浦和フットボール通信

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【2015Jリーグプレスカンファレンス】山田直輝「開幕ではレッズサポーターをがっかりさせたい」<2015/2/20>

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――山田直輝選手からみて湘南は、どういうチーム?
湘南というチームは、どこのチームよりも走り、90分間隙を与えずに、相手にプレーをさせないような、そういうプレースタイルが湘南の良さだと思います。湘南の練習は厳しいとは聞いていたのですが、実際にやると想像よりキツイですね。練習試合をやってみて、このチームのサッカーで90分間戦えるようにしないといけないなと思うので、怪我をせずに、もっと厳しい練習をこなしていきたいですね。浦和では、試合にあまり出れていなかったので、運動量、質の部分で忘れているところがあるので、ここでプレーをしながら、思い出していきたいと思います。 ――その湘南で何を求められての加入だと思いますか?
湘南の補強ややりたいことを見ると、その選手を見るだけで、なにがやりたいかが分かる人選をしているので、走って攻守に関わるという自分のプレースタイルを全力で出すことが期待をされていることだと思うので、そこに務めていきたいです。湘南はJ2で優勝をしているので、完成しているチームなので、新しく入った選手はうまく融合して、自分たちの良さが出せるようにしていくようにやっていかないといけないと思います。

――チョウ・キジェ監督はどんな監督?
チョウさんは、サッカーが大好きで、熱くて、ピッチの外では茶目っ気のある人です。僕自身が、プロになってから、日本人監督が初めてで、言葉が通じる監督なので、凄くやりやすいですね。

――背番号はレッズユース時代もつけていた8番
背番号は8を頂きました。僕は特に希望をせずに、チームが用意をしてくれました。ジュニアユース、ユースでもつけていた番号なので、違和感はないですね。ベルマーレにとって8番は特別な番号だと思いますので、それを頂いたことには感謝をしたいですね。湘南のこのユニフォームを着て、走り回ってプレーする機会を与えてくれた湘南に感謝の気持ちをピッチで表現したいと思います。

――湘南のチームには慣れてきましたか?
トルコ合宿では疲れすぎていて、オフは時間があれば寝ている感じでした。ご飯食べて、少しみんなとお茶して、寝て、また練習をすると毎日で……。同部屋は大竹洋平だったので、色々と話をしましたが、それ以外は練習場でしか会わない感じでした。チームとしても、ここまでは個人のコンディションやチーム戦術をやってきたので、ここからコミュニケーションを多くとって、コンビネーションをあげて、試合に向かっていく所だと思います。

――壇上では、阿部選手と握手をしました。
今までの日常のような感覚で、練習が終ったあとに握手をする気分でした。 今日は和気藹々と握手しましたけど、試合の時はガッチリすると思います。試合の時には別の勘定があるのではないかという気はしています。もちろん、浦和に対して感謝の気持ちとリスペクトの気持ちを持っていますけど、今はこのユニフォームを着ているので、浦和に立ち向かっていきたいと思います。僕のサッカーは浦和地域だったり、レッズで学んだことが全てなので、自分のサッカーを全力で出すことが感謝の思いに繋がると思いますし、それを出すことが湘南に来た意味でもあると思います。

――リーグ開幕戦は、その古巣・浦和レッズとの対戦です。
今まで来ていたチームのユニフォームと対戦するのは人生で初めてなので、着ていたユニフォームが相手としているのは想像つかないですが、楽しみではあります。開幕戦なので、浦和が驚くようなプレーをしたいですね。浦和はACLやゼロックスの試合があって、僕たちは、レッズの試合を先に見ることが出来るので、自分たちにとって優位に働くのではないかと思います。開幕戦では、どちらが自分たちのスタイルを貫いて表現できるかという部分で、勝敗が決まるとは思いますので、湘南スタイルを信じて闘いたいと思います。

――レッズサポーターには、どのように迎え入れてもらいたいですか?
レッズサポーターの迎え入れ方は……。そこはサポーターの自由ですから、お任せしますが、BMWスタジアムにきて、帰る時には、レッズサポーターががっかりしながら、でも直輝のプレーは良かったね、と言ってもらえる試合にしたいです。

IMG_4493北浦和少年、レッズの後輩でもある矢島慎也選手が、ブースに遊びにきて談笑するシーンも。

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