浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】天皇杯初戦の浦安SC戦に向けて最終調整を行う<柏木、森脇、関根、興梠コメントあり>(2014/7/11)

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全力で天皇杯の初戦、浦安SCに挑む

台風一過の快晴に包まれた午後2時から、浦和は天皇杯2回戦の試合前日練習を行なった。

立っているだけでも汗が止まらない、サウナを思わす、うだるような蒸し暑い中で、約30分アップを行なった後に、ハーフコートでのミニゲームを行なった。

ビブ組はGK西川、DF槙野、那須、森脇、MF宇賀神、阿部、青木、梅崎、柏木、李、FW興梠。ビブなし組はGK加藤、岩舘、DF濱田、永田、坪井、平川、MF関口、山田、鈴木、関根、FW阪野、矢島。

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4-4-2として浦安SCを意識した布陣となった。仮想浦安SCとなったビブなし組は、ボランチの鈴木啓太選手を中心に、しっかりとブロックを形成して守備の意識が高く、攻守の切り替えも早かった。苦戦を強いられる形となったビブ組は、焦ることなくピッチをワイドに使いながら、サイドから揺さぶりを掛けたり、槙野智章選手や那須大亮選手から相手DFの裏を突く縦に早いロングボールを仕掛けるなど多彩な攻撃を見せていた。素早く攻撃のスイッチを入れるところとゆっくりと攻撃を組み立て直すところのメリハリをつけていた。

柏木「リーグ再開に繋がる試合になる」

前線3人のコンビネーションの手応えを感じているように柏木陽介選手は「普通にやれることをやって、しっかりと点を獲れるところで点を獲る!相手がどんなチームでも攻守の切り替えを早くしたい。1トップとシャドーの距離間が良くなっている。試合の流れでシャドーとトップのポジションが変われば良いし、ツートップのようになっても良いと思う」と話し「リーグ再開の新潟戦に繋がる試合になる。暑くてしんどくなった時に、一人一人がどれだけ出来るかが大事だ」と身を引き締めた。

森脇「チャンスを物にすれば優位になる」

森脇良太選手「ピリッと試合に入らないといけない。相手は、必死にゴールを守って意気込んでくると思う。焦れずにやらないといけない。(ゴールを決める)チャンスをものにすれば優位になるが、チャンスを逃すと苦しい展開になる。チャンスに拘っていきた。中から外、外から中と上手く使い分けてやれば、相手もまとを絞れないと思うし、体力を奪うことが出来る。攻撃のバリエーションの多さを使っていきたい」と気合を入れた。

関根「サイドから仕掛けることが自分の見せところ」

ビブなし組でも軽快な動きを見せていた関根貴大選手は「難しい試合になると思う。力の差を見せ付けたい。相手はゴール前を固めてくると思うから、コンビネーションやラストパスの精度が大事になってくる。ボールを回しているだけでは、相手を崩せない。自分がサイドから仕掛けていくところが、自分の(プレーの)見せどころだと思う。積極的に行くことが大事だが、判断力の良いプレーをしたい」と話した。

天皇杯の初戦の相手となる浦安SCは、関東サッカーリーグ1部に所属しているクラブである。一発勝負の天皇杯だけに、相手はゴール前を固めてカウンターを狙い「浦和にひと泡吹かせてやろう」としたたかにやってくると思われる。そこは、浦和らしくボールをポゼションしながら、相手を上手くいなして勝利を目指したいところだ。全力で天皇杯の初戦となる浦安SCに挑む。

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タカネェの今日のイチオシ!

リーグ戦中断期間に、ずっと1トップのポジションで練習していた興梠慎三選手のゴールに向かうプレーを観て欲しい。今日のミニゲームでも槙野選手からのロングボールをDFの裏で受ける素早い動きが光っていた。

興梠慎三選手は「一番、こういうゲームが難しい。格下と言われる相手に、いつも僅差で勝つか、危ない試合になる。気を引き締めてやらないといけない。暑いですし、一人一人が頑張らないとダメだ。気持ちの問題だと思う。結果に拘ってやりたい。とにかく明日はゴールを決めたい」と積極的な姿勢でゴールを目指す。

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