浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】天皇杯に向けて練習再開(2015/12/6)

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天皇杯に向けて練習再開

大原の練習場の周りの銀杏も黄金に輝きを増した12月6日。チャンピオンシップ準決勝でG大阪戦に敗戦を喫し、約1週間のオフとなった浦和は、天皇杯に向けて練習を再開した。日曜日でファンサービスが行なわれると言うこともあり、大原には多くのファン・サポーターが詰めかけた。

筋トレルームから練習が始まり、軽くグランドを1周してフットサルコートで体幹が行なわれた。約1週間のオフを使って旅行に行ったり、家族サービスで過ごすなど選手たちは思い思いの時間を過ごして心身共にリフレッシュしたようで、爽やかな笑みを浮かべて談笑するシーンがあった。

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フットサルコートでの体幹を終えた選手たちは、2グループに分かれてステップワークで身体を動かした後に、ランニングの中に6カ所ステップワークを取り入れたメニューを10分×2セット行なった。ランニングしながら「ステップワークが多いなぁ~」「学生時代みたいだね」とつぶやく声が選手たちから聞こえてきたが、シーズンの始動日のように真剣な表情で取り組んでいた。

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ステップワークを取り入れたランニング中、最初は笑顔で談笑する余裕があった選手たちも、給水タイムで休憩時間も設けられていたが徐々に口数が少なくなっていった。ただ、先頭を快調に走る阿部勇樹選手、梅崎司選手のペースに引っ張られて早いペースで進むグループと、興梠慎三選手と那須大亮選手、森脇良太選手がゆっくりと走るグループとなった。

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半周空いていた距離が、見るみる内に縮まって行った。気が付くと、阿部選手たちのグループが興梠選手たちのグループに追い付き、吸収され、あっという間に追い抜いていった。

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そして、給水しストレッチをして約1時間40分の練習を終え、選手たちはファンサービスへ向かった。

長期間行なわれたリーグ戦を1回リセットし、天皇杯に向けて闘える身体作りを1から始めた練習だった。天皇杯・神戸戦までチームは3週間かけて、じっくりと準備をしていく。

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