浦和フットボール通信

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2012浦和レッズ新ユニフォーム発表(1/19)j

浦和レッズ2012年新ユニフォームが発表された。20周年を祈念した、特別仕様のエンブレムを採用。
AWAYユニフォームはクラブ史上初のオールブラックカラーとなる。発表ではNIKE JAPAN担当者からの説明があり、その内容をこちらでご紹介します。

新ユニフォームについて3つの大きな項目に分けてご紹介いたします。

ひとつめは、ユニフォームデザインについて、ふたつめは、ユニフォームに施されているディティールについて、最後はテクノロージの部分です。

ホームとなる赤のユニフォームは伝統を継承している、シャツが赤、パンツが白、ソックスが黒というエンブレムにも使われているチームのトリコロールの色の分け方をしています。ホームのシャツは、2004年から展開してきたユニフォームの中でもなかったような白の帯をユニフォームの中心に入れることで、遠くから見た時にもレッズのトリコロールが一見して分けるようにデザインをした斬新なパターンの使い方になっています。肩に黒の色を使うことで全体的に締まったようなイメージになり、力強さの象徴にもなっています。白の帯は、パンツの白にあわせて、遠くから見た時にビジュアル的にもすっきりとしたクールなデザインになっています。

セカンドユニフォームとなるブラックに関してはクラブ史上始めて、オールブラックで、シャツ、パンツ、ソックスを全てにおいてブラックを使用しています。デザインはブルーのダイヤモンドをあしらっています。ブルーに関しては、1992年まで三菱重工業サッカー部、三菱自動車サッカー部の時にエンブレムに使用していた青にインスピレーションを得て、青いダイヤモンドにすることで、クラブの象徴とクラブの歴史を表した色となっています。

オールホワイトをサードのゲームキットとして使用します。こちらもクラブ史上初めてのオールホワイトです。こちらも大きな赤のダイヤモンドを入れることで、レッドダイヤモンドを入れた斬新で、新鮮な出来上がりとなっています。

ふたつめは、ユニフォームに使われているディティールです。オーセンティックユニフォームは、20周年のエンブレムの作りになっていて、ゴールドの月桂樹をあしらっております。その中には1992年から2012年という20周年の意味を込めた年号を刻んでおります。エンブレムの仕様も軽量性や着心地を重視するために、ヒートトランスファーという熱圧着を使用したプリント加工となっております。

 

見えない所のディティールは、首の裏側にファン・サポーター、クラブを繋ぐ「WE ARE REDS」の文字を刻んでおります。左側には本物の意味を表すオーセンティックのタグをつけております。ユニフォームの後ろには、浦和レッズと国連との取り組み「SPORTS FOR PIECE」のロゴと、WE ARE REDSの文字を入れております。黒のセカンド、白のサードに関しては肩のラインにTバーというシリコンタイプの補強テープを貼っております。例えば試合中に引っ張られた時に一番圧力がかかる場所に補強材を入れることで強度が増しています。ホームユニフォームに関してはラグランスリーブになっていますので、違う形でテープを貼っております。

テクノロージに関しては、フロントのパブリック、背中のパブリック、袖のライン、脇の下で、素材が張り合わせて出来上がっているのですが、フロント部分と袖のライン、脇の下に使われている素材は、吸汗速乾性を促進するためのドライフィットという素材を使っております。サイドパネルにはレーザーカットで穴をあけることで、空気をサイドから取り入れて選手のプレーの熱や、対応の上昇を抑える効果があります。穴の大きさも腰の上から脇の下に行くにつれて穴の大きさが大きく広がって行き、脇の下の熱上昇を抑える作りになっています。背中については、フロントと袖とは違う素材で、大きめのメッシュを使うことで、体温の蓄積を抑える効果があります。背番号にもドットのような穴が開いており、より背中の機能をサポートしております。最後にパンツについてもレーザーカットで穴が空いており、空気の循環を助ける作りになっています。
このように空気を取り入れて対応の上昇を抑える、空気を循環させることで選手のパフォーマンスを上げることが、NIKEが提唱しているエアログラフィックテクノロージという最新のデザインになっております。


試合で使用されるGKユニフォームは3色展開となる。

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