浦和フットボール通信

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【選手ミニコラム】コンディションが戻った関根「ワイドは気持ちだ!諦めれば抜かれる」

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首位攻防戦となった大一番の川崎戦のピッチに関根貴大選手の姿がなかった。名古屋戦後、コンディション不良で練習を休んでいたのだ。だが、神戸との3連戦を前にコンディションをしっかりと整えて、元気な関根選手の姿があった。

ミニゲームでも飢えたオオカミのようにガツガツと球際に厳しく激しいバトルを仕掛け、コンディションが万全であることを練習中からアピールしていた。

神戸戦の前日練習後もシュート練習、坂道ダッシュ、ランニングと空白となった先週を取り戻すように念入りにコンディションを調整していた。

関根選手は「自分の判断でもあり、チームに迷惑を掛けました。その分、取り戻さないといけない。年間1位を目指してしっかりと遣りたい。毎年この時期は首位に立っているが、いつも違う追う立場だ。自分たちは落とせない。上にプレッシャーを掛ける。川崎が、このまま上手くいくとは思えない」と身を引き締めて話していた。

コンディション不良で闘えなかった川崎の敗戦を真摯に受け止めて責任を感じていた。だからこそ、神戸戦に掛ける思いは強い。

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そして、関根選手は「神戸のアウェイは、なかなか勝てていない。でも、強いチームは連敗はしない!」とはっきりとした口調で断言し「ホームとアウェイでは、神戸は違う。スタジアムもグランドも違うし、相手のモチベーションも違う。(神戸対)ガンバ戦を見たけど、カウンターが脅威だ。前の5枚がマッチアップする。目の前の相手に勝つことで、楽に闘える。サイドはより高い位置が取れるようにしたい」と意気込んだ。

試合前日練習での後方からの攻撃組み立てパターン練習では「フォーメーションやシュートを確認した。フリーの状態でミスしたらいけない」と高い意識下で挑んでいた。その高い意識の下には「ワイドは気持ちだ!諦めれば抜かれる」と強気の姿勢を見せる関根選手ならではの熱い気持ちが隠されていた。

絶対に諦めない気持ちが、ピッチで躍動感をもたらす。そして、絶対に諦めない気持ちが、チームを勝利へと導き、栄光を掴み獲る架け橋となる。「ワイドは気持ちだ!」と言い切った関根選手が、浦和の未来を作っていく。

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