浦和フットボール通信

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河合貴子のレッズ魂ここにあり!「芽吹く春~浦和レッズレディース」

J開幕から浦和レッズを追いかけ、ケーブルテレビのパーソナティなどで活躍をしている”タカねえ”こと河合貴子さんによる浦和レッズコラム。毎週、タカねえの独自視点の浦和レッズを語ります。

新生レッズレディースがいよいよ始動!

桜の花が咲き始めたと共に、浦和の撫子達も待ちに待った開花の時がやって来た。

手塚貴子新監督の下、男子チームよりも早く始動した浦和レッズレディースが、3月23日にホーム浦和駒場スタジアムで開幕戦となるスペランツァFC大阪高槻を迎え撃つ。

開幕を前に、仕上がり具合が気になり、3月17日に行われた狭山FCとの練習試合を観て来た。藤田のぞみ選手、猶本光選手を含め数人が怪我で離脱を余儀なくされるなか、30分×3本のメンバーを入れ替えながら変則的な練習試合が行われた。練習試合で大切な事は、結果よりも目的意識を高く持ち、どれだけピッチの中で表現出来るかである。

練習試合後、手塚監督は「バイタルの攻略に重点を置き、フィニッシュを意識しようとゲームに臨んだ。点を獲らないと勝てない。フィニッシュの精度、シュートまでボールをポゼッションしながら優先順位を整理しないといけない。崩すのが目的では無い。何処を攻略して行くのか?出来る選手が、ピッチで表現出来ないと意味が無い。そこを修正しないといけない。やれなきゃ意味が無い」と厳しい口調で話した。

そして「課題は必ず出るし、その積み重ねだと思う。今まで、ベテランの選手達に引っ張られてきていた。自分達はチャレンジャーだと思っている。新生レッズレディースは、失敗を恐れずにやろうって拘っている」と花開く未来を信じて画竜点睛を試みる。

そして、キャプテンの後藤三知選手は「今シーズンは監督が代わり、始動が早く、早くからやって来れた。オートマチックに出来るようになるには、時間がまだまだ必要だと思う。私達は心が折れそうになったら修正出来る選手がいる訳では無い。ひとりひとりが意識を高く持ち、チャレンジして出来た事を共有して行きたい。積み重ねが無ければ、成長して行く事は出来ない。声一つで楽になれる。一歩一歩です」とチームが一つになれるように意識の共有を図る。

引退や移籍により若手中心のチームになったレッズレディースの中で、若いながらも最年長となった安田有希選手は「焦ってもしかたがない。バイタルにボールが入ってからの崩しは慌てずに、バランスとタイミングだと思う。みんな技術はある。遠慮しないで、みんなが気持ちを出した時に、ボールが回れば良いサッカーが出来る。前が点を獲れば勝てる!スタートして、約2カ月。無駄な時間は無い。勝つんだ!と言う気持ちを前面に出して、迫力のあるサッカーを魅せたい」と話した。

安田選手からは、ゴールを絶対に決めると言う気迫のオーラを感じた。ボランチの岸川奈津希選手は「何処で人数をかけてボールを奪うのか?流れでサイドに追い込むのは分かっているが、奪い所がはっきりしていない。チームが若くなった分、ポジティブな声掛けをしていきたい。焦ってドンドン悪くなるより、自分達が出来る事を確実にやる。やれる自信はある。良い意味で吹っ切れてますよ。自分達はチャレンジャーなんですから!」と頼もしい笑顔を見せた。

若手中心だからと言って甘える訳にはいかない事を、選手達は分かっている。若手中心だからこそ出来る事が、必ずある。監督も選手もチャレンジ精神を持ち、焦らずに前進していく。そんな浦和の撫子達の背中を是非、押して欲しい。一緒になって、みんなで前へ進もう。芽吹く春が浦和にやって来た。

Q.肉離れが起きた時の応急処置はどうすれば良いのでしょうか?

A. 『RICE』と言って、『R』はRest(休む)『I』はIcing(冷やす)『C』はCompression(圧迫)『E』はElevation(挙上)が大切です。必ず肉離れを起こすと、出血します。出血すると腫れが出てきます。まず、出血を少なくして腫れをとり痛みを少なくするために、直ぐに氷で冷やし、包帯などで圧迫し、なるべく足を着かないようにして安静にして下さい。移動の時などは足を高く上げると良いでしょう。

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