浦和フットボール通信

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【選手ミニコラム】常に闘う準備を心がける平川忠亮選手の姿勢がイチオシ

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Report by 河合貴子

今日のイチオシ!常に闘う準備を心がける平川忠亮選手の姿勢

流通経済大学と30分×2本で行われた練習試合は、前半は立ち上がりに那須大亮選手が決めて1-0、後半はズラタン選手、梅崎選手、平川選手、ズラタン選手が決めて4-0と大量得点だけ見れば大学生相手に完勝したと言えるが、試合球もACL使用のボールも使い、ソウルの中盤をイメージしてみると、縦パスも入らずにチャレンジする姿勢がもう少し見られても良かったのではないかと思ってしまった。

何か思うことがあったのか、クールダウンする選手たちから、ひとり離れて黙々とランニングをする平川忠亮選手の姿があった。

ランニングを終えた平川選手は「プラス30分走った。90分動くことをしていないので、堀さんに話してOKをもらった」とニヤリと笑った。

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そして「試合がなかなか出来ないから、公式戦をイメージして、良いゲームの入りとハードワークを意識した。前半は、向こうの守備を打開出来ずに苦労したが、慌てずにボール動かしながら一発のチャンスで先制したし、まあ我慢しながら動かすことも必要た。後半、相手が疲れてきたところで点が獲れた。司が(梅崎選手)仕掛けて、カウンターで相手DFも少なく、自分のマークの切り替えも遅かったので良いボールが来て触るだけだった。たまには良いですねぇ」と嬉しそうに笑った。

「練習では、小さいコートでやるので、大きなコートでランニングスプリントを大事にやっていかないといけない。今、試合に出ている選手のサポートもそうだけど、闘えるようにキッチリと準備したい」と話した平川選手の心意気に脱帽した。

今日のイチオシは、闘えるようにしっかりとした準備を心がけていた平川選手だ。

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