(Report by 河合貴子）

ズラタン「自信を力に変えていく」

ズラタン選手は「川崎は良いチームだ。リーグ戦では、彼らとファイトを凄くした。今回は、天皇杯で対決する大事な試合だ」と気合いを入れ「我々らしいサッカーをすれば良い。良い準備をしていくし、僕たちなら可能性がある。今年は、大事な試合でしっかりと勝っていることを見せて来た。今年は、自信を掴むことが出来た。自信を力に変えていく」と自分たちのサッカーに自信が相当あるようだ。

思わず「ルヴァン、リーグ、天皇杯と３冠ですね？！」と尋ねると、ズラタン選手はニヤリと笑い「４冠だ！」と話した。「FIFAクラブワールドカップもある。４冠だよ」と力強く話しながらも、照れ笑いして「少し、デカいこと言い過ぎました。クラブワールドカップのビックトーナメントに出ることが出来れば最高だ。でも、目の前にあるチャンスは、全て獲っていく」と話した。

李「ヒーローになりますよ」

「今年は、ずっと良いから勝ちたいですね」と笑顔を見せたのは李忠成選手であった。「スタメンで出ていないから出たい。途中から試合に出るのと感覚が違う」と虎視眈々とスタメン入りを目指していた。

そして、天皇杯の川崎戦を「チャンピオンシップのリハーサルじゃないけど、対戦することで感覚やイメージがしやすくなる。まあ、鹿島と川崎のどちらかが勝ち上がるわけだけどね」と早くもチャンピオンシップの決勝のことを考えていた。

「自分の役目を示して、結果を出すことが出来たら相手にとって嫌な選手のイメージが残る。それが、大きなワンピースになる。それが出来る自信がある。天皇杯、昨年は神戸に勝って勢いに乗った。川崎相手に３－０で勝てれば勢いになる」と話し「ヒーローになりますよ」と自信たっぷりに笑った。