浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】ナビスコカップ予選、柏戦に向けて最終調整<永田、梅崎、山田直輝コメントあり>(2014/3/18)

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明日は慎三、啓太、ヒラ、那須がメンバー外とミシャが明言

3月18日、春一番が吹き荒れ花粉と砂ぼこりが舞う中で、ナビスコカップ予選の初戦となる柏戦に向けて練習が行なわれた。

前節の広島戦の疲労を考慮して、鈴木啓太選手、平川忠亮選手、那須大亮選手、興梠慎三選手は別メニューとなり、リーグ戦の次節となる清水戦に照準を合わした。

小木曽選手、茂木選手、橋岡選手、佐藤選手がユースから加わりハーフコートで紅白戦をおこなった。ビブス組はGK西川、DF槙野、永田、森脇、MF宇賀神、阿部、柏木、関口、原口、梅崎、FW李。ビブスなし組みはGK山岸、加藤、DF茂木、濱田、坪井、小木曽、MF橋岡、斉藤、関根、山田、矢島、FW阪野と柏を意識した4-2-3-1のシステムとなった。風下に陣取ったビブス組は、風の影響でボールが流れてしまい上手くボールが回らないシーンが見られたが、前線からの良い守備で攻守の切り替え早く幾つかの攻撃の選択肢を持ったプレーが見えた。

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練習後、ミシャ監督は「慎三、啓太、ヒラ、那須、この4人はメンバー外だ」と明言し「ナビスコカップ7チームのグループで上位2チームが決勝トーナメントに出場出来る。上位2チームに入って勝ち上がる」と話した。

若手に期待が掛かる中で、残念ながらユースの4選手は登録がされていないために出場は出来ない。

直輝「声では変わらず応援してくれているので、ピッチで恩返しをしたい」

スタメンが予想される永田充選手は「チャンスを貰っているならば、結果を出す時!みんなが使ってもらえるわけではない。鳥栖戦は、あまり力を出せなかった。きっちりと結果で示したい。柏は、うちと(浦和と)やる時は、やり方を変えて来る。賢く、粘り強くやるのが重要。相手のフォーメーションをしっかりと把握してやっていきたい」と結果に拘って試合に挑む構えを見せた。

ビブス組みでシャドーのポジションから鋭いラストパスを出していた梅崎司選手は「一番危険な所にボールを供給し、次の動き出しができるか!?周りを生かせるか!?今、求められていることだと思う。色んなイメージ、選択肢を持っていきたい」とバイタルエリアでの意識が高かった。また、「柏に対する印象は決勝の時に、守りが硬く、隙を作らせてくれなかった。運動量で負けない。(攻守の)切り替えで負けない。落ち着いて後ろからプレーする時と、前に早く仕掛ける時のメリハリが大事だ。いつもゴールに近い所まで行けて居る。幾ら良いプレーをしても結果で示していかないと大きな印象を与えられない。結果を強く求めていきたい」とゴールに直結するパス、ゴールを狙う。

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ビブスなし組みでトップ下に入り、攻守に渡り豊富な運動量を見せた山田直輝選手は「意識的に動かすこと(身体を)をしています」と笑みが零れ「柏のスタジアムは、ユースの時以来です。あのスタジアムが、満席になる雰囲気は、僕は好きなんで・・・。明日、楽しみです。埼スタでは、味わえない近さの声援なんでね。(出場したら)沢山動いて、沢山ボールに触って自分らしいプレーをしたい。(横断幕や旗が無いが)今まで掲げてくれているのは、知っているし、どんなの(横断幕や旗)があったか記憶している。無いからと言ってサポーターの気持ちが伝わらないわけではない。声では変わらず応援してくれているので、ピッチで恩返しをしたい。背番号6で躍動する姿を見せたい」と目を輝かせて話した。

ナビスコ杯初戦の相手は、昨シーズン、決勝で敗れた柏である。しかも、柏のスタジアムでの対戦は、2004年11月23エメルソンがハットトリックを決めて4-0と快勝した時以来となる。 昨シーズンのナビスコ杯の悔しさと共に、10年前の再現のように快勝して、ナビスコカップ予選突破に向けた足掛かりにしたい。

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