<ハイライト部分要旨>
■淵田代表、才能育成における地元との連携強化を明言。
「選手・指導者育成において地元教育機関や指導者との連携を深めたい。トップチームのタイトル奪還も必須だが、そこが地元の要望であることはかねてから強く認識している」
■鈴木代表は未来志向とサポーター&地元組織との地道な連携を強調。
「サポーターや地元商店街と連携し、ブラジルなど海外へも地域一体の活動を発信して来た。浦和とのダービーなどさいたま市を強くアピールする未来を皆さんと共有したい」
■村井チェアマン「まずはホームタウンから」のJライセンス制を紹介。
「Jのクラブライセンス制度の筆頭事項は地域との連携・貢献。ガンバの吹田スタジアムなどその潮流は強く、加速もしている。両クラブのさらなる地域へのアプローチに期待する」
「Jクラブは誰のものなのか」というリーグの根源テーマが、地元2クラブ代表を媒介にファンや一般市民の前で浮き彫りにされるイベントだった。開催にかけた主催者の熱意が随所に感じられ、自然発生の拍手も複数回。会場で出会った幾多のサポーターや地元関係者から「しっかり記事にして広めて欲しい」との声をかけられた事実を追記する。【本誌編集部】