Report by 河合貴子

関根「勝てば首位に戻ることができる大事な一戦」

鳥栖への出発時間が迫る中、パス・トラップ練習に取り組んでいたのは関根貴大選手であった。関根選手は「アウェイの鳥栖戦は、昨シーズンは良かったけどいつも苦しい展開になることが多い。他のチームの結果次第だが、勝てば首位に戻ることが出来る大事な一戦だ。ACLのソウル戦は途中からベンチで観ていることしか出来なかった。自分がやるしかない」と意気込み、「ソウルは前から嵌めて来て（プレスを掛けて来た）上手く行かず、より攻撃の組み立ての工夫が必要だ。そういう意味で、短い時間だったが、ミーティングだけでなく、ピッチでポジションを取ってやることが出来た。良いイメージが出来た」と練習での手応えを感じていた。

梅崎「自分の仕事をするんだという気持ち」

居残りランニングをいつもよりも短めに取り組んでいた梅崎選手は「120分、闘ったあとの疲労がみんな残っている中で、走ることがベースだと思う。気持ちの部分で、試合に良い入りが出来れば良い」と話し、「僕は、120分出ていないから、チームを助けないといけない。自分の仕事をするんだという気持ちだ」と献身的なプレーでチームを助けて行く姿勢を見せた。