仕事でもピッチでも息の合ったコンビネーションで輝く「エコ計画 吉良知夏選手と塩越柚歩選手」

新年度を迎え、希望とともに気持ちを引き締めて社会人１年目スタートさせた皆様、おめでとうございます。

浦和レッズのオフィシャルパートナーとして95年から20年以上浦和を支えている（株）エコ計画でも18名の新入社員を迎えて入社式が行われた。

少し緊張した表情を浮かべる新入社員の中に、先日開幕したなでしこリーグ・日テレ戦で途中出場ながら公式戦デビューを飾ったレッズレディースの塩越柚歩選手が晴れやかな姿があった。また、入社７年目となるレッズレディースの吉良知夏選手も会社の先輩として入社式に参列してサポートしていた。

井上綱隆代表取締役社長よりお祝いの言葉と共に「現状に満足せずに、高い目標を持って努力すること。戸惑うこともあるでしょうから、分からないことは上司や先輩に納得するまで尋ねること。足の裏で現場を確認して欲しい。お客様の目線で仕事に取り組んで頂きたい。失敗を恐れずに、仕事をして頂きたい。皆さん方が、会社の戦力となれるように歓迎の言葉とさせて頂きたい」と力強いお話を頂き、新社員の皆さんは襟を正して聞き入っていた。

また、岩渕国男常務取締役からは「向上心と自己管理をきちんとすることでお客様の信用と信頼が得られる。良き仲間であり、ライバルとして切磋琢磨して成長が出来る」と激励のお言葉を頂いた。

社員を代表して研究開発部の小日向さんからは歓迎の言葉に添えて「ひとりで悩まずに協力して乗り越えてください。初めから全てを完璧に出来る人はいません」とアドバイスが送られた。

入社式を終えた井上社長は「だいぶ、みなさん緊張されていたようですが、一日も早く立派な社会人になって欲しい」と期待を寄せていた。そして「今回、初めて新卒の障害者の方々を採用しました。また、仕事をしながら吉良選手のようにサッカーをやっている社員のほかにも他のスポーツの選手の雇用もある」とあらゆる人々が仕事をしやすい環境作りをしている。特に、レッズレディースの選手の雇用は新入社員として入社した塩越選手で４人目となる。

井上社長は「サッカーを中心にやってもらいたい。就業時間も短くしている。吉良に関しては、代表経験があって期待していたが代表に定着出来ず、彼女も悔しい思いをしている。塩越が入社して、お互いが刺激をしあって二人で代表を狙って頂きたい」とバックアップ体制も万全である。

塩越選手は「レッズのスポンサー企業に入社させて頂き嬉しく思っている。入社式では、向上心という言葉が多く出てきた。何事においても大事だと思う。知夏さんにいろいろと教えてもらって慣れていきたい。まだ、社会人としての実感はないですね。学生から社会人と凄く変わり、不安が大きい」と話すとつかさず吉良選手が「最初だけだよ！！実感は無いかも知れないけど、生活のリズムが出来れば良い」と先輩らしく励ましていた。

そして吉良選手は「自分も１年目は、社員の方々に優しく教えてもらった。柚歩にも教えてあげたいし、仕事に慣れて欲しい。後輩が今までいなくて、初めての後輩だ。自分も初心に戻りながらやりたい。サッカー優先で仕事があると思ってやってもらいたいと社長にも言われている。レッズとして結果を残したいし、会社の皆さんに応援してもらっている。社員のみんなの期待に応えたい。代表でワールドカップ出場を目指すし、チームとしても優勝したい」と満面に笑みを見せた。

塩越選手も「こないだの開幕戦に少ししか出てないが、社員の方に出て良かったねと言われた。少しでも貢献したい」と話した。

吉良選手と塩越選手は、エコ計画の本社で机を並べて業務に就く。新入社員の塩越選手に優しく丁寧に業務内容を教える吉良選手の姿が頼もしく見えた。

サッカーに集中出来る仕事環境に甘えることなく、（株）エコ計画の社員の一員として誠心誠意業務に携わり、そして応援し支えてくださる社員の皆さんにピッチで輝くことで感謝の気持ちを伝えていきたい。吉良選手と塩越選手が、並んで仕事をする姿が眩しかった。