浦和フットボール通信

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【河合貴子の試合レビュー】300試合出場の柏木「自分のためだけでなく、人ために動くことが出来たらうちのチームの良さは出る」

試合後、すぐにスパイクを脱いで裸足になり左足を気にしていた柏木陽介選手。試合後のファン・サポーターの挨拶も北ゴール裏とメインスタンドのみとなってしまった。歩くのも痛そうで、第五中足骨骨折かと心配であった。

柏木選手は「足の裏の皮がむけた。ベロンんって前の方。砂が入ったのかなぁて思って残り30分ぐらいやっていた。あのまま良くやったかなぁって感じ。正直、凄く痛かった」と左足の裏が豆が出来たように水膨れになっていたのが試合中に潰れて皮が剥けていたのだ。

試合終了間際に、槙野智章選手からのスルーパスに走り込んで放ったシュートを「足の裏が痛くなかったら、もう少し狙えた。折り返しも考えたが、GKがニアを消していたからファーが空いているとイメージがあった」と残念そうに話し「あの時間帯に、槙野が上がって行って、後ろ回れると言うのは色んな選手が出来る訳ではない。あれで使わんかったら、俺に(相手DFが)付いて来たら槙野がシュート撃てるし、動き出しの部分。みんな人のために動くこと。自分のためだけでなく、人ために動くことが出来たらうちのチームの良さは出る」と柏木選手は話していた。

足の裏の皮が剥けて痛い中で、最後まで良く我慢してチームのために走り、ゴールを目指していた。

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