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沖縄キャンプ総仕上げのTM札幌戦 西川周作がキャンプを振り返る【沖縄キャンプ14、15日目まとめ】

リカルド・ロドリゲス新監督を迎えて2021シーズンに挑む浦和レッズは、24日から沖縄入り。金武町フットボールセンターでの沖縄キャンプを行い、約2週間の工程を消化して2月7日にキャンプが終了した。新たな監督の下で、どんなチームが構築されるのか、全日現地より、轡田哲朗氏によるキャンプレポートを浦レポで掲載します。

現時点では強すぎた相手 応用問題を投げかけられ混乱した最終日【沖縄キャンプ最終日/TM札幌戦】

「もうちょっと何とかなるんじゃないか」という期待はあった

浦和レッズは沖縄県でのトレーニングキャンプ最終日となった2月7日、北海道コンサドーレ札幌とトレーニングマッチを行った。45分×3本の形式で、順に0-1、1-1、0-2の経過でトータル1-4の敗戦。2本目の得点者は関根貴大だった。

それで、このトレーニングマッチではクラブからの要請があって明確なメンバーをお伝えはできないので、少し抽象的になるのはご容赦いただきたい。

これまで、キャンプの前半では序列を見つけるのは難しかったチームで、完全非公開だった4日のサガン鳥栖戦のメンバーは本当に私たちメディアも全く分からないのだけど、この札幌戦では「もし明日が開幕戦だったら、このメンバーにしたいのかな」が伝わる形になっていた。それだけに、1本目の45分間だけで10本以上のシュートを浴びて、札幌が決定力を欠いたことで0-1という見ることのできるスコアになったとはいえ、浦和のペナルティーエリア侵入は片手で数えきれるような試合展開は少しショッキングだった。もし札幌の前線が決まって良さそうな場面のシュートを半分くらい決めると、3点差か4点差が45分間でついただろう。・・・続きは浦レポにて

西川周作が約2週間の沖縄キャンプで感じた手応えと課題とは

――約2週間の沖縄トレーニングキャンプを終えた今の心境は?
「リカルド・ロドリゲス監督がやろうとするサッカーが頭の中に叩き込まれていったのではないかと思います。その中でJ2リーグ、J1リーグの相手とレベルが上がっていったときに、今日のトレーニングマッチもそうでしたが、課題が出ました。うまくいかないことの方が多かったですが、それでもトライする姿勢を出していかなければいけません。トライすることによって改善点が明確になっていくと思いますし、シーズンを通して良くなっていければと思います」。

――具体的にはどんな課題が出たのか?
「チームがつなぐ意識は強くなったと思いますが、『ゴールを奪うためのつなぎであってつなぐことが全てではない』ということは監督も言っています。自分のところからでもつなぐ、蹴ることの判断をもっとしっかりしていきたいと思います。コントロールする、ゲームをつくるという意味でもこのサッカーでGKというポジションは大切だと思っています」。・・・続きは浦レポにて

沖縄キャンプ最終日は札幌とのトレーニングマッチ【沖縄キャンプ写真ギャラリー】

実質的なキャンプ最終トレーニング リカ監督が大事にしているメニューは【沖縄キャンプレポート14日目】

誕生日だった伊藤涼太郎、今季は得意なポジションがある

浦和レッズは沖縄県でのトレーニングキャンプの最終日を翌日に控え、6日は午前中のみピッチでのセッションを行った。明日は移動日も兼ねているので、本格的なトレーニングを行うという意味では、実質的にこの日が最後だと言える。

この日は伊藤涼太郎の誕生日だったので、トレーニング後に選手たちが中心になってお祝いをしていた。このキャンプでの彼は4-2-3-1のトップ下で、2シャドーに移行する場合は左シャドーという、最も得意だろうというポジションでプレーしていた。まだ3週間もあるので、開幕スタメンにどれだけ近いかは分からないが、少なくとも決定力の問題さえ解決すればかなり有力な候補であることは間違いがなさそうだ。そして、ゴールから遠くない位置の右足で狙える角度のフリーキックがあれば、直接のゴールが期待できる存在であることは昨年から示し続けている。・・・続きは浦レポにて

ポジショナルプレーを熟知した田中達也が、リカルドサッカーを熱く語る

僕が好きなサッカー

初夏を感じる青空が広がる沖縄キャンプ14日目、アップ後は、9対のポゼッションゲーム、ペナルティーエリアからペナルティーエリアまでのコートでゲーム形式も行われ、攻守を兼ねたセットプレーの練習も行われた模様だ。また練習後は、伊藤涼太郎選手のお誕生日をみんなでお祝いしたそうだ。詳しい内容は、浦レポで現地入りしている轡田氏の記事をお楽しみしてください。

「本当に全力で毎試合、走りきってゴールやアシストでチームの勝利に貢献して、皆さんと喜びを分かち合えるように頑張りますのでよろしくお願いいたします」と浦和を愛する人々へメッセージを力強く残したのは、『新たな田中達也像』に向けて猛アピール中の田中達也選手であった。

ただ、キャンプ中に少し離脱してしまった期間があったそうだが、リカルド・ロドリゲス監督の下で戦術理解度かなり高くスムーズに順応している選手の1人だ。ロアッソ熊本時代の渋谷監督、そして大分トリニータ時代の片野坂監督の下で培ってきたポジショナルプレーがリカルド監督の下でも生きていた。

ZOOM取材に登場した田中選手は「戦術的な所が似ていることが多くて、やりやすい。僕が好きなサッカーなので楽しくやれています」と声を弾ませた。・・・続きは浦レポにて

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