(Report by 河合貴子）

森脇「新潟の10番（ラファエル）に気をつける」

フリー練習では軽めのランニングで終えた森脇良太選手は「やれる選手が限られていたから、フリー練習なんじゃない？」と苦笑いしながら「コンディションは問題ない。120分やってても１週間空けばコンディションは戻ってくる。これが、中２日や中３日だどダメージは残っているけどね」と全くコンディションには問題がないようだ。

そして「タイトルを獲ったあとのゲームが、どれほど危険かは分かっている。その後のゲームほど難しい。しかも、新潟も難しい状況だ。新潟、磐田の２試合は、一番重要になってくる。この２試合で勝ち点６を獲る」と意気込んだ。

新潟をイメージして「カウンターに強いチーム。新潟がそこの順位にいるかが分からない。メンバーも揃っている。なのに、ちょっとしたところで失点している。新潟の順位だけ見て、判断してはいけない。とにかく集中してやりたい。新潟には申し訳ないが、相手を叩きのめすレッズの強さを出していきたい。年間を獲って、チャンピオンシップで勝つ！そのための１戦１戦だ！」と気合いを入れた。

「気を付けないといけないのは、新潟の10番だ。トップ３に入るFWだ。リスクマネジメントをしっかりする。10番をフリーにすると危険だ」と要注意人物にラファエル・シルバ選手をあげた。

李「まだ通過点だ。CSで如何に優位に立てるかだ」

李忠成選手は「年間と２ndを獲るのは、通過点だ。チャンピオンシップで如何に優位に立てるかだ。地に足を着けて、自分たちのサッカーをしていく」と話した。

そして「新潟は、カウンターだ。前線は強くて早い。カウンターのリスクマネジメントはしっかりしないとね。ガンバ戦でもカウンターからやられている。ガンバ戦の教訓がある。みんなで力を合わせて、焦らずに闘う。例え０－０で残り10分でも大丈夫！」と笑顔を見せた。

ルヴァンカップ決勝で途中出場のファーストタッチでゴールを決めた李選手だけに、例え残り10分でもゴールを決めて勝利に導いてくれるはずだ。