(Report by 河合貴子）

森脇「ホームでやる以上、決勝に進む」

別メニューだった森脇良太選手は「別でやらせてもらいました」と笑みを浮かべた。そして、ミニゲームの最後に監督から「ゴールが決まらないから、超攻撃的な選手を入れる。入ってやってくれ～と言われた。通訳が入らなかったけど、何となくそう言ってるんだろうなぁ～と分かった。ミシャ監督とは長年一緒にやっているからね。入ったら、まあ、足を引っ張るだけだけどね」と笑った。そして、FC東京戦に向けて「うちの方がアドバンテージがあるが、180分のトータルだ。前半を２－１で折り返しただけ。サッカーのスコアーで一番危ないのは２－１だ。逆転もあり得る。安パイな数字でない。どちらが先制点を獲るかだと思う。後ろは、ゼロで抑えて我慢する。東京は、負けている状況だから前からプレスを掛けてくると思う。でも、ホームでやる以上、決勝に進む」と意気込んだ。

駒井「得点に絡みたい」

「この前の神戸戦と一緒だ」と準々決勝の第２戦の神戸戦を思い出しながら話したのは、駒井善成選手であった。「先制点を獲られたら、試合は分からなくなる。この間の代表戦で芝生の状況も良くない感じがする。後ろのミスは、致命的だ。避けないといけない。でも、ビビったらダメ。相手は４枚（４DF）サイドからの横の揺さぶりで得点が生まれたら良い。カットインから左足のシュートチャンスは、１試合に１回来る。仕留めるか、仕留めないかの技術だ。得点に絡むプレーが自分の売りだし、シュートを撃つことで何かが起きるイメージがある。得点に絡みたい」と恐れること無く積極的にゴールを狙って行く。