浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】川崎とのトレーニングマッチ第1試合<永田、直輝コメントあり>(2014/11/15)

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第1試合は、サブ組での対戦

中断期間の合間、浦和にとっては貴重な練習試合が、川崎の練習場で行なわれた。天候にも恵まれ、30分×4本であったが、2チームに分かれて実質30ハーフの2試合が行われて、浦和から訪れたファン・サポーターと川崎ファン・サポーターが約1000人が見守った。 まずは1試合目浦和のメンバーはGK岩舘、DF濱田、永田、坪井、MF関口、茂木、鈴木(山田)、関根、マルシオ、山田(渡邉・川上)、FW阪野で挑んだ。

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対する川崎の1本目は、センターバックに中澤選手と稲本選手を起用していた。試合は、前半の立ち上がりから浦和が前からプレスを掛けて、リズムを掴みかけるも、川崎は徐々にセカンドボールを拾って主導権を握りだした。

そんな中、17分に鈴木啓太選手が体調不良を訴えてユースの渡邉選手と交代。山田直輝選手がボランチのポジションに下がり、ゲームをコントロールし始めると再びリズムを取り戻していった。

また、永田充選手からも前線やワイドに良いタイミングのロングフィードが入るなど良いシーンは見られたが、決定的なシーンはお互い作れず前半を0-0で折り返すこととなった。 後半は、立ち上がりから川崎に主導権を握られてしまった。

後半12分には金久保選手にDFの裏を取られてGKと1対1のシーンを作られるも、岩舘直選手が落ち着いて相手を見て好セーブを見せた。浦和は後半18分には、ユースの渡邉選手に代わり川上選手が出場。 浦和の選手交代直後に、DFの裏にスルーパスを通され、抜け出した山越選手に冷静に決められ先制点を許してしまった。

しかし、何としてでも結果に拘りたい1本目の試合メンバーたちは、意地を見せて川崎ゴールへ襲いかかった。終了間際には、マルシオ選手のスルーパスに山田選手が抜け出したが、決定的なチャンスを生かすことが出来ず試合は、0-1で敗戦を喫した。

1試合目は、良い流れの中で得点が決められず苦しい展開になってしまった。ユースの選手にとっては良い経験となった練習試合だが、コンディション調整だけでなく1試合目のメンバーは結果に拘りアピールをしたいところだった。

永田「ビルドアップ時の動き出し、配球の質を求められていた」

永田充選手は「結果は気にしていない。後方からのビルドアップの時の動き出しや配球の質を求められていた。前半は、良い形で何本か出せたが、後半は前線にボールが出なかった。失点はしてしまったが、ボールを回すチャレンジをしていた。得点に繋がる崩しが出来ればもっと良かった。前半は、プレスも早めに行けて、全体で上手く守れていた。得点まで持って行けなかったのは、残念。ガンバ戦までは、まだ1週間ある。良い準備をしたい」と気合を入れた。

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直輝「やっていて楽しかった」

山田直輝選手は「決められなかったのが悔しい!」と決定的なゴールチャンスを逃したことを悔しがった。そして「プロ相手に練習試合が出来たのは良かった。今日は、アシストとか得点とかで結果を出したかった」と口を尖らせて自分自身に怒りを感じていたようだった。途中からボランチのポジションに入って「僕は自由にやるので・・・『前に行くからバランスを取ってくれ』とリキヤ(茂木選手)に言って上手く出来た。シャドーは、一発でDFの裏に抜けたり、ワンタッチやツータッチプレーが多くFWに似たプレーを求められる。中盤に下がるとボールを触れて自分らしさが出た。コンディションも上がってきてサッカーやっていて楽しかった」と手応えを感じていた。だが、後半に関して「前と後ろの距離が遠く、流れや厚みのある攻撃が出来なくなった。川崎が先制したので、相手は退いてゆっくりと川崎らしいボール回しをしてきた」と後半に川崎に主導権を握られてしまったことを振り返った。

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