全国トップクラスのチームが浦和の子と対戦!浦和トレセン交流大会
今年で6回目の開催となる「2016年度浦和トレセン交流大会」(主催:さいたま市南部少年サッカー指導者協議会)が、7月2日(土)に荒川総合運動公園サッカー場にて開催された。
この大会は、浦和の子供たち(4種・小学生年代)に全国トップレベルのJクラブ下部組織などのチームと対戦する経験を積ませたいという思いの下、地元の指導者組織である、さいたま市南部少年サッカー指導者協議会によって企画されている。技術部副委員長の町田隆治さんは「浦和の指導者の繋がりで、Jクラブチームなどトップレベルのチームに毎回集まって頂いている。子供たちは日々成長する中で、トップレベルのチームと対戦をすることで自分たちの力を図かることは成長に繋がる。子供たちにも指導者にもトップレベルの力を実際の肌で感じてもらいたい。」と語ってくれた。
実際に参加チームは、大宮アルディージャJr、浦和レッズJr、柏レイソルA.A. TOR’82、鹿島アントラーズつくばJr、柏レイソルU-12のJリーグ下部組織チームからバディーSC、三菱養和SC巣鴨Jrと強豪クラブのトップチームが参加(浦和レッズJrは遠征のため5年生チームが参加)。そこに浦和のトレセン選抜トップチームのFC浦和と東西南北の浦和トレセンチームがしのぎを削った。
大会は、12チームを3チームずつの4グループに分けて予選リーグを行い、各グループ同順位となった4チームによる順位決定戦が行われた。また、試合は8人制の15分ハーフ。順位決定戦1位トーナメントは20分ハーフだった。
「Jクラブチームでも手を抜くことができないくらいハイレベルですよ」と事務局も務める技術委員の石川靖彦さんが教えてくれた通り、ハイレベルの戦いが繰り広げられて、三菱養和SC巣鴨Jr、FC浦和、柏レイソルA.A. TOR’82、大宮アルディージャJrで争われた1位トーナメントを大宮アルディージャが決勝戦で三菱養和SC巣鴨Jrを1-0で下して、優勝を決めた。
閉会式で、優秀選手が各チーム2名に授与され、町田章司さいたま市南部サッカー指導者協議会会長から「この経験を下にさらに努力してほしい」との言葉が送られて大会は終了した。
このようなトップレベルの大会が開催できるのも、浦和のサッカー文化の高さを感じることができる。浦和の恵まれた環境の中からサッカーのトップレベルを目指す選手が一人でも多く出てきてくれることを期待したい。