浦和フットボール通信

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【ミニコラム】激化する前線のポジション争い!スタメン3選手は誰だ?~ペトロビッチ監督からの宿題

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(Report by 河合貴子)
快勝したカップ戦の神戸との闘いの流れを汲んで、前節の鳥栖戦でも興梠慎三選手と李忠成選手をベンチに控えて、ズラタン選手と高木俊幸選手、武藤雄樹選手のトリオで挑み完封勝利を飾った。それにより、リーグ終盤に来て前線3人のポジション争いが激化した。

FC東京戦に向けて木曜日のミニゲームでは、ズラタン選手・高木選手・武藤選手のトリオでスタート。水分補強後の2本目では、興梠選手・李選手・武藤選手とお馴染みの『KLM』に戻した。試合前日練習となる金曜日でも、ズラタン選手・高木選手・武藤選手のトリオでスタートし、2本目では興梠選手・李選手・高木選手のトリオとなった。

前線のコンビネーションプレーを重視するミシャ監督は、トリオを丸ごと入れ替えることは有っても、組み合わせを代えることは余りして来なかった。

武藤選手は「慎三さんと李さんと組めば、少ないタッチでコンビネーションプレーが出せる。慎三さんは、一人で収めて前を向けるので慎三さんを見ながら良い距離感を持っている。リズム良くパスを供給して、慎三さんと李さんの二人が崩して美味しいところを僕がもっていく。僕とトシ(高木選手)が並べば、ズラ(ズラタン選手)が落としてくれて仕掛けられる。ズラはヘッドで落とすので、ズラの近くに居て仕掛ける」とそれぞれの選手の特徴を把握してプレーをしていた。

ミシャ監督は「どの組み合わせでも、しっかりとコンビネーションが取れていると思う。特に、前線の競争は激しくなっている。その中で選手たちは、自分の求められるプレーを遣っている」とどのトリオでも得点を上げる手応えを感じていた。そして「常に練習をオープンにしている。誰がどの組み合わせでと言うには、メディア紙上にも細かく出ている。他のチームでは、他のチームでは余りない状況だ。だからこそ組み合わせを代えながら、メディアのみなさんが予想し辛いようにしている」とニヤリと笑い「みなさんが、我々のチームで考えて貰う宿題だ」と煙に巻きながらまた笑った。

だが練習のミニゲームを見ている限りでは、業と予想し辛いようにしているとは到底思えない。どの選手もクオリティーが高く、誰がスタメンを飾っても良いように思えるが、身体の切れや判断のスピードなどコンディションによって微妙なところがある。ミニゲームでは、1stステージの試合途中で見せたズラタン選手・興梠選手・李選手または武藤選手のトリオを試すことは無かった。

試合前日練習では、サイド後方からの攻撃の起点となるパスに対して、高木選手と興梠選手、李選手のコンビネーションの精度を高めるために、相手DFのマークを外しパスを受ける選手とオフザボールの動きでスペースに飛び込む選手、相手DFを引きつけてスペースを作り動き直しでゴール前へと流れる選手など細かくミシャ監督は選手の側まで行き指示を出していた。よりコンビネーションを高めるために、しっかりと狙いを持ったトリオの組み合わせだった。

激化した前線のポジション争いは、練習を観ているだけでも面白い。そして、どのトリオで試合がスタートするのか想像するだけでワクワクする。ミシャ監督から出された宿題を、読者のみなさんも考えて見て下さい。ちなみに私は、ズラタン選手・高木選手・武藤選手のトリオじゃないかなぁ?!と思う。

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