浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】惨敗で傷ついた心の建て直しを行い、ナビ準々決勝・第2戦へ(2015/9/4)

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気持ち切り替えて第2戦へ

浦和の練習場の隣接する大原中学校から、秋の体育祭に向けて練習する声が聞こえ、空が少し高く感じられる9月4日。ナビスコカップ準々決勝の第1戦目の大敗した浦和にとって、気持ちを切り替えるには良い天気に恵まれて練習が始まった。

昨日は、アウェイの新潟から戻って来て選手のコンディションを考慮したクールダウン組とフィジカル系のランニング組と分かれてボールを使わない軽めの練習であった。そして、今日の練習も昨日に続きアップ後に、2グループに分かれてコンディション調整が行なわれていた。

軽めのランニング組は、DF永田、森脇、阿部、MF平川、橋本、青木、柏木、武藤、FW李の9選手であった。梅崎司選手は、ランニングしながらストレッチを組みこんで独自のリズムで走っていた。特に目を惹いたのは、大外を意識して走る平川忠亮選手、橋本和選手、青木拓矢選手、柏木陽介選手であった。阿部勇樹選手と森脇良太選手が何やら話しながらランニングをしていたことも気になった。

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ボールを使った練習組は、DF加賀、那須、岡本、MF宇賀神、関根、斎藤、茂木、鈴木、高木の9選手であった。

3人1組になりショートパスやロングボールの基本練習後、3人でリズミカルにパス交換からウエーブを作る動きを入れた(3人が三つ編みのような動き)シュート練習などを行なっていた。

軽めのランニング組は、40分ほどで練習を終え、それぞれが自分に合わせたコンディション調整をしていた。練習後に、武藤雄樹選手と柏木陽介選手がミシャ監督に呼びとめられて話をしていたのも気になった。

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ボールを使用した組の鈴木啓太選手は「今日は、良く走らされた」と漏らしながらも笑顔を見せていた。那須大亮選手は負荷を掛ける居残りランニングで追い込んだり、岡本拓也選手はいつも通り居残りランニングをしていたが、いつも一緒に居残る青木選手の姿がなく「何か、1人で走ると時間が長く感じる」と寂しげであった。

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また、宇賀神友弥選手も1人で体幹を入れながらランニングを行ない筋トレルームへと入っていった。右足内転筋損傷の槙野智章選手は、「今まで使っていた白い帽子の汚れが落ちなくなってしまい、赤い帽子にしました」と昨日から帽子の新調と共に心機一転してリハビリメニューをこなしていた。

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惨敗で傷ついた心の建て直しが、2日間かけて行なわれたように思えた。

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