武藤「浦和で結果を出してまた代表に選ばれるプレーを見せたい」

日本代表から外れた武藤雄樹選手は「入れなかったのは残念だし、悔しい。結果を出して、また選ばれるプレーを見せたいし、次の代表発表もあるでしょう？！良い調子を維持して、浦和で良いプレーをして行けばよい」と気持ちを切り替えていた。そして、横浜FM戦に向けて「相手は４バックでくる。ウイング空いてくると思うから、そこを生かせれば良いと思う。戦術的な部分で、ズレが出る。中盤を外さないようにして守る。１ｓｔステージで８点獲った。１ｓｔで出来たことをセカンドでもやりたい」と守備だけでなく、ゴールへの意欲も見せた。

ズラタン「自分は100%を出すことしか考えていない」

一方、スロベニア代表に復帰したズラタン選手は「代表に入れて、本当に嬉しい。マリノス戦でしっかり勝って良い状況で、笑顔で母国に戻る」と話し「マリノスは素晴らしいチームだ。経験豊富な選手も揃っている。強い選手に仕事をさせないことだ。しっかりとしたポテンシャルを持って闘う。良い練習が出来ているから、日々の練習でやってきていることを見せるだけだ！」と話した。しかし、前回のスロベニア代表召集前の柏戦で負傷して代表を辞退しただけに不安な要素がある。その不安を一掃するように「怪我しないように何て、全く意識していないよ！意識していると悪い方に転がることがあるからね。自分は100％を出すことしか考えていない」と全力を出して横浜FM戦に挑む。

槙野「前に出てボールを奪う守備をしていく」

槙野智章選手は「ファールのところは、今の代表でも言われている。セットプレーの33％はゴール前での危険なファールだ」と具体的な数字を上げて、「無駄なファールが多い。ファールをしないボールを奪う守備を意識してやれている。明日のゲームは、セットプレーがかなり左右すると思う。中村選手のキックの精度も良いし、中に合わせる選手もいる。けど、恐がる守備ではなく、前に出てボールを奪う守備をしていく」と勝敗を分けるポイントの１つにセットプレーを上げ、ファール無しで相手の攻撃の芽を摘んでいくようだ。

西川「いろいろな場面をイメージしている」

西川周作選手は「今日はリカルドコーチは、来ていないですね。明日は横浜で近いし、試合に来てくれるかも」と３日間連続で視察に訪れた日本代表リカルドGKコーチの存在を気にしながら「勝って良いイメージで代表へ行きたい。マリノス戦は、１点勝負のイメージがある。斎藤も良いシュートを持っている。集中力を切らさない方が勝つ！！特に後半は、間延びしないようにDFラインを高くして、行けるところ構えるところをはっきりしていく。俊さん（中村俊輔）のボールの質は、凄いものがある。ガチガチにならずに、駆け引きをしていきたい。立ち位置とかポジショニングも重要だ。中澤さんやファビオにファーで合わせて来たりする。いろんな場面をイメージしています」と身を引き締めていた。