浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】前日会見に臨んだ、ペトロヴィッチ監督「誰もが勝つことを意識して闘う一番のベストをぶつけて勝利を目指す」<ペトロヴィッチ監督コメントあり>(2016/5/2)

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ペトロヴィッチ監督「日本を代表するチームとして、明日は全力で闘いたい」

少し肌寒く、曇り空が広がった5月2日。既にACLグループステージ予選突破を決めている浦和は、この先の試合展開を楽に闘うためにH組グループステージ1位通過を目指している。

首位を走るシドニーFCとは、勝ち点2差。浦和が浦項を破り、シドニーFCが広州恒大に敗戦すれば浦和が勝ち点11で1位通過とり、ノックアウトステージでグループステージF組2位の山東と対戦することなる。2位通過の場合は、今シーズン無敗を誇るソウルと対戦することとなる。

ACLとリーグを狙う浦和にとって、浦項戦をどのような位置づけで考えるのかがポイントとなる。ゴールデンウィークの連戦となり週末には浦和のプライドをかけた、さいたまダービー大宮戦が控えている。メンバーをどのように考えるかが監督の手腕に掛かっている。

練習が始まる前に行われた公式記者会見で、ミシャ監督は「明日のゲームは、チームにとって大事なゲームだ。首位通過を目標に、明日は闘わないといけない。浦項は、グループリーグ突破出来ない状況だが、日韓戦は常にハードだ。我々のホームだし、日本を代表するチームとして、明日は全力で闘いたい」と身を引き締めるように話した。

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そして、「いつ起用されても良いような準備が出来ている。嬉しい悲鳴である。全員が良いトレーニングをして、良い競争をしている。誰がスタメンで、誰がベンチで、誰がベンチ外なのか日々の判断が難しい状況である。ターンオーバーのためのターンオーバーでは、意味がない。誰もが勝つことを意識して闘う一番のベストをぶつけて勝利を目指す。これまで、試合起用がなかった選手は、出場機会を待っている。タイトなスケジュールで闘った選手たちには、休みが必要だ。ハードな、さいたまダービーも待っている。シーズンを闘う上で、今後をどう闘っていくか、全てを考えた明日のゲームになる」とメンバー変更を示唆した。

また、公式記者会見に同席した西川周作選手の顔を見ながら「周作はやる気満々だが、周作の起用を決めていない」とペトロビッチ監督はジョークを飛ばして西川選手を抱きしめた。

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チェ・ジンチョル監督「1.5軍だが一生懸命にやらせてもらう」

公式の記者会見で、予選敗退が決まっている浦項のチェ・ジンチョル監督は「予選は既に落としたが、精一杯やりたい。メンバーは、1軍でもないし、2軍でもない。1.5軍だが一生懸命にやらせてもらう。Kリーグで出ていない選手を使って、何かを掴みたいと思っている」と言葉少なげに話していた。

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