浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】徳島戦は、阪野、柏木、直輝の前線トライアングルがスタメン出場へ<加藤、永田、柏木、阪野、直輝コメントあり>(2014/4/16)

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大幅にメンバー変更して、ナビスコカップ徳島戦に向けて準備

名古屋にリーグ戦で劇的な勝利を収めた浦和は、昨日のトレーニングを急遽オフとした。4月15日15時から始まった練習は、名古屋戦出場メンバーのコンディションを考慮した練習となった。名古屋戦出場メンバーを中心に矢島慎也選手を加えた12名は、通称『ザキトレ』と呼ばれるフィジカルメニューをこなした。『ザキトレ』後は、原口元気選手と西川周作選手は、別メニューでコンディションを調整した。

名古屋戦出場以外のメンバーと鈴木啓太選手と柏木陽介選手の12名はアップを行なったのちに、DFラインからの攻撃の組み立てパターン練習を行なった。阪野豊史選手をワントップに置き、シャドーに柏木陽介選手と山田直輝選手のトライアングルは、かなり柏木選手が距離間を意識してサポート役に回るシーンが見られた。攻撃の組み立て練習後は、他のメンバーとハーフコートでミニゲームを行なった。

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加藤順大、永田スタメン出場へ

昨年の9月21日甲府戦以来のスタメン起用が予想される加藤順大選手は「このチームは、どのメンバーが出ても同じサッカーが出来る。その中で、僕が出ても同じサッカーが出来れば良い。いつも通り、浦和レッズのサッカーを遣るだけです。良い準備をしたいと思います。しっかりとガツンとやりたい」と力強く話した。

4月6日仙台戦で、ふくらはぎ肉離れで負傷交代を余儀なくされた永田充選手は、怪我の状態が軽く、ミニゲームではセンターバックを務めた。練習後、杉浦コーチが足の状態を確認すると「大丈夫です!」と笑みが零れた。「痛みは、多少あるが、やるからにはそんなことは言っていられない。思ったより、動けた。2、3カ月休んでの試合じゃないから良かった。未勝利の徳島は、やりづらい相手。失点しないことが、一番重要。初めに徳島に点を獲られると、(ゲームの)流れを持って行かれるから気をつけたい。1対1の局面に負けない。守備の意識を高く持つ」と話した。

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阪野、今季初のスタメン出場か

今シーズン、初先発に期待がかかる阪野豊史選手は「先制点が大事!早い時間で点が獲れれば良い。陽介君の動き出しが良いので、そこをしっかり見て、連動して行ければ良い。しっかりと前線から守備をして、チームとして流れに乗って行きたい。J1に来てから勝ってない(徳島)チームは、点を獲られるとガックリするだろうから、立ち上がりから行く」と試合開始のホイッスルが鳴った瞬間からガツガツとゴールを目指す構えを見せた。

直輝も今季初スタメンへ

山田直輝選手は「勝ちに拘って、自分らしいプレーをしたい。徳島のことよりも、自分が出来ることをしっかりと考えてやりたい。普段、ゲームに出られない選手にとってはチャンス」と話し、前線の3人のトライアングルについて「お互いを常に見て、コミュニケーションをとって、3人だけで崩せるようにしていきたい。縦パスが入らないとこのサッカーは始まらない」と前線の距離間を保ちながら、縦パスを受けるイメージを膨らませ、今シーズン初のスタメンに意欲を燃やした。

J1昇格してから未勝利の徳島は、勝ちに飢えている状況だが、徳島戦に出場が予想されるメンバーも試合に飢えている。大幅にメンバーを入れ替えて臨む徳島戦だけに、勝利を手にいれたいところだ。

タカネェの今日のイチオシ!

今日の練習でシャドーのポジションに入り、黒子のように阪野選手と山田選手のサポート役に徹していた柏木陽介選手。前線からの守備はもちろん、攻撃の組み立てからボールを出した後の動きも良かった。柏木陽介選手は「メンバーが変わる分、今回は俺がみんなのサポートをしたい。試合出られずに、試合に出たい!勝ちたい気持ちが強いメンバーだ。普段、試合に出るチャンスがない選手達と勝つ喜びを一緒に味わいたい。阪野は、頑張って身体を張るのが持ち味。直輝(山田)はいろんなところに動くからサポートしないとね。上手く操りながら、サポートしていく」と話した。徳島戦で柏木選手のパスはもちろんだが、オフザボールの動きに注目!

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