槙野「澤さんには次のステージに進んでサッカー文化を起こして欲しい」

引退を表明した澤穂希選手と交流がある槙野智章選手は「寂しいですね。バロンドールも獲得し、チャンピオンになっている。サッカー界に偉大な功績を収めている。辻上穂希として、１人の女性として次のステージに進んでサッカー文化を起こして欲しい。辻上穂希として、新しいチャレンジをして欲しい」と寂しさを噛みしめながらも澤選手にエールを送っていた。

また、ミニゲームで永田充選手とＤＦラインを形成し「充君は、守備の能力はチームでも優れている。ただ、ポカさえ無ければね最高クラスだ。でも、たまにポカするからね～」とニヤリと笑いながらも「新しいことにチャレンジしているので、馴らしていく。いろんなポジションでも試している。より、質の高いものを求めている。ＦＣ東京との練習試合は、公式戦と同様だ。緊張感とゲーム感覚を戻す」と身を引き締めて話した。

石原「コンビネーションを意識した」

第２子も誕生し、心も身体も乗って来ている石原直樹選手は「もう～ちょっとですかね？！」と慎重な態度を見せた。「スピード感や球際を意識すること無く出来て来ている。あとは、フィーリングや感覚的なこと、チームの流れがもう少しだと思う。今まで、周りが気を使ってプレーしてもらって、足を出さなかったり遠慮があったと思う。徐々に恐さも違和感もなくなった。ＦＣ東京の練習試合で確認していきたい」と話した。

ミニゲームでは、前線の３人の動きをかなり意識していたようで「コンビネーションを意識したが、微妙なズレがあった。やり続けることで、動きが分かってくる。ズラタンが、ボールを収めてくれるし、タイミングも分かり易く出来れば良い」と話した。少しずつであるが、激しい実戦に対応出来るように戻ってきた手応えがある。

関根「U-22楽しみ」

Ｕ－22のカタール遠征から月曜日に帰国し別メニューで調整していた関根貴大選手は、今日からチーム合流となった。練習を終えた関根選手は「久しぶりに、浦和のサッカーをやって身体がきつかった。でも、やっていて楽しい」と笑顔を見せた。そして「周りとのコンビネーションは、代表でのプレーを生かす意識でやっていた。コンディションは、問題無い。天皇杯まで時間がある。アジアの厳しさを感じたし、良い経験になった。責任感も感じたし、チームに帰って意識を高くやっていきたい」と話し、Ｕ－22日本代表に関しては「まだ、どうなるか分からない・・・。まぁ～楽しみですね」と話した。