浦和フットボール通信

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ACLラウンド16 vsFCソウル 今日のポイント「選手達の思いは伝わってきたが、詰めが甘かった」

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Report by 河合貴子

今日のポイント

第1試合を勝利して優位な状況で始まった第2試合、90分の中でゴールを決めきることが出来なかった。しかし、浦和にはACLを勝ち進むチャンスは2度もあった。

延長戦2-1でアディショナルタイム3分を守り切れなかった。そして、PK戦の5人目のキッカーとなった西川選手が決めていれば・・・。だが、PK戦を外した西川選手も駒井選手も「自分の責任だ」と話していたが、全ては、大事な一戦に浦和の詰めの甘さが出た試合であった。

延長に入り内転筋を攣っていた興梠選手は「キープは出来るけど、何で負けるかなぁ?勝つチャンスが2度もあって、負けちゃうかなぁ~。何か甘いですよね。90分で決着がつけば良かったんだ。チャンスもあった。悔しいですね。ACL優勝が一番の夢だったのに・・・」とガックリと肩を落とした。

森脇選手は「延長最後の失点がもったいなかった。勝ちきって行かなければいけない試合だった。ACL制覇が消えた」と落ち込んでいたが、すぐに「また来年、ACLに出られるように、この1年頑張って挑戦権を勝ち取って出ないといけない。ちょっとしたところで勝敗を分ける。PK戦を含めて、勝ちきれなかった相手ではない。自分たちだ!」と話し、来年のACL出場に意欲を燃やしていた。

90分の内にアウェイゴールが1点でも決まっていたら、延長のアディショナルタイムを逃げ切れたら、PK戦を征することが出来ていれば・・・。前半の失点を含めて、悔やまれる点は沢山ある。

シャワーを浴びてロッカールームから出て来た選手たちは、自分のプレーに対して敗戦の責任を感じていた。何としてでも勝ちたかった。ピッチで闘った選手たちの思いは伝わって来た。やりきれない思いはあるが、詰めが甘かったことを胸に刻みJリーグ王者となり、再びACLのピッチに立ってアジア制覇を狙う。

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