浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】鈴木「ミシャ体制でチャレンジすることを学んだ」<鈴木、永田、岡本コメントあり>(2015/10/25)

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鈴木「チャレンジをすることが重要だ」

90分間、攻守に渡り中盤で絶妙なバランスを取り続けていた鈴木啓太選手は「良いプレーも沢山あったし、失点もあったし、総合的に見れば良く無いゲームだった。判断ミスもある。自分の中では常に課題としている」と厳しい表情を浮かべた。そして「良い場面も良く無い場面ももちろんあった。チーム全体が、次の川崎戦に向けての良い準備に捉えるべきだ。総合力が重要で、公式戦を想定してやる。ただトレーニングマッチは、ミスが公式戦よりも許される。全員に言えることは、チャレンジすることだ。トレーニングしたことを恐れずにやる。ミシャ体制で、僕はチャレンジすることを学んだ。若手には、どんどんチャレンジして欲しい。僕自身もチャレンジをまだまだしないといけない」と話した。

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永田「今日はアピールの場だった」

前半は、良い守備から効果的なビルドアップを見せていた永田充選手だったが、風下となった後半に苦戦を強いられて「後半に関しては、どう攻めて良いのか・・・。DFのところでも相手を自由にさせてしまった。風下でもボールの運びが大事だった」と話し、オウンゴールとなってしまったシーンを振り返り「GKが代わっていて、幸輝(大谷選手)の感覚で出してしまった」と自身の判断ミスを悔しそうに振り返っていた。そして「前半の後ろからの組み立てを90分間続けたかった。個人的には、ロングボールも通ってよかった。サイドチェンジを一番意識して、ボランチに入った後のサポートの裏を意識していた」と手応えを感じたところもあった。「失点は、ミスがらみで、本当に勿体無い。ただ、続けて行かないと、試合のコンディションもあがらない。今日は、アピールの場だった。モリ(森脇選手)が出場停止だし、チャンスだ。右のストッパーだけど、使ってくれればやりたい!」と川崎戦に累積で出場停止の森脇良太選手のポジションに名乗りを上げた。

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岡本「メリハリのある守備を心がけた」

出場停止の森脇選手のポジションを狙っているのは、永田選手だけでない。今日のトレーニングマッチで右のストッパーで起用された加賀健一選手も出足の早い守備から、視野が広く逆サイドへの展開も素晴らしいものを見せていた。それに刺激を受けるように、対人に強い持ち味を出し、橋本和選手とのコンビネーションプレーで思い切りの良い上がりを見せていたのは、岡本拓也選手であった。岡本選手は「しっかりとDFラインをコントロールして、メリハリのある守備を全体的に心掛けた。良い守備から入れば、それが良い攻撃に繋がる。奪って、渡して出て行く所を意識して、エリアの中まで行けた」とPKを獲得したシーンを振り返った。だが、ハニカミながら「でも、後ろのバランスを見ながら状況によりますよね」と後方からの攻撃参加について話した。しかし、「前半は、良かったけど、後半がねぇ・・・」と悔しそうに表情を浮かべていた。今日は、左のストッパーでプレーした岡本選手であったが「右に入ったら、自分の特徴を生かして、前に行ってクロスを上げる。ドリブルで剥がしに行ったら、自分としては後のフォローも意識したい。左は中に入って行き、コンビネーションで崩すイメージ」と後方からの攻撃参加のイメージを膨らませていた。

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