浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】「次に僕がゴールを決める番だ!」高木のセットプレーも大きな武器になる。<柏木、永田、李、槙野、橋本、チョンテセ、ソジョンオン監督(水原)コメントあり>(2015/4/21)

今日のイチオシ!「高木俊幸選手」

横浜FM戦からメンバーを大幅に入れ替える可能性がある中で、ミニゲームの動きが良かった高木俊幸選手だ!

高木選手は「とにかく、勝たないといけない。逆に、守る必要がない。攻めて、攻めて、攻めまくる!直くん(石原選手)も怪我したし、移籍組の順番的に、次は僕がゴールを決める番だ。得点が欲しい。だけど、ゴールに拘り過ぎて、悪い判断にならないようにしたい。ゴールとチームプレーのバランス良くやっていきたい」と話した。冷静な判断からのパスと仕掛けは期待出来る。

そして、水原戦で浦和が攻撃的になればなるほど、水原は退いて守り前線のテセ選手に合わせてカウンターを狙ってくることも考えられる。退いた相手を崩す難しさは、チーム全員が感じている。高木選手の蹴る正確なセットプレーも、大きな武器になる。明日の水原戦での活躍を祈って、今日のイチオシは高木俊幸選手。

柏木「全力で闘う」

柏木陽介も厳しい表情で「厳しい展開になっていて、難しいが、自分たちが遣れることを遣れば問題ない。ACLグループリーグ突破を掛けて、全力で闘っていく」と話した。

永田「勝つしかない」

練習後、永田充は「勝つしかないから、前からプレスを掛けて行きたい。後ろは、ゼロで行きたい。最近は良い流れでチームは来ているから、勝って週末のリーグ戦に繋げたい。試合に出てない選手が多く出場するかも知れないが、アピールしつつ頑張りたい」と自身をアピールしながら無失点勝利を目指す。

李忠成「返り討ちにしてやる!」

得点の期待が掛かる李忠成は「絶対に勝たないといけない。ゴールを決めるチャンスはあるし、きっかけにしていきたい。水原は、パワフルで球際に強く韓国らしいチームだが、パスを繋いで来る良いチームだ。水原は引き分け狙いで来るかも知れないし、やってみないと分からない」と言いつつも「水原にテセさん(チョン・テセ)がいて、メールが来た。『2ゴール、2アシスト!見れば震えあがり、ビビるだろう!』って、だから『返り討ちにしてやる!』と返しておきました。勝って、ACL予選突破に望みを繋げたい」と話した。

槙野「ゼットプレーが重要になってくる」

同じく、チョン・テセからメールを貰った槙野智章は「テセとは、色んなチーム、国で対戦して来た。真剣勝負出来ることが楽しみ。テセも浦和と対戦出来る喜びを感じていると思うが、空回りすると思う。第一、あいつの髪型がヤバいから、試合の前に日本で美容室へ行けって」とピッチ外で言葉攻め。そして、「僕達が、ボールを保持してゲームを支配する。前に出る守備良さを出していく。ゲームが拮抗したら、セットプレーが重要になってくる」とアグレッシブに闘う構えを見せた。

橋本「次にきたチャンスを生かしたい」

アウェーの水原戦で先発出場した橋本和選手は「水原は、球際に強くシンプルにテセへ放り込んで来るのは脅威だ。水原戦に出てから、あまり試合に出れなくなったが、次に来たチャンスを生かしたい思いはある。ワイドからのセンタリングを合わせて、点に繋げたい」

チョン・テセ(水原)「組織で闘ってチームで勝つ」

また、辮髪のような髪型で公式会見に臨んだチョン・テセは「この髪型にして、評判が良くない。短髪の印象があると思うが、ロン毛にしたかった。親に言われようが、槙野に言われようが、このスタイルを変えるつもりは無い。負けられないので、削り合う気持ちで頑張る」と話し、「槙野は、1対1にも強く、組織で守れる選手だ。かつて自分はエゴだったが、周りを使うプレーの成長過程だ。1対1で闘うよりも組織で闘って、チームで勝つ。お手柔らかにお願いしたい」と大人の対応した。

ソ・ジョンオン監督(水原)「明日突破を決める」

ソ・ジョンオン監督は「浦和はJリーグで首位で良いチームだ。我々はKリーグの上位だ。アウェーで大変だが組織的に面白い試合展開が出来ると思う。明日はグループリーグ突破を決める」と勝利宣言をした。

生き残りを掛ける浦和と予選突破を決めたい水原。どちらも譲れない思いは強いが、アウェーで逆転負けを喫した水原に、浦和の意地を見せたいところだ。

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