浦和フットボール通信

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【無料記事/河合貴子の大原なう】大ベテランとして戻ってきた盛田剛平選手(2015/10/31)

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今日のイチオシ!!浦和を離れて15年が経った「盛田剛平選手」

大卒ルーキーとして浦和に加入した時に、その長身から「利き足は、頭です!」と明言を残した盛田剛平選手。浦和を離れて15年もの年月が経った。すっかり大ベテランとなった盛田選手は、39歳。浦和、セレッソ大阪、川崎、大宮で活躍し、広島時代にはミシャ監督と下でDFにコンバートされた。2012年から甲府に所属し、昨シーズンから8年ぶりに馴染みのあるFWで活躍している。バレー選手に代わって2本目から途中出場であったが、ワントップを務めた盛田選手が今日のイチオシだ!!

 

甲府の選手を今日のイチオシにするのは・・・と悩んだが、プロになって紆余曲折しながらも盛田選手に敬意を示して今日のイチオシにしたい。試合後にミシャ監督をはじめ鈴木啓太選手たちと旧交を温めていた。盛田選手は「楽しく出来ました」と嬉しそうに笑い「DFの裏に出たボールに対し、ミシャから俺が追い付けるわけ無いだろうって言われたよ」と照れていたが「浦和のサポーターが、拍手してくれたりして、嬉しかった。俺がいた昔の大原とは違うね」と懐かしがっていた。そして、真剣な表情で「僕にとっては、大事なアピールする練習試合だった。点も取りたかったけど、役割があるしね。退いて守るのは、うちの色だ。ボールを取った時に、どれだけ前に付けるかだ。浦和は、あれだけ退かれたらやり辛かったと思うよ。浦和がボールを回していても、食いつかずに中に入って来たら奪って展開だったからね。リーグ戦、あと2試合。どうにかコンディションをキープして試合に出たい」と話していた。チームプレーに徹し、虎視眈々と公式戦の出場機会を狙いトレーニングマッチでアピールしていた。そのベテラン盛田選手の姿勢に感銘した。

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相手のクリアーボールやバックパスが目の前にこぼれて来るは、運だけではない。ポジショニングが良い部分や走り込む姿勢だと思う。こぼれ球を冷静に決めたズラタン選手は「今日は、長い時間プレー出来た。甲府は良いチームだ。J1のチームと効果的な練習が出来た。レベルの高い練習試合だった。チャンスはもう少し、良い意味で生かせるところはあった。もっともっと良くなっていく要素はあった。数試合、重ねて行くことで前線の3人の連携が良くなっていく。甲府は、川崎に似ているシステムでやっている。川崎戦に備えて良い準備になったと思う。川崎の攻撃は良いところがある。ボールを保持して危険なシステムの中で遣って、試してみたことが沢山あった」と川崎戦に向けての良いトレーニングになった。

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