浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】良いイメージがない甲府に対して、柏木「今までと同じではアカン」<柏木、西川、梅崎コメントあり>(2016/3/30)

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柏木「今までと同じではアカン」

柏木陽介選手は「昨日の試合、出てないからコンディションは良いですよ。今までよりも悔しさが残る」と少し寂しそうに話していたが、甲府戦に向けての話になると途端に目が輝き始め「甲府の試合は、難しい試合になる。打ち込み過ぎないことも大事だけど、狙えるとこは狙わないといけない。我慢して、見極めて、感じ取っていかないといけない。相手のDFの裏を狙いつつ、セカンド拾って、中と外を使う。甲府の中のブロックも強いから、マキとモリが高い位置を取って、俺のところから中に打ち込むのは危険だから、サイドで1対1やセカンド拾ったり、セットプレーで点が取れれば良い。我慢しながら積極的にボールを入れる。流動的に動く、サイドに叩いて、俺が前に飛び出す!後ろから前に出た時にチャンスだ。点が獲れるボランチになりたい」と攻撃のスイッチを虎視眈々と狙う構えを見せた。また、「甲府に良いイメージはないが、こういうチームに勝たないといけない。今までと同じでは、アカン!と認識しないといけない。攻め急ぐこともあるが、サポーターに煽られて、行かんかったらブーイングを食らう。特にモリね。前に打ち込んで、カウンター食らってもアカンし、ビビりすぎてもアカン!高い位置を取って行くが、獲られた後のリスクがある。でも、獲られたら、すぐに取り返す。我慢して戦って、どこかで1点獲る」と様々なイメージを持っていた。

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西川「甲府には圧倒して勝つくらいの気持ちをみせたい」

ボール回しのみで、コンディション調整を行った西川周作選手は「予選を無失点で来ていて、最後も無失点で勝つことがテーマだった。我慢強く守って、追加点はGKにとって嬉しく、やり甲斐を感じた瞬間だった。6試合無失点!偉大な選手を越えられたのは、素直に嬉しい。全員の力だ」と昨夜のワールドカップ2次予選のシリア戦を満面な笑みを湛えて振り返った。

そして、急に険しい表情となり「甲府対川崎の試合をみたが、びっくりするぐらい甲府が退いていた。相手は、カウンター狙いだから、攻めている時のリスクマネジメントをしっかりする。クリスティアーノは、推進力がある」と警戒しつつ「2年連続、ホームで引き分けはしない。同じような過ちは繰り返さない。やってやる気持ちを全面に出して、5~6点獲って勝つぐらいの内容で圧倒したい。自分が、高い位置でボールを貰えれば、相手の背後を狙える。GKから揺さぶりのパスを狙いながら行く」と話した。

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梅崎「自分は攻撃のアクセントが出来るプレイヤーだと思う」

梅崎司選手は「守備的なチームだ。僕らのモチベーションだったり、雰囲気がぬるま湯に入って浸かっている。相手がビックチームだとモチベーションが上がる。そのモチベーションの持って行き方だ。甲府を叩き潰す気持ちで試合に入れるかが大事だ。メンタルの準備は大事だ」と気持ち面でかつを入れた。

そして「前にはカウンターが出来て、打開出来る選手がいる」と、甲府のカウンターを警戒しながら「チュンとモリと話し合っている。個人の打開には、限界がある。コンビネーションを生かして、タイミングと揺さぶり、逆、逆、突いて入って、簡単なクロスを上げるのではなく、進入することだ。モリが来たり、シャドーが来たり、自分が生きることを考えながら、ポジションを取っていく。相手のDF裏だけだど、わかりやすい。相手は、当然のように中を締めてくる。中に入れてからコンビネーションが始まるが、サイドで良い距離感を作りながらいきたい。外と中の使い分けが出来れば、攻撃のバリエーションが増える。自分は、そこのアクセントが出来るプレーヤーだと思う」と自信を持って話していた。

「判断をしっかりして、ただボールを回しているだけでは意味がない。単純でなく、どれだけボールが持てるか、進入していけるか、相手のDFを剥がしながら数的優位を作っていく」と意気込んだ。

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