浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう番外編】猶本「優勝しか狙っていない」 <猶本、後藤、吉良、筏井、加藤コメントあり>(2016/1/21)

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猶本「優勝しか狙っていない」

猶本光選手は「正月早々、胃腸炎になってオフは大変でした。3日にかかって、8日ぐらいまで動けなかった」と大変なオフを過ごしていた。雪が残る寒さの中で寒さを物ともせずに元気いっぱい短パン姿だった猶本選手だが「冷蔵庫の中に居るみたいで、寒かったぁ~」と寒さを我慢していた。そして「レッズとして、優勝しか狙っていない!リーグも皇后杯も獲りたい!攻撃的な選手なので、得点を獲ることでチームに貢献したい。昨シーズンは、1点しか獲れなかった。決めることを意識してやっていく。昨年の最後に1点獲れたのは、チャンスだと思った時にパワー使って上がって来れたからだ。守備をしっかりして、攻撃に繋げる」と話し「筏井さんとは、大学の話とかバルサの話をした。筏井さんは、頼もしいし、一緒にサッカーするのは楽しみ。対戦した時には、得点シーンを生み出すので恐かった。セットプレーのキッカーが1人より2人、3人居た方が良い」と筑波大学の先輩である筏井選手と一緒にプレーすることを楽しみにしていた。

後藤「昨シーズンの経験を生かしていく」

キャプテンの後藤三知選手は「ランドの周りの土手で冷気が溜まり、気温が下がった」と凄く寒かったようで鼻の頭が冷えて真っ赤になっていた。しかし、女王の座奪還に燃える心は熱く「成果が出たシーズン、失敗をしたシーズンと経験を重ねた。その経験を生かしていく。今年は、チャレンジだと思う。試合でスタートの入りの中で、得点出来るかどうかでゲームの流れや勝敗に直結すると感じている。守備は今まで以上にチャンレンジしたいし、チームに貢献する得点を決めたい。昨シーズン、3点突き離しても同点にされたり、逆転された。90分で勝って行けるかを大事にしていく」と良いゲームの入りでゴールを決めて有利なゲーム展開で勝利を積み重ねていく思いを話した。

吉良「目標は得点王」

後藤選手よりもゴールに拘りを持っていたのは、吉良千夏選手であった。今シーズンの目標を「得点王!昨シーズンは、2桁ゴール出来なかった。最低限の目標だ。レディースが優勝した時は、前線の選手がみんな点が獲れていた。苦しい試合、競っている試合で点が獲れる背番号10番に合った選手になりたい」と目を爛々と輝かせていた。

そして「柏木選手とどっちが点を獲るか勝負することになった。レッズフェスタの時に柏木選手に「同じ10番、頑張ろうね」と言われてモチベーションが上がった。今年は、やってやろう!!」と吉良選手は柏木選手から刺激を受けたようだ。

また、吉良選手は「寒かった~」と初日の練習を振り返り「スタッフが、雪かきしてくれた。本当に感謝です。有り難さを感じた」と感謝の思いも忘れていなかった。

筏井「みんなでサッカーをするのが楽しみ」

開口一番「寒いですね~。思った以上に寒かったです」と話したのは、ジェフから移籍してきた筏井りさ選手であった。「自主トレは、体力が落ちない程度にオフにジェフの練習場を貸してもらったりして走った。レッズは、走るって聞いていたので・・・」と筏井選手は照れ笑いした。ラスト20分のランニングでは「走るペースが同じぐらいの人を探して、長井コーチと走りました。1人で20分を走るのは、長いから・・・」とまた照れ笑い。「サッカーをやる上では、走るのは大事。坂道のダッシュは、加速能力を上げる。乳酸が溜めるために遣る。実は、素走りは得意ではないんですが、理論的に考えればやらなきゃいけないこと。大学で学んできましたから、そう考えたら走れる」と真剣な表情で話した。そして「やるまで不安だらけでプレーのイメージが無かった。でも、コミュニケーションが取れて、みんなでサッカーするのが楽しみ。攻撃に関わるプレーが多く、得点を生み出すアシストとか味方の連携が出来る。連携すれば更に楽しくなる」と話した。不安だらけの初日の練習であったが、上手くチームメイトとコミュニケーションが取れて不安を解消出来たようだ。

加藤「とにかく点を入れる!」

激しいステップワークが求められる動きの練習は、別メニューとなった加藤千佳選手は「リハビリから始まったのは人生初です。始動日に間に合わすつもりでオフもリハビリしてきたのに・・・」と唇を尖ら得て不満そうであった。だが、すぐに笑顔を見せ「もうそろそろ復帰出来そう。走り込みの時期には、間に合うと思う。今シーズンは、試合に関わって、とにかく点を入れる!」と意気込んだ。

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