浦和フットボール通信

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指宿キャンプに繋がる手応えを感じた練習試合【河合貴子の大原なう】「練習試合、ザスパクサツ群馬戦レポート」青木選手、李選手コメントあり

2月1日、冬の穏やかな陽気に包まれた大原練習場でザスパクサツ群馬との練習試合が、11時と13時から2試合行なわれた。

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練習試合 vsザスパクサツ群馬
1本目0-0
GK:山岸(HT→加藤)
DF:坪井、永田、槙野
MF:平川(72分→小川)、鈴木、青木(HT→斎藤)、宇賀神、邦本、矢島
FW:阪野

5DFを敷き、前線から中盤を五角形を作ってしっかりとした守備をしてくる群馬相手に、ボールを保持しながらも、タイミング良く縦パスが入らずに苦しい展開を強いられた。ファーストシュートは前半22分 右サイドに流れた邦本のクロスを矢島が中央で落とし、走り込んできた青木がチョコンと合わせるが力無く相手GKがキャッチ。決定的なチャンスが作れないまま0-0で前半を終えた。
後半立ち上がり、ペナルティーエリア内で間接FKのチャンスが訪れるも生かせず。81分邦本のクロスを阪野がゴールを狙うも左ポストに弾かれ、試合は0-0で終了した。

試合後、宮崎キャンプ中に左足首を捻挫して一昨日からチームに合流した青木選手は「サッカー出来て楽しかった。もう少し上がりたかったが、役割がある。僕が後ろ気味と言われていたので・・・。縦パスが入らず、前3人の所にパスが入れば面白い展開になったと思う。そこの質を高めて行ければ良い。もっともっと慣れていけば、自分の良さが出ると思う」と話し、「シュートは、完全にミス。2つのパターンを考えていたら、最悪になってしまった」とファーストシュートを振り返った。

安定した守備をみせた坪井選手は「後半、疲れが出て来たのは予想通りだったが、その中でどういったサッカーが出来るか?!狙いとする守備は出来て良かったが、ちょっと退いてしまって自分達のやりたいことが出来なかった。完全にピンチになった訳ではないが、結果にこだわって遣っていくことが大事」と無失点で終わったことに安堵しながらも、後ろからの攻撃の組み立てに課題を持ったようだ。

2本目 2-0(1-0)
GK:西川
DF:森脇、那須、濱田
MF:関口、柏木、阿部、梅崎、原口、季
FW:興梠

1本目とメンバーを変えた群馬であったが、システムや守備のやり方は変わらず、守りの意識を高くカウンターを狙ってきた。浦和はボールをテンポ良くポゼッションしながら攻撃を組み立てるも相手GKの好背0部に阻まれて、なかなかゴールネットを揺らすことが出来なかった。前半終了間際、柏木のFKを相手DFがクリアーしたこぼれを中央で関口がヘッド競り勝って中に折り返すと、李がゴール前で反転して左足でシュート!ゴール左隅に決まり浦和が先制、1-0で前半を折り返した。

後半もカウンター狙いの群馬に対して安定した守備から攻撃を仕掛けるものの、固いDFで追加点が奪えず、84分柏木が直接FKをゴール左上に決めて2-0で群馬を下した。

試合後、攻守に渡りに切れのある動きを見せていた濱田は「コンディションは良いです。攻め上がりは、まだまだ課題です。相手の恐い所を消すポジショニングを周作君(西川選手)が声を掛けて来てくれてやり易かった。攻めに加わった時に、もっと前のオプションを増やしたいし、後ろからのビルドアップで、もう少しスルーパスやDFの裏とか狙っていきたい」と手応えを感じながら嬉しそうに話した。

李選手は「相手が5DFの2ボランチでスペースが無く攻め辛かった。結果が出せて良かった。全体のフィット感はまだまだ。これからやるべきことは多い」と話した。宮崎キャンプの疲れが残る中、群馬との練習試合は指宿キャンプへと繋がる良い手応えが残った。

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