「平繁の代表選出にはロマンがある。」J大好き芸人大集合!Jリーグ芸人ナイトVol.6 レポート
Jリーグ大好き芸人を中心としたJリーグを語るトークライブの第6弾「Jリーグ芸人ナイト」が2013年7月24日、東京の阿佐ヶ谷ロフトAで開催された。今回も我らがゴーイング中澤寛規さんもアーティスト枠のレッズサポーター代表として出演した。今回はこのトークライブの模様をレポートする。
GOING MAGAZINEでは、Jリーグ芸人ナイト内での裏話を掲載!こちらも見逃せないゾ!
『Jリーグ芸人ナイトVol.6』
【出演】
スギ。(インスタントジョンソン):栃木SCサポーター
今野浩喜(キングオブコメディ):大宮アルディージャサポーター
ゆってぃ:FC東京サポーター
小林知之(火災報知器):ヴァンフォーレ甲府サポーター
井澤エイミー:横浜F・マリノスサポーター
山根良顕(アンガールズ):サンフレッチェ広島サポーター
中澤寛規(GOING UNDER GROUND):浦和レッズサポーター
ハタユウスケ(cruyff in the bedroom):ガンバ大阪サポーター
各チームのサポーターが集まるのもJリーグ芸人ナイトの特長
平日の夜にも関わらず、会場がほとんど満杯になる90名以上のサポーターが集結した。GOING UNEDER GROUNDの『胸いっぱい』を入場曲にして、今回もJリーグ大好きな芸人の皆さんが入場した。広島サポーターの山根さん、大宮サポーターの今野さん、浦和サポーターの中澤さん、横浜FMサポーターのエイミーさんと、現在のリーグ戦の上位4チームのサポーターが集結。「会場も調子の良いチームのサポーターが多いから、今日は雰囲気も明るいよね」とゆってぃーさんが語り始めると、現在2位の大宮サポーター今野さんが皆からイジられる。「大宮、残留ライン上げすぎ!」「来年10チーム以上、J2に落ちてしまうじゃないか」。好調、大宮サポーターの来客もいつも以上に多かった。「普段、Jリーグを人と語れないので、ここは大事な場所ですよね。皆さん楽しんでいって下さい。」と、すっかりJリーグはサブカルチャーだということを認めたJリーグサポーターらしい話で会はスタートした。
ステージにいる芸人の皆さんだけではなく、思い思いの好きなチームのユニフォームを着てトークライブを楽しむ。Jリーグ芸人ナイトの特長のひとつだ。まずは、このユニフォームを見ながら、恒例となった来場したどこのサポーターを調査。1チームずつ、どのチームを応援しているサポーターがいるかを調査していく。東京でのイベントということで、首都圏チームは多く、特に東京、大宮が増えていた。中でも大分サポーター、富山サポーターがいると会場は大盛り上がり。逆に「いつも来ている湘南サポーターの人がいない!」と常連さんが欠席してしまうとバレてしまうのも、このイベントならではのものだった。
平繁の代表選出にはロマンがある。
その後、toto予想をする時間では、大宮vs広島をピックアップ。「外国人選手、青木選手が不在なので、負けるでしょう」と今野さんの発言に、一同「冷静だな!」と突っ込みが入っていた。浦和vs磐田では、中澤さんが「レッズはサービスゲームをすることがあるから、調子の悪い磐田に勝ち点を渡さないか心配。レッズも連敗中なので、どちらも負けられない戦いになる」と予想。「次の節も面白い試合ばかりだね。そんなことを考える、俺たちは、本当にJリーグ大好きだな(笑)」と小林さん。まさにJリーグ芸人ナイトを展開した。
来場者へのアンケートを募集して、東アジアカップに呼んで欲しかった選手という答えを紹介。あるサポーターの答えは、「平繁」一部から「誰?」という声が挙がるが、彼はザスパクサツ群馬のエースストライカー。そのサポーターの推薦理由は、「ロマンがあるから。夢もある!」。芸人一同、「それはある!(笑)」と賛同していた。その他では、広島の佐藤寿人。「最近、黒く焼けてギャル男みたいになっている。呼ばれないから、不良になってしまったの?」とゆってぃさん。FC東京の東慶吾選手の投票の理由は「東アジアカップなんで~」「ギャグかよ!」と突っ込みが入る。今回、上位ながら代表選出がなかった大宮の今野さんは、「GK北野を呼んで欲しかった。上位チームで失点が少ないGKを選ぶのは普通でしょう!大宮強いですから!」と語気を強めて推薦をするも「大宮が強いという発言に違和感がある!」と一同から突っ込みを受けていた。レッズでは那須が挙がり、山根さんは「Jリーグはレッズに期待をしている。もっとビッククラブになって、どのチームもレッズを倒したいと思うクラブになって欲しい。ロシアの大富豪あたりがクラブをサポートして、柿谷を25億円で獲得!というくらいの圧倒的な強さを見せて欲しい」と語り、「一つくらいJリーグにもえげつないクラブが出てきて欲しいね」と声が挙がっていた。甲府サポーターの小林さんには「甲府の下からは、石油が出ないの?出ても温泉が出るくらいか。甲府にビッククラブの道は程遠い」と突込みが入っていた。
その流れの中で、スポンサーになってくれたら面白い日本の企業の話になり、LINE、パズドラ、すしざんまい(初ゼリで選手を落とす)、ステーキのけん(社長が面白いから)アパホテル(社長がインパクトある)というアイディアが出ていた。
さらに「代表戦を見るのにJリーグをなぜ見ないのだろう」という声があがり、今野さんが、「このイベントの後、渋谷の交差点に行って、みんなでハイタッチをしたら良いんじゃないか」と提案があり、「意味わかんねーよ」と突っ込まれていた。
Jリーグをどうやって盛り上げるか。
エイミーが「私がJリーグを好きになったきっかけはスカパーでサッカーの番組をやらせて頂いたからなんです。だから、このJリーグ芸人ナイトがスカパー!で放送されるのが湯名です」と語ると、なんと会場にスカパー!の関係者の方が来場者にいることが判明!オフシーズン企画など、ぜひ企画として考えさせて頂きます!とスカパー!関係者から前向きな回答を得ることが出来た。近い将来、スカパー!でもこの会が楽しめることになるかもしれない。「この会のお馴染みの降格じゃんけん大会も放送されることになると、スカパーはリピート放送がたくさんあるから、負けたらすごいバッシングを食らうことになりそうだ」と放送の可能性に喜びながら、芸人の皆さんは、早くも戦々恐々としていた。
来場者アンケートでは、Jリーグがどうしたら盛り上がるかという問いがあり、「マスコットたちの仁義無き戦い」「ゆるキャラブームにのっていく」「中継で、選手が解説をしてくれる」「アメトークで、Jリーグ芸人をやる」「アイドリングをJリーグのイメージキャラクターにする」「地上波での放送」「選手が超有名なタレントと結婚する」「スタジアムで試合を見る以外の理由を増やす」「試合の質を高める」「真冬にゲームをしない」「強いチームを作る」「女性ファンを増やす」「友達を誘っていく」などのアイディアがあり、アメトークについては、山根さんが番組プロデューサーに提案を行っており、「検討しますと言われました。もう少しJリーグの話題がメジャーにならないと厳しいかな」と話をしていた。
Jリーグには全く興味がなくエイミーが大好きで来場をしたというエイミーサポーターの方は「全く良い考えが浮かばないのが歯がゆい」と回答。それに対して「にわかファンを馬鹿にしないことも大事。Jリーグは一見さんお断りではないからね」とゆってぃさんが語った。
初のJリーグ観戦イベントを開催。
Jリーグ芸人ナイト初の外に出たイベント。栃木SC応援バスツアーを開催することが決定。栃木サポーターのスギさんが企画して、企画内容の説明を行った。このイベントは9/15の栃木グリーンスタジアムでの札幌戦で開催。ツアー代、チケット付きで6000円。スギさん、小林さんなどのJリーグ芸人が参加するのはもちろんのこと、三都州選手に会えたり、入場時にフェアプレーフラッグを持つことが出来たりと、栃木SCの協力も得ることが出来て、楽しい会になりそうだ。その告知と募集を行うために、スギさんが自力で作ったブログについて紹介をすることなるが、ここが爆笑ポイントになった。問題となったのが、まずはブログのデザイン。なぜかニワトリがメインの画像。さらに一番下のコメント欄には、「コメントテスト すぎ」の文字。「6時間かけて必死に作ったんだ」とスギさんが弁明していたが、シュールなブログに、みんな爆笑していた。ツアー参加者の受付はブログまで?!・・・。
こちらも定番企画の「合わせましょう」では、テーマにあわせて各芸人さんたちが答えを出して、全て答えが合わせるという企画。テーマは来場者のアンケートで募集を行った。スキンヘッドが似合うJリーガーは?の答えは「土屋、シジクレイ、モネール、松原良香」とバラバラ。キャプテンと言えば?の答えは「闘莉王、遠藤、中澤」とこちらも合わない。髪型が変わっているJリーガーでは、「森(フリューゲルスGK)、パーマ時代のカズ、アルシンド」。ごっつぁんゴーラーといえば?の答えでは、全てが「武田」で合うことが出来て終了した。
「次回は、降格じゃんけんをするタイミングに開催をします。降格しそうなチームが好きな芸人さんを呼んでも面白いかもしれないですね」。恒例の負けたら降格決定と勝手に決められる恐怖の降格じゃんけんは、シーズン終盤の11月頃に開催をされる予定。第6回も、みっちり3時間。Jリーグの話題満載で終始して、Jリーグ好きにはたまらない内容で、会は締めくくられた。楽屋裏でもイベント後も、Jリーグの話題で持ちきり。「普段、なかなかJリーグの話を出来る人がいないからね。」と本気でJリーグを愛している芸人の皆さんだった。
GOING LIVE PREMIUM “SONG CRUISING”
※全公演ご来場の方には“GOING UNDER GROUND special CD”をプレゼント! 引換方法:全6公演のチケットの半券をお持ちの方が対象となります。 |
日時 | 場所 | 開場/開演 | 一般 発売 |
2013/7/20(土) ~ロックンロールに出会った日~ |
Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE |
open /17:30 start /18:00 |
6/29(土) |
2013/7/21(日) ~恋をして呼吸する~ |
open /16:30 start /17:00 |
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2013/8/31(土) ~青春の匂い~ |
open /17:30 start /18:00 |
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2013/9/1(日) ~天使か悪魔か~ |
open /16:30 start /17:00 |
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2013/9/28(土) ~男の子旅に出る~ |
open /17:30 start /18:00 |
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2013/9/29(日) ~望卿~ |
open /16:30 start /17:00 |
GOING UNDER GROUND Profile
埼玉県桶川市出身の4人組。ブルーハーツに憧れて、当時中学1年の松本素生、中澤寛規、石原聡、伊藤洋一は、バンドを結成。高校1年の時に河野丈洋が加わり、何度かメンバーの出入りを経て、高校卒業時に5人が揃う。
1998年12月にインディーズレーべルDNA CUPSULESより、ファーストミニアルバム『Cello』をリリースする。1999年10 月には自分たちの事務所 aqua music products、レーべル sunnysideを設立。翌年5月に初のフルアルバム『GOING UNDER GROUND』をリリースし、全国ライブツアー開催など精力的な活動を展開するなか、2001年6月21日にシングル『グラフティー』にてメジャーデビュー。2005年にリリースされた『STAND BY ME』は三ツ矢サイダーのオリジナルCMソングで話題となり、ロングヒットとなる。2006年には初の日本武道館公演を成功させる。2009年4月18日、日比谷野外大音楽堂でのtour2008-2009 “LUCKY STAR”ファイナル公演をもって、キーボード・伊藤洋一が脱退。メンバー4人での再スタートを切る。2009年11月、松本素生がヒダカトオル(元 BEAT CRUSADERS/現 MONOBRIGHT)をプロデューサーに迎え、ソロ・プロジェクトのSxOxU(ソウ)を始動。同じく12月に、河野丈洋も初のソロ・ミニアルバム『CRAWL』 を自身のレーべル“NORAH RECORDS”よりリリースする。
2010年1月、プロデューサーに常田真太郎(スキマスイッチ) を迎えてのコラボレーション、松本素生ソロ曲「2030」がグリコ「ポッキー」スペースシャワーTV CFソングとしてオンエア。松本素生として、ソロ第二作目のシンガーソングライター・ミニアルバム『素生』を3月にリリース。メンバーのソロ活動も盛んになる中、2010年2月には、 GOING UNDER GROUNDとしても所属レコード会社をポニーキャニオンへ移籍することを発表し、5月にヒダカトオル・ プロデュースの楽曲『LISTEN TO THE STEREO!!』をリリース。“メジャー・デビュー10周年”となる2011年4月には2年振りとなるニューアルバム「稲川くん」をリリース。LIVE活動も精力的に行いつつ、2012年11月14日に待望のニューアルバム「Roots&Routes」をリリース。
2012年11月17日より冬のHALL TOURと題して地元桶川を含む全国4カ所のホールツアーを行い、年が明けた2013年3月よりGOING UNDER GROUND TOUR 2013「Roots&Routes」を開催する。