浦和フットボール通信

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【河合貴子の試合レビュー】同点ゴールの清家「あの角度からのシュート練習をしていた」<清家、長船、高畑コメントあり>(2015/9/22)

清家「あの角度からのシュート練習をしていた」

同点弾を叩き出した清家貴子選手は「失点して流れを相手に与えたくなかった。千夏さん(吉良選手)からボールが来て、あの角度からのシュート練習をしていたので、良いコースに飛んでくれた」とニヤリと笑った。

「自分たちのペースで進めることが出来た。後半は、得点が入らずに、時間が経つと共に焦りが全体的にあった。千夏さんは、足元だけでなく裏にも抜けてくれる動きをするので、空いたスペースに入ろうと思っていた。ラストパスの精度やボールをもらう動き出しの精度を上げていかないといけない」と身を引き締めていた。

長船「取りあえず、ホッとしている」

長船加奈選手は「丸山さんは、飛び込み過ぎたらターンされるのは、分かっていた。間を置き過ぎた。もっとDFラインでガッツリ行って潰し切れたら良かった」としっかりとした守備を見せていながらも反省点を口にした。そして「すぐに1点を返せたのは、良かった。ただその後、フィニッシュが出来ずに良い形で繋いでも最後の所でパスカットされた。そこを合わせていかないといけない。上手く合わせていかないと致命的なカウンターに繋がる。志帆(高畑選手)と2枚残っているが、奈津希(岸川選手)を残すことを意識してやった。取りあえず、ホッとしている」とエキサイティングシリーズ上位対決に進出して安堵の表情を浮かべた。

高畑「勝ち点3を獲るべき試合だった」

キャプテンを務めた高畑志帆選手は「失点の部分は、時間帯を考えると相手が前からプレスを掛けて勢いに乗っていた時間だった。失点が1つの要因になって、自分たちがやりたいことが出来なくなった。試合の流れを組み取って、チーム全体が行けず・・・。1点をすぐに獲り返したのは、良かったけど・・・。追加点を獲るのに、どうやってゴールに向かうのか、バラバラだった。三知(後藤選手)がいない中で、勝ち切れなかった。勝ち点が0よりは、良いが・・・。ベレーザ戦で勝ち点1が獲れたのに・・・。勝ち点3を獲るべき試合だった」と下向き加減に言葉が重かった。「でも、この勝ち点1でエキサイティング上位対決進出が決まったけど」と伝えると高畑選手は「えっ!!本当ですか?!」とビックリしながら笑顔を見せた。「試合に勝つことしか、考えていなかったぁ~。決まったのであれば、良かったです。最終戦のINAC戦をエキサイティングシリーズに繋げる試合にしたい」と希望に満ちた目を輝かせた。

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