【河合貴子の大原なう】恩師との対戦となる武藤「9番に値するプレーをしたい」<武藤、関根、永田、遠藤コメントあり>(2016/2/23)
武藤「9番に値するプレーをしたい」
仙台時代にシドニーFCのアーノルド監督の下でプレーをしていた武藤雄樹選手は、公式記者会見でアーノルド監督が危険な選手の1人に武藤選手の名前を上げたことを知ると「覚えていてくれて嬉しい。監督が就任して、使ってもらえるようになった自信がついた。良いプレーを見せたい」と嬉しそうに話した。そして「周りの皆さんは、僕の9番に期待を込めて見てくれている。最初の試合なので、9番に値するプレーをしたい」と意気込み「シドニーは、みんなデカい。高さではかなわないが、走ることでは、負けない。ホームで勝たないといけない。予選突破は、ホームで勝つことだ。ボールは、重い感じで、シュートがぶれるから、キーパーは嫌だと思う。シュートを打って、零れ球を狙いたい」と泥臭くゴールを狙っていく。
関根「入場した時の光景が楽しみ」
ミニゲームで、ゴールライン際まで抉りクロスをあげたり攻守に渡り運動量を見せていた関根貴大選手は、ACL使用のボールについて「蹴りづらい。当たりところによって、飛ぶ球種が違う。失速したり、伸びたり、空気入っているのかなぁ?ブニョブニョしてる感じがする。普通に蹴って押し出す感じだとブニョブニョ感がある。ロングボールを逆サイドに蹴るとぶれる。攻撃的な選手は、シュートをどんどん打って行けば良いと思う。こぼれ球に反応出来るようにしたい」と話し「シドニーは、センターバックに高い選手がいるから、単純にクロスを入れたら駄目だ。抉ってラストパスが出せるかどうかだ。意識してやって行きたい」と攻撃的な姿勢をみせた。そして「ACLの1日前に埼スタで練習出来るのは、違う物がある。入場した時の光景が楽しみだ」とACL開幕戦をホームで迎えられることを心待ちにしている。
永田「勝って今シーズン良い入りをしたい」
指宿キャンプでは槇野智章選手が、昨日の練習では那須大亮選手が、そして今日の練習では永田充選手が3DFの真ん中を任されていた。ポジション争いが激しい中、永田選手「良いアピールをすれば、次に繋がる。キャンプから新しく入った選手もフィットしている。誰が出てもおかしくない状況だ。しっかり結果を出せば、使って貰える」と気合いを入れた。そして、「ビルドアップ、サイドチェンジの仕掛けを出せば、相手のDFは崩れる。シドニーは困ったら蹴って来るから、弾けるようにしたい。ホームで初戦を迎えられるのは良い。今までのACLは、良い流れを作れないところもあった。チームの雰囲気も勝つと違う。勝って、今シーズン良い入りをしたい」と話した。
遠藤「スタメンでもベンチでも気持ちは変わらない。楽しみです」
ビブなし組であった遠藤航選手は「チャンスを貰えれば、自分の良さを出して勝利に貢献したい。相手は、高さも速さもある。それに勝っていかないとうちのペースにならない。自分としては、相手を潰すことを意識していく。スタメンのメンバーが分からないようにしていて、同じようなモチベーションで試合にもって行かせるようにしている。スタメンでもベンチでも気持ちは変わらない。楽しみです」と目を輝かせていた。