていきたい。効果的な動き出しから、ボールを引き出してワンタッチとかで起点になっていきたい」と攻撃のバリエーションのイメージを膨らませていた。

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梅崎「壮絶なゲームになる」

最後まで居残り、ステップワークやランニングをいつも通りしていた梅崎司選手は「とにかく自分たちのサッカーを選手それぞれが出し切ることが大事だ。相手が、やりたいことに嵌らないことだ。FC東京は、守ってカウンターだ。楔を打ち込むのか、サイドから展開していくのか、相手のしっかりとオーガナイズされた守備に対して、どこかでリスクを負って相手DFを引き出す連動したプレーをしていくことが大事だ」と厳しい表情で話した。そして「FC東京戦のアウェイはいつも壮絶なゲームになる。最近、消化不良だから観ている人も僕らも楽しめるスペクタクルなゲームをしたい。やっている方は、しんどいけどね」と笑い「そういうゲームが、今は必要だ。楽しんでいければ良い」と目を輝かせた。

ペトロヴィッチ監督「カウンターとセットプレーに警戒」

練習後の記者会見でミシャ監督は「FC東京にとっても浦和にとっても非常に重要なゲームである。両チームとも前節を負けている同志の対戦だ。それが、両チームに圧力を掛ける状況になってしまった」両チームが置かれている状況を話し「FC東京は、運動量とアグレッシブと規律のあるチームである。カウンターの鋭さ、セットプレーの危険があるチームだ」とFC東京のカウンターとセットプレーを警戒した。更に「我々としては、自分たちのサッカーを貫くことが必要だ。重要なゲームだが、少し力を抜いてリラックスが必要だ。G大阪戦では、恐さからなのか堅さがあって良い出来ではなかった。緊張感のある中で、リラックスして試合に臨む」ことを選手たちに要求していた。

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